ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#26 ピラティスに半年通ったよレポ
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©Takuya Iioka/光文社
4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第26回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。継続は力、でございます。
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突然ですが、わたしは今年の5月からピラティスに通っています。しかもパーソナル。
なんやかんやで半年通っています。そんなわたしが感じる効果について書きたいと思います。
隠していたわけではないけど(トレーニングしてるか聞かれたら答えてたし)、言うのはなんかちょっとだけ恥ずかしい。
ピラティスにお金と時間を割くなんて色々と余裕がありそうに思えますが、そういうことではなく、自分的にはかなり必要に迫られて始めたことでした。
去年仕事を休んでいた間、一日の時間のほとんどをベッドの上で横になることに費やす生活を送っていたので、筋肉も痩せて体力も失っていきました。
そんな状態で一生懸命踊っても、自分の身体が思うように動かない、ただ暴れてるだけの人になってしまうのでした。(運動会で保護者の方々が急に本気で走ってすっ転ぶ現象についてすごくよくわかりました。自分の頭のイメージと身体のイメージにかなりズレが生まれてる感じ。)
復帰してからも半年くらいはそのズレが自分的にあるように感じていたので、ちょっとでも使わないとどんどん鈍るんだなと思いました。部活動も3日休んだらまずいって言われてたし。
復帰してすぐに仕事もやりながら身体も鍛えて、というのは正直全然無理なくらい体力がなかったので、ギリギリ仕事のペースについていけるかいけないか…!?くらいになった今年の5月から通い始めました。まあ身体が資本の仕事なので、身体優先だぜ。
最初にあたった先生は、仕事について結構グイグイ聞いてくるタイプだったのと「音楽系の仕事=フェスに出る」と考えている人だったのか(?)めちゃくちゃ夏フェスについて聞かれて困ったので何回か行って先生を変えました。コミュニケーションに疲れちゃった。
それで別の先生の時間に行ったら、その先生が自分的にはピッタリで、トレーニングの進め方も好きだったし、なにより
先生「何系のお仕事をされてるんですか?」
私「元気系です」
先生「はじめて聞きました!笑」
↑これで成立(?)したので大好き
普通に会話ができない人だと思われただけだろ。
まあそんな感じでそれからはその先生のところに行っています。
(寒くなって先生が声を枯らしてしまっていた日があったんだけど、自分も声枯れに困ることが多いため心配になり「こうしたらいいかもしれません!!!」の提案をいっぱいしてしまいました。それから結局仕事の話になったりで、色々な事情を理解してくれた! やさしい!)
さて本題ですが、ピラティスを半年やってみて思うのは「特に痩せるとか筋肉が増えるとかいうわけではないが、身体が正確に動かせるようになる」です。
全く運動していない人がやり始めたら、多少は痩せたり筋肉は付くと思います。まあ姿勢は若干整った気がする! 強度にもよるのかな? ピラティスでしっかり鍛えられてる人っていわゆる運動神経がめっちゃ良いんだなって思う。
なんか痩せた?って聞かれたとき、心配されないように「最近ピラティスやってるからかな~!?」って答えてたけど、多分あんま関係ないです。そんなにハードな動きしてない気がする。食事量の問題。
なので、美容に対するモチベーションで通っているというよりかは、本当にリハビリのつもりで通ってます。元々ピラティスはリハビリのために生まれたものだし。
眠っちゃってる筋肉とか神経に「ねぇ! 今ここ動かそうとしてるよ!」って丁寧に働きかけていくんです。
最初は動かないところは動かないし、動かし方の感覚すら掴めなさそう。。。って思う場所でも、意識をしてとにかく伝え続ける! そうするとちょっとずつ身体がわかりはじめるんですよね、不思議。
回路が繋がってくかんじ!
それが面白くて通ってる。
なんか、勉強とかでも「!! わかった!!!!」ってなるときあると思うんですけど、それの身体ver.です。
運動したぜ!!感は正直ないかもです。普通に走ったり踊ったりした方が、運動した感はある気がする。
けど、「なんかわかんないけど、とりあえず自分の身体と向き合ったな」という充実した気持ちにはなれます。気持ちだけじゃなくてちゃんと研ぎ澄まされていくし、健やかに運動をするための身体づくりができる気がします。楽しいですよ。
まあとにかく、運動はいいぞ!!!!!
わたしの最終目標はキックボクシングをやることです。これは本当。でもそこに行くまでの道のりはかなり険しいと思う。元気ねぇもん。

©mayu/WACK、光文社
profile/mayu (ExWHYZ)
EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、2022年にExWHYZ(イクスワイズ)を結成。2023年5月には所属事務所WACKのグループ初となる日本武道館ワンマンライブを開催、成功させる。作詞や振り付け、チームの精神的支柱を担う。2025年8月にLINE CUBE SHIBUYAで開催したExWHYZ活動3周年記念ワンマン公演「ExWHYZ 3rd Anniversary Special Live ‘Our Step→Future’」のチケットは即日完売。現在、全国15都市を巡る「ExWHYZ TOUR 2025 ‘Wide Open’」を開催中。
12月10日に、DONGROSSO提供楽曲を収録した2nd シングル「DON’T CRY」をリリース。12月27日にはKanadevia Hall (旧TOKYO DOME CITY HALL)にて、3周年ファイナルおよび “2025年大忘年会” の打ち出しでスペシャルライブ『ExWHYZ Special Live ‘Ⅰ’ -3rd Anniversary Final & Year End Party-』を開催。開設したてのTikTok個人アカウントも日々更新中。
photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]