40代の老け見え原因【首イボ】をレーザーで200個も取ってみた! 直後~3週間後の経過まで体験レポート

鏡をじっくりとみたら、首に1ミリぐらいの小さなポツポツを発見! これって、イボ? 首だけでなく、胸のまわりやお腹、太ももにも、「年々、謎のポツポツが増えてきた」という同世代仲間の嘆きを耳にしたアラフィフライター嶋田。これまで怖いから…と美容医療を全力で避け続けてきましたが、同世代女性たちのお悩み解決になるならば、と一念発起! 意を決して、人生初の美容皮膚科を訪れてみました。
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今回イボを取りに伺ったのは、TOKUNAKA CLINIC 表参道本院

エントランスから見た受付

駅からすぐのビル
TOKUNAKA CLINIC 表参道本院
東京メトロ表参道駅A3出口を出て1分の好立地。お仕事やお出かけついでにも立ち寄れてしまいます。日々の肌トラブルに対応した一般的な皮膚科診療から、AGA、しみ・しわ治療、医療脱毛などの美容皮膚科診療、専門的な治療にも幅広く対応。脱毛やハイフなど魅惑的な施術がリーズナブル。
東京都港区北青山3−5−27AOKI表参道ビル8階
診療時間:10~13時、15~19時 休診日:日曜・祝日
★公式サイトはこちら

TOKUNAKA CLINIC 表参道本院 院長 徳中亮平 先生
昭和大学医学部・大学院卒業
昭和大学形成外科入局後、形成外科医として横浜労災病院や地方病院を経て2018年に南青山TOKUNAKAクリニック開院。院長として現職に至る。
日本形成外科学会 形成外科専門医。日本口蓋裂学会・日本形成外科手術手技学会・日本頭蓋顎顔面外科学会会員。
高い技術力に加え、豊富な知識と経験を併せ持つ。温厚で穏やかな人柄から、患者さん一人一人のあらゆる皮膚悩みに応え、美しく見える最適解へと導いてくれる救世主的存在として定評あり。手術を得意とし、施術後のことまで配慮が行き届いた実直かつ親身な提案をしてくれる稀有なドクターとして、リピーターが絶えない。
院長先生の診察で、アラフィフの首に驚きの診断名が・・・

ざっと自分で首を見たところ、プツプツの粒も小さく、そんなに目立たぬような気が。さほど数もなさそうなので、取ってみたところで地味すぎてあまり変わり映えせず、企画として成り立つのだろうか…との疑念が浮上。しかしながら、疑念とは裏腹に、院長先生からは予想外のコメントが。「いっぱいありますねぇ〜。ざっとみただけでも、100個以上はあります。200個近くありそうですよ!」と、聞かされ、びっくり仰天。せいぜい20個ぐらいかなと見込んでいたら、そんなにもたくさんあったのか……。
続いて、医学的な診断名が下されます。200個近くあるプツプツの正体は、なんと「老人性イボ」。
先ほどの仰天事実に続き、40代でまさかの老人認定。追い&老いの衝撃に「オイッ!」と突っ込みたくなる衝動に駆られつつ、必死に平常心を装う。先生はとても穏やかで優しいお方。老人という響きへのショックを和らげようと慈悲を手向けてくださっていました。
【老人性イボ】とは?
老化現象によってできるイボ。HPV(ヒトパピローマウイルス)というウィルス性の、子供でもできるイボと区別するため医学的に「老人性イボ」と名づけられている。実際に老化現象でできるが、中学生や高校生などの若い世代でも出ることがある。再発するのが特徴で、全部を取ったとしても毎日少しずつ増えていき、2、3年後にはまたできるため、完全にできないようにすることは、ほぼ不可能。できやすさには体質差もあるが、できないようにするには日ごろの予防ケアが重要。
—主な原因は ①摩擦 ②乾燥 ③日焼け の3つ
その他には汗かぶれや湿疹なども原因に。日に当たらない部分にもできるのが特徴で、1個の大きさは1ミリ程度。大きいものだと3~4ミリ。胸など下着で擦れるところにできたり、お腹や手元にもできる。最初は色がないものが多いが、皮膚の外側にポコっと出る角化現象により触ることができる。だんだんと表面の皮が分厚くなってくるため、なるべく小さいうちにとってしまうほうが対処しやすい。
—治療法
局所麻酔のクリームを塗り、CO2レーザーでとるのが一般的。水に反応するレーザーのため、イボの色に関係なく取ることができる。シミやホクロの治療と異なり、皮膚の表面部分だけを削り取るため比較的ダメージが少なくダウンタイムも短い。個人差があるが、4、5日後にはかさぶたになり、1週間〜1、2ヶ月程度で赤みが徐々に引いていき、基本的には傷跡も残らずほぼキレイに治る。かさぶたの期間はワセリンで乾燥を防ぐことと、傷跡が赤い時に日に浴びるとシミになるのが注意点。ウィルス性のイボの場合は保険適応となるが、老人性イボの場合は美容医療のカテゴリーに入るため、保険適応外での処置となる。
—予防ケア
老人性イボの主な原因となる摩擦・乾燥・日焼けを防ぐための保湿とUV対策に加え、肌を溶かして生まれ変わらせるようなピーリングや再生医療、再生美容も効果的。
200個近くもある首のイボは、キレイに取りきれるのか?! レーザー直後はどんな感じ?


