【マンガ】ママたちの中学受験体験記 第1回/初めての家庭教師編~素晴らしき哉、中学受験!~
これまで、中学受験するお子さんをお持ちの読者へ、さまざまな応援企画で取材を重ねてきたSTORY。実は誌面で紹介しきれないほど、親子や家庭での受験にまつわる裏話がありました。そこで、受験期を迎えた読者や、もうすでに親子で乗り越えた読者、これから我が子の受験を視野に入れた方々に向け、リアルなエピソードをマンガでお届けします!
【今回の中受体験家族データ】
■登場人物
中受経験はない母と父、クラスの半数が中受する学区域という息子の3人家族。さまざまな情報で一喜一憂し、息子のために熱血な母と、息子のいつまでも続くマイペースに、小6秋にもなって…とだんだん業を煮やしてきた父。
■志望校
部活や好きなことに打ち込んで個性を伸ばしながら、塾無しでも難関大学への合格をサポートする手厚さがウリ。特に志望校別特講などで冠クラスの設定はなく、そろそろ過去問にも取り掛からなければ…というレベル感。
【T家の中学受験体験記】
小6の秋ともなると、本格的に弱点克服やら、毎週の模試やら、志望校特訓やらで、親も子も毎日成績上がれとばかりに、バトル勃発で親子でヘトヘト…。そこで、「もう後はない、今からでも間に合う」と苦手を克服しつつ、志望校別特別講座も設定されていないレベルの我が子との終わりなき衝突を避けようと、人生初の家庭教師を迎えました。
藁にもすがる思いで依頼した初回の晩、緊張していたのは子どもではなく、この子にしてこの親あり、と見られないように、よそ行き顔を繕う母親のほう。全てを完璧に揃えたはずが、子どもの弱点や模試・過去問で解けなかった問題を用意し忘れ、家庭教師の先生に『お母さんのスマホにAirDropしましょうか』と演習問題をもらい、事なきを得たのでした(笑)!
マンガ/カミナカケロヨン 取材/羽生田由香