息子は4歳【前田敦子さん】「超・掃除魔の私が唯一捨てられないもの」って?
〝あるある!分かる!〟と、等身大の働くお母さんのエピソードが話題の子育てエッセイ。連載が始まって半年経ち、編集部が気づいたのは、あっちゃんのきれい好きエピソードの多さ。実は、無類のお掃除好きだったのです!
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前田敦子さん子育てエッセイ
32歳。お母さん、ときどき女優。
撮影/花盛友里
Profile
前田敦子/Atsuko Maeda
1991年生まれ。俳優として映画・ドラマ・舞台で活躍中。プライベートでは4歳になる男の子のママ。最近買っていちばんよかったものはAmazonで購入した電動の染み取り掃除機。
超・掃除魔の私が捨てられないもの
好きなことは?と聞かれると、掃除・片付けかもしれません。家にいる時はずっと動いていて、どこかしらの掃除や整理をしている気がします。最近カーペット用の染み取り機を購入。オフの日も、半日費やして白いカーペットのシミ取りをすることが気分転換になるほどです(笑)。
若い時から〝家をキレイにしているといい仕事が来る〟という願掛け的なところもありますし、家に帰って来た時や起きた時に家が散らかっていると「あ〜散らかってるな…」と、そっちに心が持っていかれてしまう。家でやらなければならないことに全然集中できません(笑)。なので心を穏やかに保つためにも、ものは少なく、いつでもおうちはキレイに。整理整頓を心がけています。
そんな私を見て育った息子は、4歳にしてお片付けスキルが高めかもしれません。「おうちをキレイにすると、運が上がって良いことがいっぱいあるんだよ」と言っては片付ける私を見るうちに、彼もだんだんお片付けの習慣がついていきました。出かける前と寝る前には必ず息子のお片付けスイッチが入り、今では「ママ、これ片付けちゃうよ」と、私が言われています(笑)。
ルンバが我が家に来たことも大きな理由かもしれません。ルンバに何度かおもちゃを吸われるうちに、「ルンバちゃん回すよ」と言うと、慌ててお片付けするように。「ルンバちゃんヨロシク!」とひと声かけて出かけています。
そんな訳で家をきれいに保つために必要のないものはどんどん断捨離したい私ですが、唯一捨てられないものがあります。それは息子が作った工作や描いたお絵描き。ちょっとした落書きも、その年の思い出と思うとどうしても捨てられなくて、ほぼ全部とってあります。もちろんすごい量で戸棚はパンパン(汗)。
最新作やお気に入りの作品は、リビングの一角とトイレにある〝息子コーナー〟に、彼が自由にディスプレイしています。マリオも一緒に飾ってあったりして大人から見るとちょっとカオスかも!? でも、これもアートだよな、と思って、彼の気分で変わっていくディスプレイを楽しんでいます。
あっちゃん’s photo
今日はVERYのファッション撮影でした。私は安定のニューバランスにゆるパンツ。ついつい楽ちんなスニーカーファッションをしてしまうのですが、皆さんも同じでちょっと安心(笑)。2024年2月号ではそんな私の楽ちんスタイルの更新方法を教えていただいてます。ぜひご覧ください!
Question!
あっちゃんに質問!コーナー
Q. あっちゃん家のお雑煮は?
(Y.Tさん)
A. 鶏肉が入った
おすましの関東風です。
いつも大晦日から実家でのんびり過ごし、元日の朝は母が作ったおせちの重箱を前に、お屠蘇で乾杯します。子どもの頃から食べているうちのお雑煮は、鶏肉が入った関東風おすまし。そこに白菜、かまぼこ、みつば、ほうれん草、お餅を入れるのが前田家流です。まさに私にとってお袋の味。このお雑煮が本当に大好きで、近くに住んでいなかったときは、教えてもらって自分で作っていたほどです。
前田敦子さんへの質問を募集します。tagvery@kobunsha.comまでお寄せください♪
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取材・文/塚田有紀子 編集/翁長瑠璃子
*VERY2024年1月号「前田敦子さん子育てエッセイ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。