溜まる、散らかる、捨てられない……プリント整理のポイント教えます!【Mart春号】

片づけ遊び指導士のアリカさんと収納棚

毎日のように子どもが持ち帰ってくるプリントや書類。うまく片づけられなかったり、いざというとき見つからなかったり、収納に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?そこで「徹底した仕組みづくりで、あとでラクするプリント整理術」を片づけ遊び指導士のアリカさんに教わりました。新学期が始まる前に始めてみて!

教えてくれたのは

片づけ遊び指導士・アリカさん

アリカさん

片づけ遊び指導士。「お片づけ育」×「楽家事収納」のメソッドを活用した、家族みんなが過ごしやすい仕組みづくりをInstagram(@arika_919)やVoicy「アリカのほどよい暮らしを届けるラジオ」で発信中。4月から中1、小5の女の子、小1の男の子のママ。

子どもが自然に協力してくれる仕組みづくりを

年間を通してママたちを悩ませる、子ども関連のプリント整理。デジタルに移行している部分もありますが、年度始めはまだまだ紙の提出書類も多くて特に大変です。「新学期を前に仕組みづくりを整えておけば、親の負担がずいぶん減ります」と言うアリカさんに、押さえるべきポイントを聞きました。「まず、子ども専用の『おたよりポスト』をつくり、必ずそこに入れてもらうこと。次に、親が『おたよりポスト』のプリントを仕分けし、親が管理する分と子どもが管理する分を決めます。親が管理する分は、プリントや書類の性質によって収納方法を整えたり、捨てたりするだけ。子どもの管理分は、自分の勉強スペースに収納してもらいます」子どもが自然に協力してくれる、アリカさん流の整理術をマスターして新学期に備えましょう!

プリント整理のPOINT

1 子どもが自然に置いてくれる場所づくり

置き場所をしっかり決めて、学校や習い事から帰宅したら必ずそこに入れてもらう。

帰宅したらプリントを必ず入れる

2 プリント・紙類を5種類に分ける

「即捨て」「提出物」「短期保管」「長期保管」「テスト・学習プリント」に分類する。

 

3 ラベリングは徹底的に!

中に何が入っているか、家族の誰でもわかるように。

クリアファイルのラベルを貼って、一目でわかるように

4「捨て時」をきちんと決める

日々同じ時間に分類することを習慣にして、いつまで保管するか決めておく。


学校のプリントやポスト投函されたチラシなど、ちょっとテーブルに置いたつもりがそのまま置きっぱなし……なんてこと、ありますよね。きちんと置き場所を決めておけば、散らかることはありません。新年度はとくにプリントが多い時期。いまから準備しておけば、きっとすっきりとしたお部屋で過ごせますよ。

Mart春号 片づけ遊び指導士・アリカさんの新学期こそ!あとでラクする「プリント整理術」より

撮影/テラサカトモコ 取材・文/富田夏子 編集/富岡幸子