ヨンアさん(39)週1通う『体のラインが整って肌の調子が上がる』ことって?

ヨンアさん

30周年記念号である今月は、ヨンアさんが登場。まっすぐに伸びた背筋、よどみのない肌、そして健やかな心を保てる理由は、自分に合うセルフケアを知ることなのだとヨンアさんの姿が物語ります。今回は、週1ペースで続けている“あること”について話を伺いました。

こちらの記事も読まれています

▶︎長男は3歳・モーガン茉愛羅さん「保育園帰りの銭湯で、息子と気分転換してます」

モデル
ヨンアさんは……ピラティスが好き!

セルフケアで心身ともに
健やかに保つことでこそ
前向きに頑張れるって実感中!

ヨンアさん

シャツ¥25,300(アルページュストーリー/アルページュストーリープレスルーム)ブラトップス¥9,000ショーツ¥9,000キャップ¥7,500(すべてTW)パンツ¥46,200(SEA/エスストア)バッグ¥781,000チャーム¥73,700(ともにヴァレクストラ/ヴァレクストラ ジャパン)バングル¥19,800(フィリップオーディベール/アンタイトル)リング¥21,560(バルブス/ズットホリック)

 

楽しく続けられるのは今、
必要としている証拠だと思う

初めてピラティスとジャイロトニックを経験したのは20代の頃。“モデルだし、やっておいたほうがいいのかな”という、少し焦る気持ちで取り組んでいたのを思い出します。自分に合う実感はあったものの、体形にさほど悩まなかった当時は貪欲に続けられず、気づけば足が遠のいていました。やがて結婚をして息子を出産。それから約3年が経つ頃にようやく自分の心や体に意識を向ける余裕が生まれ、ずっと元気でいたい、40歳に向けて体づくりをしたいと思ったとき、“ピラティスとジャイロなら続けられるかも!”と、思い出したんです。いい先生にも恵まれ、週に一度のペースで続けて3年ほど経ちました。体を芯から伸ばす、正しい呼吸をするというシンプルなことが、こんなにも生活を楽にするのだと実感。同時に体のラインが整って肌の調子が上がると、ポジティブなマインドでいられるように。

こうした変化はもちろんだけれど、何より、ストレスなく心から楽しいと感じられること=今自分に必要なことなんだと気づきました。逆に何事においても、続かなくなったときは今は必要のないこと、と捉えています。それ以外に大切なことがあるサインだから、しがみつきません。とにかく毎日自分の心の声を聞く。“今日はもう無理”だと思ったら、お皿洗いも片付けも全部諦めて息子とベッドに入っちゃいます。私の場合は無理に負荷をかけないほうが、息子に優しくなれるし、仕事でいいパフォーマンスができる。18歳で韓国から日本に来て以来、自分のマインドを強く保つためにたどりついた生き方です。

 

自分で決めて心が動く経験が
息子をきっと強くする

ウォーターボトルを持つヨンアさん

出産前は元気で生まれてくれればいい、小さい頃は健康であればいいとシンプルな願いしか持たなかったのに、息子の成長とともに私の感情は複雑になっています。例えば、習い事。やりたいと言ったことには挑戦させ、やめたいと言ったときも受け入れてきました。たくさん経験した中からいつか好きなことを見つければいいと思っていたので、続ける意思がないのであれば無理強いはしたくなかったんです。今振り返ると、親として何か一つに絞る勇気は持てず、お互いの選択肢を増やしたかったという思いもあったのかもしれません。一つのことで実を結び始めている子どもたちを見ると、息子にYESと言うだけがすべてではなかったんじゃないかと考えたこともありました。だから今回、サッカーを始めるときには、“1年は続けてみよう”と約束したんです。

ある日「練習に行きたくない」と言いましたが、「これは約束をしたこと。行こう」と伝えて渋々練習へ。帰り道では「サッカーって楽しいね」と、にっこり。最終的に自分で行くと決めて心が動いたことが嬉しく、辛抱強く見守ろうと思いました。心配性な私は、いくつになっても息子のことで悩んでいるのかもしれないけれど(笑)。先日テレビの収録で、20秒間愛しい人や物とハグをすると元気になると教えてもらい、息子に伝えてみたんです。すると今日出かけるときも、「ママ、ハグする? 元気になれるよ」と。思わず笑っちゃいました。まだまだかわいい面を見せてくれる8歳だけど、悩んでいるうちに、いつの間にか頼もしくなっている。愛しい時間を楽しみながら、息子との関係を築いていこうと思っています。

ヨンアさんのトレーニングウェアとウォーターボトル

PROFILE

ヨンア
よんあ●モデル。1985年、韓国・ソウル市生まれ。スカウトを機に芸能活動をスタートし、18歳より日本で活動。「Oggi」「BAILA」「Marisol」など数々のファッション誌のカバーを飾る。自身のブランド「COEL」「narin.」も大人気。8歳の男の子のママ。

あわせて読みたい

▶︎佐藤ありささんがワンオペで娘が成長したなと思ったできごととは? 

▶︎美馬アンナさん(37)「長男の障がいはひとつの個性」前向きになれたきっかけとは 

▶︎梨花さん「もう一度きれいになりたい!」50代で再びギアが入った理由

撮影/佐藤航嗣〈UM〉 スタイリング/井関かおり ヘア・メイク/面下伸一〈FACCIA〉 取材・文/藤井そのこ 編集/鈴木貴子 撮影協力/StudioTaira
*VERY2025年7月号「オトナになっても好きなこと」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。