未来のエネルギーを考える「どうする!?エネルギー大転換」展が開催
日本科学未来館にて、「どうする!?エネルギー大転換」展が開催中です。この展覧会は、ミュンヘンにあるドイツ博物館で約68万人が来場した企画展「energie.wenden(エネルギー転換)」の巡回展になっており、ドイツ国外では初開催となります。
これまで私たちの社会の発展と豊かさを支えてきたのは、石油・石炭・天然ガスといった化石燃料資源から得られる、安価で大量のエネルギーでした。しかし、このまま使い続けると枯渇させてしてしまうだけでなく、地球温暖化が加速し、大規模気候変動という大きなリスクを将来の世代に残してしまいます。
この展覧会のテーマである「エネルギー転換」とは、化石燃料に依存している現在の状態から、持続可能なエネルギー源へと私たちの使うエネルギーの大転換を図ることです。来場者は投票用紙を手に取り、会場内に展示された10 のエネルギーにまつわるテーマを回り、エネルギー政策について考え選択することができます。
4つ以上のテーマについて政策を選択すると、投票所で投票ができます。機械に投票用紙を入れると、自分の選んだエネルギー政策が、6つのタイプで診断され、その結果が投票用紙に印刷されます。 日本のエネルギー事情を紹介するコーナーもあるので、私たちの生活に欠かせないエネルギーついて、未来の子供たちのために考えてみてはいかがでしょう?
Event Data
「どうする!?エネルギー大転換」展
会期:3月29日(日)まで
時間:10:00~17:00(体験受付は16:30 まで)
場所:日本科学未来館 1 階 コミュニケーションロビー
特設サイト:https://www.miraikan.jst.go.jp/sp/energiewenden/
*入場無料(常設展は別途入館料が必要です)
*2/11、3/24以外の火曜休館