【漢字】「叩き込み=たたきこみ」じゃない!?実は意外と読めない漢字4選【大相撲編】|CLASSY.
15日間にわたる熱戦が繰り広げられた「大相撲一月場所(初場所)」が終わったばかりですが、この「相撲」の勝負で、勝ちが決まった時の技(わざ)を「決まり手」と言います。現在は「八十二手」と決められています。「押し出し」「寄り切り」などはよく見られるものあれば、めったにお目にかからないレアな手もあり、特に漢字表記にすると読めないものもあります。というわけで、今回は「難読決まり手」を紹介します。あなたはいくつ読めますか?
1.「叩き込み」
2.「打っ棄り」
3.「内無双」
4.「小股掬い」
ちなみに年6回の「本場所」のうち、「一月場所」と「五月場所(夏場所)」「九月場所(秋場所)」の3回は、東京・両国国技館で開催されます。所在地は、「東京都墨田区横網1丁目」。さすが、相撲だけあって、住所も「横綱(よこづな)」かと思われた方も多いと推察します。しかし、もう一度ご覧ください。「横綱(よこづな)」ではなくて「横網(よこあみ)」です。「綱(つな・コウ)」と「網(あみ・モウ)」は、字体がよく似ているために漢字誤記の定番なのですが、「相撲=横綱」の思い込みが加わり、間違いが続出します。実際、郵便物の誤記はかなり多いそうですよ。
では、今回はこのへんで。
《参考文献》「広辞苑 第六版」(岩波書店)/「難読漢字辞典」(三省堂)
※「日本相撲協会公式サイト」を参考にさせていただきました。
文/田舎教師 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)