まずは患部に麻酔クリームを塗って、麻酔が効くまで30分待ちます。
一度に麻酔のクリームを塗ることができる範囲が両掌分(ハガキ2枚分)ほどなので、一回の施術はその範囲で収まる分のみ。今回は首だけなので、10分間の施術で老人性イボ一網打尽作戦を決行できることに…!
―いよいよオペ室に移動し、イボ取りスタート

麻酔が効く頃を見計らってオペ室に移動。座ったままレーザーを当てるのかと思いきや、ベッドに寝ての処置。「オペ室」という響きも手伝って、思っていたより大掛かり。何せ美容皮膚科での治療は人生初のため、台の上に寝そべり覚悟を決めます。光を当てられて、死後硬直のように一本になって焼かれるのをスタンバイする姿は、まるで、まな板の上の鯉状態。

CO2レーザーでイボを1個1個しらみつぶしに焼いていきます。
焼く→こそげ取るを繰り返し、イボを見つけ次第、次々と手早く処置。制限時間10分間の「イボ取り放題」。どこまで取れるか? ということで、先生も集中攻略モードに。レーザーを当てるとチリチリとした軽い痛みを一時的に感じるのと、若干焦げ臭さが漂います。部分麻酔をしているだけなので意識はクリア。まるで対戦型ゲームのようで「ここにもあった!」という先生の声も聞こえてきます。中には、ホクロにイボが合体してしまっている、イボ・オン・ザ・ホクロというケースもあったよう。
あっという間に10分間が終了! 強い痛みや辛さがなく、まずは一安心。結果はいかに…?
―200個近くのイボ取り終了! ビフォアフ比較してみました

レーザーで取った直後の図(AFTER)

イボを取る前の図 (BEFORE)
イボ取り翌日~3週間後までの経過をリアルレポート!

①イボを取った翌日

②3日後

③1週間後

④10日後

⑤2週間後

⑥3週間後
人生初の美容皮膚科での治療を終えた、アラフィフライターの感想は?

【老人性イボンヌ代表・ライター嶋田の感想】
たかがイボ。されどイボ。
何よりもまず「老人性イボ」という名称が強烈すぎて、診断を聞いた時には「我は、もはや、老人の部類なのか…」と、一旦ショックを受けました。が、しかし、若い人でもできると知った途端、急に明るい心持ちへと変化しました。勝手に「イボンヌ」と名付けて呼ぶことで愛着まで湧いてくる始末。
ごく小さい直径1〜2ミリ程のイボなので、気にしなければ済むのですが、このイボの困った点は、放置しておくと、どんどん増えてしまうこと。
鏡やアップの写真を見たときに首にプツプツがたくさんできていて、オバさん化が急激に進んでいるように見えたのが気になっていたので、早めに取って良かったです。見た目の加齢度が若干下がったかも?!
今まで美容医療には全く手を出さず、全力で避けて生きてきたため、レーザーなど、何かをカラダに施すのは恐怖でしたが、短時間で痛みもほぼなく、美容整形のように、一度してしまったら取り返しがつかない事態になるといったダメージも全くなく、メリットしかありませんでした。取った後しばらく首に湿疹がたくさんできている状態に見えたこと以外は特に気にならず。気がついたらキレイになっていました。
取った後も、老人性イボ・リターンズ、あるいは、老人性イボの逆襲に見舞われることになると思うと油断大敵。極力予防に努めようと思います。全国の老人性イボンヌ仲間たちも、もはや悶々と悩む必要なしですよ。一旦、思いきって、ごっそり取ってスッキリしてみてはいかがでしょう?
◆お問い合わせ先
TOKUNAKA CLINIC 表参道本院 https://tokunaka-clinic.com/
※料金、予約等、詳細につきましては、適宜、ホームページなどでご確認ください。
撮影/根本真裕美(光文社写真室) 取材/嶋田桂以子
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