生見愛瑠さん(24)「せっかちでタイパ重視な性格。帰宅後のスケジュールを分単位で組むことも」
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“めるる”の愛称で親しまれ、最近は俳優としても存在感が増している生見愛瑠さん。取材では、どんな質問にも即座に自分の考えをまっすぐ語ってくれる姿が印象的でした。「仕事が趣味」と話す生見さんが、素の自分に戻るために選んでいることや、大事にしている信念を聞きました。
選択の基準は、気分が乗るか乗らないか。
わかりやすく楽しそうなほうに心が躍ります
ずっと仕事一筋。だけど、
最近は好きなものを増やして自分時間も充実
テレビの印象で“陽キャ”に思われがちですが、元々はかなりの人見知り。今回の映画でご一緒した道枝さんをはじめ、共演者の方には「結構、静かなんだね」とか「意外と大人だね」と驚かれることが多いです。昔からパーソナルな部分を話すのが苦手で、すべてを表に出さず秘密にしたい気持ちもあるので、そういう反応をもらうと心の中で「勝った!」と思います(笑)。努力も見せたくないし、「めちゃくちゃ頑張ってる」と思われるのは気まずい。「この人、空気みたいにいるな」と感じてもらえるのが理想です。そのために意識しているのは、嘘なく正直でいること。わからないことはわからないと伝えたり、自分のペースを乱さずに仕事を楽しむことを心掛けています。
この職業は、プライベートが仕事に繋がることもあるので、常に仕事が頭にあります。旅行中でも「これ、仕事に活かせそう」という思考になって、友達に呆れられることも。でも仕事脳は変えられないし、考えないのは無理なので、今は好きなものを少しずつ増やしています。最近の趣味は、UFOキャッチャーとメダルゲーム。ゲームセンターにも頻繁に行っていて、ファンクラブ用に動画を撮ったり編集したり。結局仕事になっていますが(笑)、自分が本当に好きなものを見ていただけるのはうれしいので、自分時間を楽しみながら取り組んでいます。
自分に飽きてしまうから常に新しいことにチャレンジし続けたい
選択をする場面で重要視しているのは、気持ちが乗るか乗らないか。性格的には、わかりやすく楽しそうだったり、面白そうなことに心が躍ります。新しい挑戦も惹かれる部分のひとつ。映画『君が最後に遺した歌』は、抱えているものがある女性を演じるのも、歌やギターに挑戦するのも初めてだったので、前のめりで「絶対に出演したい!」と思いました。自分が自分に飽きてしまうから、常に新しいことをしていたい。だから、ギターを玄関に置いたり、カラオケを車に積んで、常にギターと歌がある環境に整えながらレッスンに打ち込んだ1年半は、新鮮で楽しかったです。
私が演じた綾音は猫っぽい性格で、共感する部分の多い女性。気が乗ることを選ぶところや、周りに左右されず「好きなことは好き」と言える芯のあるスタンスは、特に似ていると思います。この映画は「10年愛」を描いていますが、この先の自分の10年間を見据えると、バリバリ働きつつも、自分の時間を上手に使える人になっていきたいです。憧れは、サクッとひとりで海外に行ける人。今は、チケットの取り方もわからないし、時間を無駄にしたくなさすぎて、綿密に予定を立ててからでないと旅に行けないので、自立しつつ、フッ軽さも備えた大人になりたい。初対面の方と作品作りをする機会が増えた今は、人に興味が湧いてきて、徐々に社交的になっている気がします。オープンマインドでいるほうが自分に深みも出ると思うので、この姿勢も大切にしていきたいです。
生見愛瑠さんの〝取捨選択〟
【取】
家でゆっくり和菓子を楽しむのが至福の時間。
季節の移ろいを感じられるところも好きです
以前は甘いものが苦手だったのですが、差し入れでいただいた和菓子が美味しくて、甘いものブームが始まりました。特に好きなのは、練り切り。優しい甘さだけでなく、季節を感じられる見た目にも惹かれています。行きつけは、青山の菊家。ハロウィンやクリスマスみたいに季節限定のモチーフやリボン柄の練り切りがあって、すごく可愛いんです。和菓子作り体験も計画中ですが、家でお茶を淹れてゆっくり味わう時間が今の私のリラックスタイム。昔からインドアで、おうちごはんの時間は大事。撮影が続いて忙しい時期ほど自分好みのものが食べたくなって、自炊もします。よく作るのは、肉味噌ピーマンや砂肝炒めなどのおつまみ系。そこまで凝らない時短飯が定番です。
【捨】
定期的に気分をリセットしたくて、1〜2カ月に1回は、家全体を整理整頓。
最近は、フライパン系を全部取り替えました
気持ちも部屋もスッキリさせたくて、服、コスメ、食器、家具……と家の中全体を頻繁に整理整頓。いる╱いらないを見極めて、マネージャーさんや友達に譲り渡します。クローゼットは服と服の間に隙間が空く量を意識。ときめくかどうかを基準に手放すことで、新しいものが入ってくる循環も楽しんでいます。直近では、フライパン系の調理器具をすべて取り替えたので、自炊の機会も増えそうです。残っていくのは、思い入れがあるものや好きなもの。取捨選択を通して、今の自分に必要なものが可視化されるところも意義があると思っています。
作品きっかけでさらに好きになった
カラオケでストレス発散
役作りがきっかけでさらに好きになったカラオケ。ヤバTさん(ヤバイTシャツ屋さん)や安室さんの曲をよく歌います。予定を詰めたいタイプなので空き時間にマネージャーさんと行くことも。せっかちな性格でとにかくタイパ重視。時間を無駄にしたくないから、帰宅後のスケジュールを分単位でメモしながら帰る日もあります。「疲れない?」とよく聞かれますが、私の場合は予定がなくてゴロゴロしているほうが疲れそうです(笑)。
生見愛瑠さん/MERU NUKUMI
2002年生まれ。愛知県出身。2012年、モデルデビュー。2022年、映画初出演作の『モエカレはオレンジ色』で第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作は、TBS『くるり〜誰が私と恋をした?〜』など。3月20日公開の映画『君が最後に遺した歌』では、ヒロインの遠坂綾音を好演。約1年半、レッスンに打ち込んだ歌とギターのパフォーマンスも必見。
【衣装クレジット】ジャケット¥228,800スカート¥139,700(ともにPlan C╱SANKI SHOJI CO.,LTD.)シューズ¥156,200(Gianvito Rossi╱ジャンヴィト ロッシ ジャパン)リング〈K18ローズゴールド、K18ホワイトゴールド、ホワイトトパーズ、ダイヤモンド、K18ホワイトロジウムプレート〉¥781,000ネックレス〈K18ローズゴールド、ダイヤモンド〉¥528,000(ともにPomellato╱ポメラート クライアントサービス)その他スタイリスト私物
撮影╱shu ashizawa〈S-14〉 ヘアメイク╱吉田美幸 スタイリング╱中井綾子 取材╱坂本結香 編集╱越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年4月号「私たちの取捨選択」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。