【苗場でスキー、DCブランド、ボディコン、バブルで流行ったあれこれ】今どき50代はなぜ戦闘力が高いのか?
創刊した14年前は40代に向けた雑誌だった美STですが、当時の読者たちが今、50代のステージへ。なんだか元気で、ずっと綺麗で、やけに楽しそう!と30代40代、もっと年下の世代からも注目が。1963年〜1973年生まれの今どき50代をスーさん・堀井さんと振り返り!
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▶【ジェーン・スーさん×堀井美香さん】50代ってぶっちゃけどうですか?
堀井美香さん 51歳
元TBSアナウンサー。柔らかで落ち着いたナレーションから、太く低い声、コミカルな声までこなすベテラン。飾らない可愛らしい人柄と時に見せる奇想天外な発想、発言が大人気。出身地秋田で開催された朗読会が好評で、’24年東京でも開催予定。長女・長男は独立し町田で夫と二人暮らし。
ジェーン・スーさん 50歳
コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家。文京区生まれ。レコード会社、眼鏡メーカーを経て本誌連載をはじめラジオなどで活躍。TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」は今秋から3時間放送に拡大。ユーモアを交えた軽快な喋りと独特の文章に共感しファンになる人があとを絶たない。
今どき50代はこうやって生きてきた!
現53〜58歳くらいが中心となったバブル時代はペンションでスキー、DCブランド、ボディコン、真紅や青みピンクのリップなどが流行。
スーさん「DIORの六角形のピンクリップが大ハヤリしてみんな持ってた!」
美香さん「口紅の影響、ずっと受けてる。今はベージュピンクが好き。秋田出身だから子供の頃から体育の授業でスキーしてたし毎年行ってました」
スーさん「昔は苗場にスキーに行っていたけど今は全くしてない。最近は苗場といえばフジロックだね」
’80年代後半〜’90年代前半をJJ誌面で振り返り!
スキーウェア特集が何ページも掲載。夜遊び服や今日の口紅などがお決まりの人気企画でした。JJ片手に街を闊歩するOLや女子学生がお洒落の象徴。
JJを牽引してきた梨花さんは今50歳、ブレンダさんは51歳。二人とも今も引き続きトップモデルとして活躍。いつの時代も象徴的な存在。
2009年創刊の美STは読者層が今は50代に
バブル崩壊、長期経済停滞期に入り就職氷河期到来。何十社受けても内定をもらえない学生が続出。現50歳は団塊Jr.世代で人口最多だが、厳しい競争社会を生きてきたからこそ戦闘能力が高く、強く逞しいパワー溢れる人が多いのかも。2009年創刊の美STは「美しい40代が街に溢れ、街の景色を変えた」とし、その読者層が今は50代に。美魔女コンテストでも、坂村かおるさんをはじめ、近年は50代グランプリが多数!40代の美はもうデフォルト、50代の美に注目が集まる時代です。
二人の40代の頃って…
美香さん「子育ても仕事も、目の前の課題を一個ずつ片付けていく毎日でした」
スーさん「初の自著を上梓することができたのが40歳。新しい扉が完全に開いた時期でした」
同世代アイコンといえば
美STに登場してくださった面々も現50代。30代40代読者からもアンケートで必ず名前が挙がる、華と強さを併せ持つ女性たち。
【堀井さん】カーディガン¥30,800 スカート¥27,500(ルフィル/ルフィルニュウマン新宿店)靴¥16,500(ダイアナ/ダイアナ銀座本店)イヤーカフ¥22,000 イヤリング¥17,600(ともにヴァンドームブティック伊勢丹新宿店/ヴァンドームブティック伊勢丹新宿店)ブレスレット¥44,000(ケンゴクマプラスマユ/ヴァンドームヤマダ)
2024年『美ST』1月号掲載
撮影/芦澤周 ヘア・メイク/RYO スタイリスト/槇佳菜絵 撮影協力/バックグラウンズファクトリー 取材/山田正美 編集/矢實佑理