市販スポンジで!クリスマスケーキのデコレーション8選【子どもと手作り&絞り口不要】
親子でケーキ作りは、思い描けば楽しいけれど、実際はクリームとの格闘の末、出来上がったケーキは“映え”とはほど遠いことも……。そこで、絞り口も不要、塗るだけ、置くだけの簡単デコレーションの技を教えてもらいました!
Decoration ①
ナッペいらずでテーブルが華やぐ♡
リース風ネイキッドケーキ
【材料】市販のスポンジ/生クリーム/ローズマリー/ザクロ/イチゴ(サンド用)/粉糖
【Point】あえてスポンジが透ける塗り方はケーキ界の最旬トレンド! スポンジ2台を1/2にカットし、3段に重ねて高さを出すと豪華。ローズマリーはリースに見立てて。スポンジは富澤商店がオススメ。
※ナッペとは、製菓用語でケーキにクリームを塗ること。
Decoration ②
ガトーショコラに
生クリームをたらすだけ!
スノーマウンテンケーキ
【材料】市販のガトーショコラ/生クリーム/アラザン/粉糖
【Point】市販のガトーショコラに少しゆるめ、6~7分立てにホイップした生クリームを多めに落とし、スプーンでくるくるとなでていきます。自然とクリームがケーキの側面に落ちる素朴さが◎。
Decoration ③
綿あめをふわふわの雪に見立てて!
コットンチーズケーキ
【材料】成城石井のチーズケーキ/綿あめ/市販のクッキー/銀箔シュガー
【Point】チーズケーキに市販の綿あめをのせてクッキーで飾るだけ。アラザンより粒子が細かく上品に煌めく銀箔シュガーを振りかけるとより幻想的。食べているうちに綿あめが溶けてケーキが大変身♪
Decoration ④
「のせるだけ」なら
小さい子だってできる♪
マカロンのフラワーロールケーキ
【材料】市販のロールケーキ/生クリーム/マカロン/エディブルフラワー/市販のホワイトチョコがけイチゴ
【Point】マカロンはピンクやグリーンなど、くすみ色が上手なのがピエール・エルメとコストコ。エディブルフラワーは最近はスーパーでも購入可。砕いたホワイトチョコがけイチゴで隙間を埋めます。
のせるだけじゃない、
イチゴは貼っても可愛い♡
イチゴとエディブルフラワーの
ショートケーキ
【材料】市販のスポンジケーキ/生クリーム/イチゴ/エディブルフラワー
【Point】側面に貼るイチゴは真ん中の部分を1~1.5mmと薄くスライスしたもの。余った両側はスポンジにサンドする用。上に飾るイチゴはヘタごと半分にし、少しスライドさせて並べるとリズムがつきます。
Decoration⑥
アシンメトリーに並べるのが今っぽい
ネイキッドムーンケーキ
【材料】市販のスポンジケーキ/生クリーム/ベリー数種
【Point】飾りはイチゴなどの大きいものからのせ、小さいベリー類は三日月形になるよう埋めていきます。模様になるように側面にラズベリーを埋め込みます。クリームは透けるように薄く塗ります。
Decoration ⑦
ココアとクッキーで
グラデーションに!
チョコレート スプレッドケーキ
【材料】市販のスポンジケーキ/チョコクリーム(生クリームにココアを混ぜる)/市販のクッキー/金の金平糖/チョコスプレー
【Point】ざっとかけた生クリームにスプーンの背でぺたぺた模様づけ。クッキーを砕き、チョコスプレーと一緒に撒く。子どもが好きな作業オンパレードで、NY風ケーキに!
Decoration ⑧
メレンゲをホイップクリーム風に見立てて
エンジェルホワイトケーキ
【材料】市販のスポンジケーキ/生クリーム/イチゴ(サンド分)/メレンゲ/アラザン/粉糖
【Point】メレンゲはトンガリタイプのミニサイズをぎっしり隙間なくのせることで華やかに仕上がります。号数違いのスポンジを重ねて2段ケーキ風に。アラザンやトッパーはシルバーでシンプルに。
● Profile ●
♦︎Tokyo Flamingo
@tokyo.flamingo
チームVERYが絶大な信頼をおくパーティのスペシャリスト。著書『フォトジェニックなHAPPY BIRTHDAY』が発売中。
♦︎Miho Kawakami
@miho.kawakami.5
料理家。なんでもやりたがる2歳10カ月(掲載当時)の女の子ママ。今年のクリスマスはまさに親子でケーキ作りに初挑戦の予定だそう。
♦︎SUNNY & SONS
@sunnyandsons
東原亜希さんもお気に入りのオーダー制アトリエ。センス溢れるケーキと月に一度販売のおちゃめなクッキーBOXが人気。
♦︎sachika ohta
@sachica_kidsartlifeproducer
ケーキデザイナー。「My little days」主宰。著書『メレンゲのお菓子 パブロバ』(立東舎)が発売中。プライベートでは3人のママ。
♦︎Ayano Muta
@ayanolondon29
菓子研究家。今年8月、ロンドン生活を終え、帰国したばかり。著書『ロンドンおいしいお菓子時間』が発売中。2児のママ。
♦︎Saiko Ohsara
@saikolo
さいころ食堂主宰。ヴィーガンレストランAlaska zweiオーナー。自由が丘、shiro caféのメニュー開発を担当。
撮影/山田英博 ケーキ制作、スタイリング/川上ミホ スタイリング協力/Tokyo Flamingo 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
※VERY 2018年12月号「絞り口不要! 子どもと一緒に作れて写真映えもバッチリ♡ 市販スポンジで作るX’masデコレーション見本帳」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。