【戸建てVSマンション】結局どっちが正解?資産価値から自由度まで、購入前に知っておきたい!

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理想は、一からつくり上げるマイホーム。でも土地探しや予算を考えるとハードルは高く、都心へのアクセスや管理体制の利便性を思うとマンションも捨てがたい。リセールを見据えるかどうかも、大きな分かれ道です。資産価値から自由度まで、購入前に知っておきたいあれこれを、リアルなエピソードとともにご紹介します!

【戸建て】都内への憧れを譲った!

開放感&日当たりに
こだわりゼロからデザイン!

ゼロから自分たちで作りたい――そんな思いで、「注文住宅」か中古マンションの部屋を一度解体して一からデザインする「スケルトンリノベ」で検討スタート。都内に確実に買えそうなマンションも見たけど、広い物件って本当に少なくて…。私がどうしても譲れなかったのは“開放感”。賃貸時代、ほとんど日が入らない狭い部屋で過ごすのがつらくて、「家を建てるなら快適さを最優先!」と心に決めていました。結局、マンションは諦めて戸建てに一本化。設計の自由度が高い理想の設計事務所も見つかり、いよいよ土地探しがスタートしました。でも探してみると、想像通り狭い土地ばかり。100㎡以上が叶う場所はなかなか出てこないし、出ても価格が跳ね上がる…。それでもやっぱり「都内より開放感」だと感じ、神奈川まで視野を広げて探すことにしました。

土地探しは設計事務所と二人三脚。「この土地ならこんな家が建てられます」と具体的なイメージを見せてもらいながら決め、最終的に都内まで電車で30分の現在地に落ち着きました。正直、もっと東京寄りを期待していたし、費用もこだわりが強くてオプションを追加した結果、当初の見積もりより2,000万円ほど上振れ(笑)。でも、間取りも床材もインテリアも一つひとつ自分で決めた理想の家は、QOLが爆上がりです。リビングで日差しを浴びながら過ごす時間、窓から見える庭の景色、光の入り方ひとつにさえワクワクします。都心に出るよりも、家で過ごす何気ない日々が一番の贅沢。心身ともに健やかな生活を送れています。

N・Kさん(31歳・会社員)

Sさん(38歳・会社員)と2021年に結婚
2025年に注文住宅を購入
エリア:神奈川県横浜市
間取り・広さ:4LDK・100㎡
購入金額:1億円
自己資金:なし
探した期間・内見数:4カ月でマンション3件、土地10カ所

【マンション】
注文住宅への憧れをいったん譲った!

売却を見据え、
資産価値最優先で選んだ築30年マンション

婚約を機に、まず始めたのが家探し。独身時代からマンションを所有していたので、結婚後も賃貸ではなく購入一択でした。私たちの最終目標は“庭つきの一戸建て”。でも理想を詰め込むと予算は余裕でオーバー。今はマンションを選ぶのが賢い選択だと判断しました。価値が落ちにくい物件を選び、売却時の利益を次の住まいの資金に回して少しずつ理想に近づいていく。そんなステップアップ型の戦略です。とはいえ、こだわりの強い私たち夫婦。広さはもちろん、都心へのアクセス、駅までの近さ、2面採光の角部屋、街の充実度、デザイン性のある内装…二人の条件が揃う物件を探すのは一筋縄ではいきませんでした。予算を引き上げる手もあったけど、住宅にお金をかけすぎて普段の生活が窮屈になるのはもったいない。結局、妥協できるのは築年数だけとなり、新耐震基準ならOKにして探すことに。

築古とはいえ、アクセスのいい都心で1億円以下…なんて物件は争奪戦!何度申し込んでも業者に先を越されるの繰り返し。仕事のメールよりもSUUMOの通知に即反応してしまうくらい、当時はとにかく頭の中は家探しでいっぱいでした(笑)。そんな中ついに出会ったのが、築30年のリノベマンション。サイトの写真はいまひとつで心配だったのですが、8,000万円台という価格に惹かれてその日のうちに内見・即決。50年ローンにしたので月々の負担も少なく済み、その分インテリアにも思う存分こだわることができました。今のマンションには、2~3年ほど住む予定。まだ理想の家は変わるかもしれないから、最終的な“城”は焦らず決めたいと思っています。家を探しているみなさんには一生ものの買物だと構えすぎず、その時のライフスタイルに合わせて家を賢く手に入れる、そんな選択肢もあるんだよと伝えたいです。

A・Tさん(29歳・アパレル)

Yさん(33歳・メディア関連)と2026年に結婚
同年に築30年の中古マンションを購入
エリア:東京都品川区
間取り・広さ:3LDK・69㎡
購入金額:8,200万円
自己資金:200万円(親援助なし)
探した期間・内見数:3カ月でマンション10件

【マンション】
間取りや内装の自由度を譲った!

2年探して、夫の「通勤時間」と
私の「理想の広さ」を両立

当時、まだ社会人4年目で慎重派だった私たちの予算はMAX8,000万円。理想は戸建てでしたが、通勤時間は譲れないという彼の強い希望もあり、まずはマンションから見始めました。新築も見ましたが、路線や街の雰囲気を妥協する必要があり、すぐに中古にも目を向けることに。そこで見えてきたのが、モデルルームでは分からない“リアルな暮らし”。3LDKでも家族が増えると物があふれ、売り出し理由も「子供ができて手狭になったから」がほとんど。それなら最初から戸建てにしたほうが…と方向転換しました。都内でもマンションより広く、駐車場代もかからない。アウトドア好きの私たちには理想的に思えました。でも23区内で理想の土地はなかなか出てこない。建売は間取りが理想通りとはいかず、自由度の高い注文住宅は予算が未知数。さらに通勤時間や日常の利便性を考えると、「あれ、ちょっと不便かも…?」という現実も見えてきて…。広さがあっても都心から離れると友人を気軽に呼びづらく、ゴミ出しやメンテナンスの負担も気になる。戸建てに絞ったものの、だんだん今の生活スタイルに合わないと感じるようになりました。

結局、マンションに逆戻り(笑)。今の家は約70㎡と一般的な広さながら天井が高く、大きな窓からの日当たりは抜群で数字以上に開放的な設計。1階を選んだことで床下収納もあり、アウトドア用品や備蓄品もすっきり収まり、懸念していた窮屈さもクリア。都心へのアクセスも抜群で、今までうじうじ悩んでいたのがウソのように「ここしかない!」と予算を上げて即決しました。遠回りをしたけど、マンションも戸建ても何度も比べたからこそ、自信を持って決められた住まい。今の生活にはこの選択が最適だったと感じています。それでも、いつか仕事が落ち着いたらマイホームを建てるのが夢。将来どこでどんな家に住みたいか、夫と妄想を膨らませています。

M・Kさん(28歳・IT関連)

Yさん(28歳・金融)と2023年に結婚
2025年に築12年の中古マンションを購入
エリア:東京都世田谷区
間取り・広さ:3LDK・70㎡
購入金額:1億円
自己資金:700万円(うち親援助400万円)
探した期間・内見数:2年でマンション15件、土地6カ所

イラスト/雑賀建郎 取材/下田真里衣 編集/越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年5月号『「家買うCLASSY.夫婦」リアル奮闘記』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。