かけるだけで!茶色いおかずを美味しくみせる便利食材【青ねぎ編】

疲れて帰ってきて、手の込んだ晩ごはんをつくるのは億劫ですよね。でも、適当なおかずを並べるのは罪悪感があるもの。今回はそんなときに使える、美味しく見える盛りつけアイデアをご紹介します。食卓に出す前の少しの工夫で、忙しい日を乗り切りましょう!

茶色くなりがちな定番おかずに〝ちょいかけ〞してみました

アンケートでもいちばん悩みが多かった茶色いおかず。盛りつけていざテーブルに出すときに〝残念な気持ち〞になるのを解消すべく、食材で乗り切るワザをご紹介します。

青ねぎ

一面茶色いおかずが、美味しそうに見えるよう手早く足すならば、緑系の野菜がきれい。そんなときに万能なのが青ねぎです。鮮やかな緑で茶色や黄色のおかずを引き立てます。保存は7日。カット済みのものは、キッチンペーパーでよく水気を切り、保存容器に入れて冷凍すると長持ちします。

惣菜の肉じゃがも青ねぎの緑で華やかに

使ったのはこちら

Before

さやいんげん、きぬさやなどを使わないと、色彩にメリハリがなく美味しく見えません。追加するなら緑がいちばんなじみます。

After

前の日の残りや、買ってきた肉じゃがでも青ねぎをのせただけで、ひと手間加えたような煮ものに変身します。

盛りつけPOINT

煮ものは、盛りつけた中心のトップに青ねぎをのせます。青ねぎをまとめて置くことで緑色が強調され、カラーバランスがよい状態で食べられます。

ちらしてもOK

青ねぎをちらして盛ると、緑色が分散され、ほっこりとカジュアルな印象に。

この料理にも合う!

・チーズトースト
・コーンポタージュ
・親子丼
・かつ丼
・卵雑炊

教えてくれたのは


フードスタイリスト/フードコンサルタント 河合真由子先生

広告を中心に企画、レシピ開発、フードスタイリングをトータルにサポート。

撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/河合真由子 取材・文/森岡陽子 構成/Mart編集部

Mart2020年1月号
「忙しい日の晩ごはん」裏テクニックPart3 盛りつけ編 おかずを美味しく見せるキーアイテム研究 より