静岡県の山間部で発見!「山のするめ」の気になる正体とは?
その名の通り、噛めば噛むほどうまみが出る
静岡県の山間部に位置する春野町には、水戻し不要で、そのままでも食べられる切り干し大根「山のするめ大根」があります。ネーミングの由来は、するめのように噛めば噛むほどうまみが出てくることからだそう。豊かな森林に囲まれた春野町は土壌にも恵まれ、夏冬の寒暖差が激しい地域。すくすくと育った甘みの強い品種の大根は、一般的な切り干し大根の半分以下の細さにカットされ、天日干しされることによって栄養素やうまみが増えて凝縮されていくとのこと。今回は家庭で簡単に試せるアレンジ料理に使ってみました!
袋を開けると、甘みとうま味を含んだ切り干し大根の香りがふんわりとしました。まずはそのまま食べてみると、するめのような舌ざわりにしゃきしゃきとした食感、噛むたびに大根の持つ甘みが口の中にじんわりと広がります。
山のするめ大根をON!ミネストローネ
手づくりはもちろんこと、粉末タイプのインスタントミネストローネに「山のするめ大根」をのせてお湯を注げば、具だくさんのミネストローネに早変わり。うまく味が絡み、時間がたってもふやけすぎないので歯ごたえを楽しみながら食べられます。食べ応えもばっちりなので、ダイエット中や野菜不足の人にはおすすめのアレンジ!
山のするめ大根入りつくねバーグ
つくね用の鶏ひき肉と混ぜ合わせることにより、甘みのある「山のするめ大根」が玉ねぎの代わりにもなって一石二鳥! お肉へのなじみが良いので、野菜嫌いの子どもにもぴったり。照り焼き味の「山のするめ大根」入りつくねバーグは、夕食のおかずやちょっとしたおつまみにも!
山のするめ大根 1袋(35g) ¥354
他にも、鍋の具材、麺類、野菜サラダにのせるなどアレンジの幅はざまざま。嬉しいのは一般的な切り干し大根では戻した水に溶け出して捨てざるをえなかった栄養素もそのまま補給できること。水戻しの時間がないときは使うのをためらいがちな切り干し大根ですが、細切りのためわずかな水分でもすぐに戻る「山のするめ大根」は家事に仕事にと忙しい毎日の時短料理にはぴったり。一度使ってみたらその便利さに驚くこと間違いなしです!
【お問い合わせ先】
笑顔畑の山ちゃんファーム
http://www.yamanosurume.com/
文・撮影/松下文香
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