【祝・VERY卒業】東原亜希さんのやる気と勇気がわく「名言」

この春、VERYモデルを卒業した東原亜希さん。2022年からはカバーモデルとしても活躍し、パワフルで明るい笑顔でみんなを引っ張ってくれました。そんな亜希ちゃんが発する自身の悩みや葛藤から生まれた「言葉」は説得力抜群。悩んだときに読み返したい、心の標語にしたい亜希ちゃん語録をピックアップしました!

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亜希ちゃん語録①仕事
「子育ては仕事を頑張る原動力になる」

四児の母として、モデルとして、会社経営者として、何足もの草鞋を履きパワフルな日々を過ごす亜希ちゃん。とはいえ、もともと積極的なリーダータイプだったわけではなく、ネガティブモードが通常運転だった時期もあるそう。「自分で何かを決める意志も自信もなかった」という亜希ちゃんですが「子どもが産まれて“ママ、ママ”と全力で求めてくれる子どもたちから自信をもらい、子どもを幸せにしたい一心で自立心が芽生えました」と。育児は、亜希ちゃんの行動力の源泉にもなっているよう。復職や子どもの入園・入学など、新しい生活が始まるこの季節、亜希ちゃんの言葉が背中を押してくれそうです。

撮影/生田昌士〈hannah〉
亜希ちゃんと同時期にカバーモデルとなった申真衣さんとの対談では“ポジティブスイッチがオンになったタイミング”を聞かれ、「1人目を産んだときに“なんて可愛いんだ、私がこの子を幸せにする!”って、謎のリーダー人格が現れたの(笑)。夫に頼るだけではなくて、ひとりでもこの子を守っていける、育てていけるような力を身に付けたい、そして親にも自分のお金で親孝行したいと、恥ずかしいけどそのときに初めて“仕事頑張ろう”って気持ちが芽生えた気がする」と話してくれました。(詳しくはこちらから)

 

亜希ちゃん語録②社会
「罪悪感は私たちの代で手放したいんです」

社会問題についても積極的に発信する亜希ちゃん。出産・育児や起業を経て、政治やニュースに今まで以上に関心を持ち、周囲の人とも身近な社会問題について話すようになったと言います。「起業した当初はクレームが怖いという気持ちもありましたが、自分に信念があればいいんだと強くなりました。単に批判と受け取らず、意見を交わすことも大事と気づきました」とも話してくれました。忙しい日々のなかで、モヤモヤすることがあっても呑み込んでしまうという人も多い世の中。すぐに解決はできなくても、身近な人に自分の意見を伝えてみる。そんな小さなことの積み重ねで、きっと未来は変わるはず。「嫌いなものは手放す、そしてそのことに罪悪感を抱かない、が私の子育てを辛く感じさせないルールです。社会が10年前よりずっと子育てしやすくなったのと同じように、私たちの代で罪悪感を手放していかないといけないなと思っています」と、頼もしい亜希ちゃんの言葉から前向きになれるパワーをもらった気がします。(詳しくはこちらから)

撮影/須藤敬一
亜希ちゃん今の社会のなかで感じる違和感について、専門家と対談する連載「それっておかしくないですか?」も好評でした。キャスター・ジャーナリストの安藤優子さんとは、女性が社会で活躍することや、VERY世代が政治の話をすることについて熱く語り合いました。

「それっておかしくないですか?」第2回では、社会的金融教育家の田内学さんがゲスト。対談では“お金を稼ぐことは、人の役に立って楽しいこと”をまずは教えたいという言葉も印象的でした。

 

亜希ちゃん語録③夫婦関係
「問題のない夫婦なんていない」

夫婦関係についても率直に語ってくれた亜希ちゃん。「夫婦って今起きたことだけで判断するべきではないと思います。夫には、メンタルが崩壊していた20代を支えてもらった恩があるし、これから子どもが巣立っていった後の楽しみもある。つまるところ、結婚生活は弛まぬ努力。相手のいいところを探して楽しんでいくものだし、もし思うところがあっても自分だけじゃないはずだから、謙虚に。子どもには常々、「人は人に迷惑をかけて生きるものだから、あなたも人を許しなさい」と伝えています。表立って口にしないだけで、波風が立たない夫婦なんていない。自分だけじゃないと思えば、楽になるはず」と。夫婦だって人間同士。時にはうまくいかないこともあるけれど、思いやりをもってよい関係性を築いていくしかない。そんな、亜希ちゃんの意見にハッとさせられた人は多いはず。パートナーとよりよい関係を築くヒントになりそうです。

撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
2022年11月号の七五三企画では、夫婦で着物姿で登場! 子どもたちが巣立った後は、秘境を旅するなど、夫婦二人の時間を楽しみたいと語ってくれました。

撮影/川崎一貴〈Ajoite〉
2024年5月号の「亜希ちゃんに叱られたい」企画では、夫婦関係のほかにも子育てやママ友関係の悩みなどにバシバシッと潔い答えをくれました。冷蔵庫に貼っていつでも目に入るようにしておきたいくらい、くよくよした心に響きます!

