細貝家のおうち時間に密着!今だからこそ逆に新鮮!?「アナログゲーム編」
家にこもりがちな寒い冬、どのように過ごしていますか?「ときめく週末」を体現するMart WEEKENDERであり、モデル・料理家でもある中村明花さんと現役サッカー選手の細貝 萌さんファミリーは、最近アナログゲームにはまっているのだとか。それぞれの性格や個性が出て、みんなで一緒に楽しめるのがアナログゲームの魅力。細貝家のお気に入りと、その楽しみ方を教えてもらいました。
細貝家が今ハマっているのは「ブロックス」
お友達の家で遊んだのがきっかけで、購入したというこちら。ボードのマスに各色21個の形の異なるピースを交互に置いていく陣取りゲーム。2~4人で遊ぶことができるので、家族みんなで楽しめます。最後に多くピースを置いた人が勝者です。
ゲームも料理も親子で真剣!アクティブにおこもりしています
寒くなると家で過ごしたくなるもの。またこの時季は人が家に集まって、家で団らんする機会も増えますね。「ときめく週末」を過ごしているMart WEEKENDERで、モデル・料理家の中村明花さんと、現役サッカー選手の細貝 萌さんは、おうちで過ごすときもアクティブ。
「娘はいつでも遊ぶ気まんまん。休みの日は基本的には外で遊ぶほうが多いですが、雨の日や寒い日は家で過ごすこともあります。家でもいろいろ工夫をして活動的に遊んでいますよ!
というのもタイに住んでいたとき、コロナ禍では日本より厳しいロックダウンでマンションから出られなかったんです。幼稚園もほとんど行けなくなり、家で娘とどのように楽しく過ごすかを考えるようになりました。
アメリカンスクールの幼稚園に通っていて、毎日、オンラインで工作の時間がありました。たとえばオンラインで料理する授業では、クッキーを砕いて、グミを手で伸ばして、クッキーを土、グミをミミズに見立てた料理か工作かわからない、日本とは少し違う遊びを教えてくれて。たくさん工作や遊びを教わって、親子で自然におうち遊びが上達しました」(中村さん)
―いまお気に入りのアナログゲーム「ブロックス」は、お友達の家で知ったのだそう。
「娘には早いかなと思ってたんですけど、やってみたら案外強い。大人は頭を使うのですが、娘はポンポン直感的に置いてるんですよね。子どもの不規則な置き方は大人には予想がつかないから、子どもが勝つことも多くて。
最初は偶然でしたが、そのうち私や夫が悔しがっているのを見て『こういうところに置くといいんだな』って学ぶように。直感+頭を使ってくるので、どんどん強くなっています(笑)」(中村さん)
ピースは4色あり2〜4人でできるゲームで、調べればやり方があると思うんですけど、うちの場合は3人でやって、4人目の分は順番に好きなように置くというルールをつくって独自に楽しんでいます。
―親子での料理の時間も、おうちでの遊びととらえているとか。
「習い事や他の用事がなくて、さらに外で遊ぶ時間が取れないときに楽しめるのが、料理です。料理を遊びの時間にしちゃおうというノリで、親子で一緒にごはんづくりに挑戦しています。
平日の夕食のときの親子料理は、慌ただしくて時間が取れないので、娘がつくるのは一品と決めています。失敗しないように材料をキッチンに並べて、この中から好きにつくってねというスタイル。そういうときはサラダが多いかな。どのように切っても大丈夫なきゅうりやパプリカ、コーンやツナを用意して、好きに切って、器に自由に盛り付けてとお願いします。
切って盛り付けるだけなんですが、それでも娘は十分つくった気になれるし、この一品は私がつくったんだという達成感や満足感も得られるところがいいんです。娘がつくっている傍らでサポートしながら、私もメインのメニューを調理しています。
またお休みの日などにゆっくり子で料理をするときは、それがメインの『遊び』だから時間は気にせず楽しんでいます。たとえばスクランブルエッグは、卵を溶いて火にかけて調理するから、楽しそうですね。娘がつくったものを食べる夫もうれしそうで、それを見て私も幸せな気持ちに。
実は私はお人形遊びやごっこ遊びが苦手で、長時間は一緒に遊んであげられない。でもゲームや料理、工作は親子で盛り上がるから、おこもり週末にぴったりです」(中村さん)
こんなアナログゲームにもハマってます
ジェンガやトランプ、かるた、国旗かるたなど、おうちには他にもお気に入りがありました。娘さんもだいぶルールがわかってきて、親子で楽しめるようになったそう。
アナログゲームは、ホームパーティーのときに大人数で楽しめるところも魅力。またジェンガのブロックでドミノ倒しをするなど、違う遊び方を発見するのも楽しみだとか。
〔中村明花さん〕ブルーニット¥11,000(プラステ)〔娘さん〕ボーダーパーカ¥7,480(gelato pique/gelato piqueルミネエスト新宿店)ハイネックカットソー¥2,990(ともにGapKids)〔細貝 萌さん〕カーディガン¥12,000(プラステ)デニムパンツ¥30,800(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)カットソー(スタイリスト私物)
撮影/林ひろし ヘア・メーク/後藤若菜(ROI) スタイリング/北橋野枝 取材・文/湊谷明子
2023年Mart冬号『アナログゲーム・料理・家しごと「おこもり週末」にハマる冬』より