【山下智久さん】が30代後半に入り変化した女性観「昔より、もっと内面重視に」
世界配信のドラマシリーズや映画などに次々と出演し、今や日本を代表する国際的スターと言える山下智久さん。昨年、5年ぶりとなるソロライブも成功させ、本格的に再始動のスイッチを入れ、ギアを上げ続けている彼に俳優としての現在地、そして今後の野望など、実は熱い胸の内を語っていただきました。
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お話を伺ったのは……俳優の山下智久さん(38歳)
《Profile》
1985年4月9日千葉県生まれ。アーティストとして、俳優として国内外で幅広く活躍。近年出演の作品にはテレビドラマ「正直不動産2」(NHK)、配信ドラマ「今際の国のアリス Season2」(Netflix)、「神の雫」(Amazon Prime Video)などがあり、どれも大きな話題に。5年ぶりの民放ドラマ主演となる「ブルーモーメント」(フジテレビ系)が注目されている。山下智久 ライブ DVD&ブルーレイ『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023 -SweetVision-』5月22日発売
現在、38歳。エイジングサインを感じることは?「年とともに、疲れが取れないことが多くなってきました。あれ?疲れって1日でリセットできるんじゃなかったっけ?って(笑)。でも定期的にジム通いをするようになったら、疲れを感じやすくなることが減りました。疲れているからこそ体を動かしてリセットする、アクティブレストがいいんだなと痛感しています」。
では30代後半に入り、女性観の変化は?「昔より、もっと内面重視にはなったかな。これは女性男性問わずなんですが、自分の好きなものを見つけて楽しみながら頑張っている人にすごく魅力を感じます。仕事でもいいし趣味でもいい。感覚を研ぎ澄ませて、自分が楽しいと思えることを発見してとりあえず試してみる。トライ&エラーを繰り返しながら自分の好きを夢中で追求できている人って素敵なんじゃないかな」。
とはいえ、女性の外見で気になるところはぜひ聞きたい!「それはやっぱり肌!ですよ。僕に限らず、もう全人類、肌フェチじゃない?(笑)でも、毛穴やツヤとか、手触りがどうのこうのではなくて、ちゃんとお手入れしているかどうか、自分の肌に手をかけてあげられているかどうかが大切。肌は確実にお手入れで差が出てくるものだと思うんです。
それは特に美容に詳しくない男性が見てもわかりますね。車もそうですけれど、やっぱり愛情を持ってキレイに磨いてあげると長持ちしますよね。ワインもきちんとした環境で温度湿度管理して保存してあげると美味しくなりますし。車もワインも新しくて若い方がいいわけじゃないでしょ。ちゃんとメンテナンスをしてクラシックになっていくのがいちばん素敵なんじゃないかな」。
「何かを始めるのに遅いことはないと思う。好きなものでも筋トレでもお肌のケアでも、気づいた時から始めればいいんですよ」と言い切る笑顔には、コツコツと自分を磨き続け、成果を上げてきた男の説得力に溢れている。
《衣装クレジット》
トップス・レザーパンツ・ブーツ(すべてスタイリスト私物)腕時計「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」¥2,827,000(チタン)リング「セルペンティ ヴァイパー」¥331,100(ホワイトゴールド)(ともにブルガリ ジャパン)
2024年『美ST』5月号掲載
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) ヘア・メーク/北 一騎(Permanent) スタイリスト/櫻井賢之(casico)、秋月洋子〈着物・着付け〉、尾崎 愛〈プロップ〉 取材/柏崎恵理 編集/漢那美由紀、桐野安子
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