 

亜希ちゃん語録④教育
「勉強しなさい!と言う理由がある」

子どもの教育方針についての話も印象的でした。お子さんたちは柔道を習い、日々頑張っていますが、金メダリストの父を持つとなるとプレッシャーも大きそう。子どもたちには自分で選択して努力できる子になってほしいと願う反面、挫折したときに何か残るように、別のレールも用意してあげたくなると。「人生のなかでスタート地点に戻るようなときがある。そんなときにバイタリティを持って、自分の人生を開拓できる人になってほしい」という亜希ちゃん。「やめたくなったらやめていい、とは言っていますが、そのときに子どもが自分には何もないかも、と思ったときの挫折感が怖いので、最低限の勉強はしなさいと言っています。とはいえ、保険をかけるのもダメなのかな……と悩んだり」と揺れる気持ちも明かしてくれました。子育てに正解はなく、トライアンドエラーの連続なのはみんな同じ。亜希ちゃんの試行錯誤から生まれた言葉が印象的に残りました。(詳しくはこちらから)

撮影/金谷章平

子どもたちにお手伝いを頼むと張り切ってやってくれるそう。勉強もお手伝いも子どもたちをやる気にさせるには、持っていき方や雰囲気作りが大事だといいます。子どものやる気を引き出して、自分もラクになれたら最高ですね。

 

亜希ちゃん語録⑤家事と育児
「好きなことを頑張って、苦手なことは手放す」

育児や仕事に多忙な日々を子育てをポジティブに語ることにも前向きで、そのためには、普段から大変・ツラいことより、単純に“好き”にフォーカスするようにしているそうです。
「私の場合、ご飯を作るのは好き。でも子どもと一緒に遊ぶのはそんなに好きじゃない。だったら友だちを呼んでランチしながら子ども同士で遊ばせようとか、おにぎり作って公園行っちゃおうとか。長男の学校はお弁当が注文できるんですが、いちいち注文するほうが私には面倒くさい。あとは子どもの栄養面などは自分で管理したいというのもある。だからお弁当は作る。宿題をみるのが向いてないなぁと思うので、だったら教えるのが上手い夫に任せたり、もう塾代稼ぐから塾へ行ってください、みたいな(笑)。

全部やらなくちゃと焦ってイライラピリピリするよりも、好きなことだけ頑張って、苦手なことはなるべく手放す。そのほうがハッピーで家族にとっても幸せのはず。亜希ちゃんの言葉を聞くと、嫌なこと、苦手なことは「やめてもいいんだ」と心が軽くなります。

撮影/金谷章平
2022年5月号では、「東原亜希さんのオシャレも子育ても取捨選択」という企画で、生活の優先順位を紹介してくれました。栄養のある食事を食べさせることをいちばん大切にしている亜希ちゃんは、朝晩炊き立てのご飯を出すのが定番。その代わり、服は取り込んだ洗濯物の山から取るスタイルだし、掃除は外注することも多いそう。

 

亜希ちゃん語録⑥信念
「期待はせず、やるべきことをやるだけ」

「ハッピーなイメージを抱かれているけど、仕事で笑ってて、声が高いから、そう思われるだけ。プライベートは常に無表情で無感情。世間にも、人にも、なんの期待もしていません。いちいち感情を持たずに、目の前のことにひたすら対応していくのみ。どんなにしんどい状況も、やるべきことに集中していれば過ぎていきます」。明るく元気なイメージの亜希ちゃんですが、仕事や人間関係については、相手に必要以上の期待をせずやるべきことをやるだけ、と達観しています。小学校のころにいじめに遭ったり、一人暮らしの家に帰宅したら泥棒と鉢合わせたり、若い頃からつらいこと、予想外のことを乗り越えてきた亜希ちゃんは、「自分を守れるのは自分だけ。人にも社会にも期待しない。自分さえしっかりしていたら何が起きても大丈夫」と言い、そう思わせてくれたこれまでの自分に感謝していると。この境地には驚きますが、どんな経験もきっと糧になると思えば乗り切れそうです。(詳しくはこちらから)

撮影/倉本侑麿〈Pygmy company〉
母になったからこそ、強くなれたという亜希ちゃん。先ほどもご紹介した「亜希ちゃんに叱られたい!」では「年々強くなって可愛げは無くなりますが、家族を守れたらそれでいい!可愛いママより最強のママを目指します」とこれまた力強い亜希ちゃんの言葉が胸に響きました。

 

亜希ちゃん語録⑦ママたちへ
「完璧主義を捨てて“嫌なことは嫌”と言っていい」

日々、育児に仕事に頑張る読者には、こんなメッセージも。「大人が真面目すぎる結果、子供が窮屈な思いをしているのを見ると、涙が出そうになります。もっと寛容になって子どもを見守ってほしい。子どもを守るために、できないことはできない、嫌なことは嫌だ!と突っぱねる。もっとママも反骨精神を持って良いのかも!?」と話してくれました。育児中は自分のことはついつい後回しになりがちだけれど「私はこう思う!」という姿勢を忘れずにいたいですね。

撮影/酒井貴生〈aosora〉
VERY2023年1月号の「2022年VERYモデルの自己査定」では、「完璧主義で自分に厳しいママが多いけれど、正解なんてないし、もっと自分の頑張りを褒めてほしい」と励ましてくれました。予想外のことが起きても動じずに淡々と最善策を考えられるのは、仕事と育児に奮闘したこれまでの経験があってこそ。とはいえ、「正解はないから私はサンプルのひとつ。こんな人もいるんだーって見てもらえたら」と。決して自分の考えを押し付けない姿も亜希ちゃんならではです。たくさんの知恵と勇気をくれた亜希ちゃん、今までありがとうございました!

文/井上さや

 

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