及川光博さん(56)今やりたいことは親孝行「時間がなくても、遠慮されても後悔しないために」
キラキラとしたエンターテイナーとして、そしてドラマでは心を射抜く演技で魅せる——。ミッチーは、私たちのときめきを更新し続ける永遠の王子様。
その輝きの真髄は、自分に課す厳しさと、周囲への深い愛。ファンはもちろん、スタッフや共演者からも愛される理由は、そばにいる人の心をふっと明るくする、そのあたたかなエネルギーにあります。そんな及川さんが届けてくれる、愛に満ちた言葉たち。
STORYベイベーへ贈る、心に響く“愛の金言集”です。
▼前編はこちら
及川光博さん、毎回“遺作の覚悟”で積み重ねた30年「ベイベーたちへの愛と感謝しかない」(インタビュー前編)
ミッチー愛のメッセージ
その1「調子に乗っても 図にのるな」
この言葉は、僕自身が常に心がけている言葉ですね。
調子に乗れる時は乗らないといつまたそのチャンスが来るかわからないので、それは乗るべきなんですが、図にのる…すなわち、謙虚さを失っていくことは、大人としてみっともないなと思っています。
40代のSTORYベイベーたちはもちろん、謙虚さを持った子達だって、ミッチーはわかっているからね!
その2「心の平和を大切に」
これは最近よく思うことなんだ。身体の健康はもちろん大事なんだけれど、もっと大事なのがメンタルだと思っていて、そのメンタルが弱ると身体にも影響が出てきちゃう。人に会ったり、自分を表現したり、毎日を楽しむ気力も無くなってしまう。
僕自身もそうしているけれど、苦手なものや人、気分を下げる物事やニュースから遠ざかってみることをお勧めします。
渡る世間はエゴばかり。
他者を否定しないと自己肯定できない人、他書の不幸を心から願う人とお友だちになれますか?
ダークサイドに気をつけて!
それと同じ!
メディアやSNSでも、見たくないものは見ないっていう選択が大事だよね。
「笑顔は根性!」
シンプルに、笑顔の人が笑顔の人を呼ぶと思う。
笑顔って連鎖していくものだと思わない?そして、自分自身を輝かせるためにも、表情筋を基本笑顔にしておくというのもいいよ。
心理学でいう、「表情フィードバック」という理論なんだけれど、笑顔でいれば楽しくなるし、反対に、しかめ面をしていると心も不機嫌になっていく。
人生は思い出の積み重ね。できればずっと笑っていたいよね?笑顔で居続けるというだけで、人生勝ったも同然だと僕は思う。でもその難しさ…きっとSTORYベイベーたちも、大人になればなるほど難しいってわかってるはず。でもさ、もう、根性!開きなおって根性で一緒に乗り切ろう!
「体重計に乗ろう」
日頃のケアに関して、僕はあまり大きなことは言えないんだ…不規則、不健康そのものだから。
ただ、お風呂にしっかり入るって代謝を高めることは大切にしている。むくみもとれるしね。
みんな、体重計に乗ってる?怖いよね、現実を見るって。
でも、毎日体重計に乗ると小さな変化に気づくようになって、(2〜3日は揚げ物食べるのやめよう)とか、(炭水化物を半分にしよう)とか、考えるようになる。好きなものを好きなように食べたいに決まっているけれど我慢する。未来の自分のために!もちろん、どうしても食べたいときや、仕事に支障をきたさないであろう時には好きに食べますよ?美味しいものを食べないとストレスで生命力が欠けちゃうって、女優さんたちからも聞くしね。
その5「ゆっくり老けよう」
これは僕が心がけていることだけれど、老化に抗わないってことだね。いや、抗えないのか(笑)。
最近は特に回復力の低下を感じるんだけれど、オフの時は思いっきりオフにして何一つ頑張らないようにしているよ。洗濯機がふわふわの乾燥までやってくれるから助かっちゃう。
外食に行くときにもオーラを消して、本当に地味に生きています。
食事はマグロをよく食べるようにしているよ。マグロだけじゃないかな?魚…特にお刺身が好き。マグロやカツオ、アジなどの青魚にはDHAが含まれていて、これが脳にいいらしいし、中性脂肪にもいいみたい。ゆっくりね、年を重ねていければいいなって思っているよ。
その6「ターンしてスイッチオン!」
オフの時は地味に生きているけれど、オンにするときにはどうするか?
僕はね、ターンをしてる!(笑)くるっと一周まわると、気分が変わるんだよね。僕にとって変身ポーズみたいなものかな?身支度を済ませた後、意識的にターンをしたり、指をパチンと鳴らしたりするんだ。で、スターになるの(笑)。あとは衣装も大事。家では普通にリカバリーウェアだからね。
今、STORYの雑誌の表紙を見せてもらったけれど、見出しが素晴らしすぎる!『自信を纏うパワー服』(2026年4月号)…自信って大事だよね。STORYベイベーたちもやっぱりファッションで気分が変わるんだね!
その7「生きているうちに親孝行」
最近プライベートで実現させたいと思っているのは、親孝行。
両親は健在だけど、そうそう長くはないでしょう。生きているうちにしっかりと愛を伝えたいよね。
旅行にも連れて行きたいけど、僕自身時間がないし、うちの親もわがまま言わないから‥互いに思いやりの気持ちばかりが強くなって真心がすれ違っちゃうみたいな…まるで賢者の贈り物みたいになっている。
なんとか、お互い元気なうちに親孝行がしたいな。
読者ベイベーたちも親孝行したほうがいいよ!生きているうちに、悔いのないように。
すっと心に沁み込む、ミッチーの言葉。
STORYベイベーたちは、どの言葉が響きましたか?
心を平和に、根性入れて笑顔で過ごす。
体重計に乗るのだけは、勇気がいるけれど(笑)
ミッチーと共に楽しく年をとって行きたい!って思いますね。
及川光博さん profile
1969年生まれ、東京都出身。1996年、シングル「モラリティー」でアーティストとしてデビュー。独自の音楽性とその個性が注目を集め、1998年ドラマ「WITH LOVE」で俳優活動をスタート。以後、アルバムリリースや毎年全国ツアーを行うとともに、ドラマ・映画・CM等で活躍。
主な出演作に、ドラマ『白い巨塔』(04年)『相棒』シリーズ(09~12年)『半沢直樹』(13年)(20年)『グランメゾン東京』(19年)『ドラゴン桜』(21年) 『最愛』(21年)『霊媒探偵・城塚翡翠』(22年) 『女神の教室 ~リーガル青春白書〜』(23年) 『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(24年) 『御上先生』(25年) 『イグナイト -法の無法者』(25年)『ぼくたちん家』(25年) 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(15年)『僕だけがいない街』(16年)『七つの会議』(19年)『引っ越し大名!』(19年)『桜のような僕の恋人』(22年)『グランメゾン・パリ』(24年)等。
撮影/河内彩 取材/竹永久美子
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