流行だけど似合わない、実用性ゼロ…40代の”無駄買い”エピソード8選
年齢、体型、ライフスタイル、その時の気分……要因はさまざま、泣ける失敗談は尽きません。どうして、うまくいかないの? リアルな【ムダ買いエピソード】をご紹介します!
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POP UPや受注会で…
“若いコとオソロ”はなかなかキツいです
POP UPや受注会は、期間限定だから、今予約しなきゃ買えない!! と争奪戦状態。買ったことに満足してしまい、届く頃には気分が変わっていることも。どこのブランドかすぐ分かる華やかなデザインが多いので、街中で同じ格好をしている人に会った時の気まずさから着られなくなりました。
あろうことか遭遇した子が自分より若くて……“流行だから”と飛びつくのではなく、自分に合ったものを厳選して自分らしさを大切にしたいと思うように。
(牧野智絵さん・40歳 製薬会社勤務)
衝動買いで…
ピンクが着たくて、手当たり次第ポチり!
去年の春、無性にピンクが着たくてたまらなくなり、誌面に載っていたものをはじめ、いろんなブランドのピンクをネットで探しては、爆ポチり!届いた時には、家族も「誰が着るの?」とビックリしていました。
いざ着てみるとどれもこれも色味がイメージと違い、なんと1枚も着られなかった(涙)。結局、歩いて探したピンクが唯一、着られる1枚でした。5~6枚失敗して、メンタルはボロボロ。色ものをネットで買うのはやめました。
(佐藤絵美子・46歳 本誌ライター)
流行買いで…
いくら可愛くても… “似合う”は別問題?
周りの甘めファッションの友人が着ていたことに影響されて、ビッグカラーのブラウスを購入したことがあります。若見えさせてくれるデザインですが、老け顔の私には無理やり感が前面に出てしまっていて……周りのママ友にハッキリと「似合わない」「無理して若作りしないで」と言われたことがあり、もう選びません(涙)。
単品で見るとすごく可愛いのに、なで肩の自分の骨格にはバランスが悪く、まるでピエロ状態でした。教えてくれた友人には感謝です。
(石澤扶美恵・45歳 本誌ライター)
モデルとのギャップで…
外国人モデルとの体型ギャップに愕然
オンラインで外国人モデルさんがタイトスカートをカッコよく着こなしているのを見てポチ買いしました。届いて穿いてみると、貧相な自分の腰回りにはまったく合わずブカブカ。身長も違うので、丈感もイメージとは違い……全く着こなせませんでした。
返品も労力を使うし面倒くさくて。それからは体にフィットしているかを重視して服を選ぶようになり、オンラインショッピングで服を買うのはやめました。やっぱり店舗での試着は大事ですよね。
(久保田明日香さん・42歳 主婦)
トキメキ買いで…
見た目が推せるからこそ、悲しみもひとしお
デザインにトキメいて購入したスクエアトウのパンプス。早速履いて外出したら、自分の足の形に死ぬほど合わず、全く歩けませんでした。足がマメだらけになり、その後も履く気になれず靴箱で眠っています。
おしゃれは我慢というけれど、痛さは我慢できない。靴は履いて歩いてはじめて「コレ無理」と気づくので、サイズやデザインだけでなく、足の形に合ったものを買わないと、と反省。見た目はお気に入りだっただけにショック。
(段林実果さん・39歳 休職中)
憧れ買いで…
優雅なエアポート、スタイルは妄想止まり
旅行が好きで、機内や空港でリラックスしながら、おしゃれに歩くアメリカのセレブのようなスタイルが理想♡と、上下ベージュのニットで飛行機に乗ることに一時期憧れて(笑)。肌触りよいカシミアならいいかな! とセールで5万くらいでハイブランドのカシミアパンツを購入。
だけど子どもが生まれてから、汚れたら嫌だという思いが拭いきれず、飛行機スタイルで使うことはないまま。普段使いもできずにしまってあります。
(菱沼阿弥さん・38歳 外資系メーカー勤務)
理想とのギャップで…
なぜか諦めきれない、アメスリの呪縛
理想の自分は細くてスタイル抜群と勝手に思い込んでいるため、似合うと思って買ったアメリカンスリーブはプロレスラーになってしまいます(笑)。首から肩にかけて大きく開いたスリーブラインは、元水泳部の肩幅をおさめきれず……理想と現実のギャップに落胆しつつも、アメスリ愛は消えない。
アメスリ×パンツを夏に着こなす大人カジュアルなスタイルを妄想して、毎年つい買ってしまいます。いつか似合うものに出合えると信じて。
(俵あゆみさん・43歳 美術館勤務)
セレモニー買いで…
背中チャックでお酒が楽しめない!
行事やパーティのために買った服は1回しか着ないことが多いです。パーティ参加の時に買ったオールインワンは、上品なベージュとシンプルでスタイル良く見える形が気に入り購入。素敵だけれど、そのパーティ1回だけ着てそのまま肥やしに。
オールインワンってトイレがかなり面倒で、お酒を飲む日の背中チャックは、モタモタしていたら危険で(笑)。特別な機会はお酒を飲むことが多いので、完全に着る機会を失ってしまいました。
(栗原麻衣さん・46歳 主婦)
イラスト/いいあい 取材/宮寺佳愛 ※情報は2024年6月号掲載時のものです。
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