一度は生で見たい絶景!アジアのインスタ映えスポット19選【アジア専門トラベルライターが厳選】
絶景ブームが冷め止まない昨今。絶景カフェや絶景温泉など、ありとあらゆる絶景スポットが脚光を浴びていますよね。アジア専門トラベルライターとして渡り歩いて来た筆者も絶景スポットが大好きで、アジアの隠れ絶景スポットは無いかと日々探しながら旅を繰り返しています。今回はそんな筆者が実際に行って感動したアジアの絶景スポットを19カ所を厳選。一度は実際に足を運んで見て欲しい、素敵な絶景スポットをご紹介させて頂きます。
アジアの絶景スポット①シンガポールの可愛いストリート「カトン地区」
カラフルな家々が立ち並ぶこの可愛いフォトジェニックスポットは、シンガポールのカトン地区にあるストリート。このようなカラフルな家の造りは「プラナカン文化」の名残りで、15世紀後半にマレーシアやシンガポールにやってきた中国系移民の子孫たちが作ったもの。今でも実際人が住んでいるので生活感もあり、「ここ私の家!」と言いたくなる気分にさせてくれます。この可愛らしい家の並びは見ているだけで楽しい場所。普通の住宅地なので、撮影の際は住んでいる方の邪魔にならないように気をつけて。
アジアの絶景スポット②シンガポール・チャンギ空港内「ジュエル」にある人工滝
シンガポールのチャンギ空港は、6年連続スカイトラックス社の「世界の空港ランキング」で1位を獲得している、世界最高峰設備の巨大空港。空港とは思えないほど広い敷地の中に2019年4月にオープンしたのが「ジュエル」です。ドームの中にはショッピングセンターやフードコート、レストランが設けられ、巨大な施設の中心には高さ40mを超える巨大な人工滝が造られています。この人工滝の長さは世界最長。ドームの中でダイナミックに落ちる滝の水しぶきは圧巻です。是非一度シンガポールに足を運んでみて。
アジアの絶景スポット③インドネシア・バリ島ウブドにある映える「スターバックス」
バリ島と言えば石造りの門や寺院が印象的。そのバリ特有の景色を楽しみながらコーヒーを飲める場所が「スターバックス ウブド店」です。プリ・サラスワティ寺院の中に併設されているスターバックスで、景観が素敵すぎると多くの観光客に人気となっています。美しい蓮池の中央にそびえ立つ寺院を眺めながら、テラス席でコーヒーを飲む時間がなんとも贅沢。素敵な午後を過ごすならウブドにあるスタバへGO!
アジアの絶景スポット④インドネシア・バリ島の高級ホテル「AYANAリゾート」
バリ島にはたくさんのホテルリゾートがありますが、中でも人気なのが5つ星ホテルであるAYANAリゾート。その高級ホテルの敷地内にある姉妹ホテルの「Rimba Jimbaran by AYANA(リンバジンバランバイアヤナ)」の中にあるのが、美しい蓮池をデザインしたロビーです。静かな水面が鏡のように反射し、神秘的な雰囲気を演出しています。サンセットのタイミングはさらに幻想的な雰囲気になるので、宿泊した際は見逃さずに鑑賞してみて。
アジアの絶景スポット⑤タイ・チェンマイの白い仏塔の花園「ワット・スアン・ドーク」
タイの古都チェンマイにある寺院。白い仏塔があたり一面に立ち並ぶ、神秘的で美しい光景を見ることができます。仏塔の中には歴代の王の遺灰が納められているそうで、その景観から「スアン・ドーク=花園」と名付けられたそう。寺院の敷地内ということもあり、その景色は荘厳で格式高い雰囲気です。寺マニアにはたまらないスポット。
アジアの絶景スポット⑥タイ・バンコクにあるエメラルドグリーンの寺院「ワット・パクナム」
「ワット・パクナム」はバンコクの寺院。巨大な塔の最上階内部にあるこの光景がとてもフォトジェニックだとインスタで話題に。照明を使った色ではなく、エメラルドグリーンで塗装された天井とその下に置いてあるガラスの仏塔が反射し、自然な色味で空間を作り出しています。静かにずっと眺めて居たくなる不思議な光景は瞑想するのにぴったりな場所です。
アジアの絶景スポット⑦タイ・バンコクの、上から見たナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー・マーケット」
タイ・バンコクにあるナイトマーケットの「タラート・ロットファイ・ラチャダー・マーケット」。多くの飲食店や雑貨店が屋台で並んでいるこのマーケットですが、実は上から見るととってもフォトジェニック。カラフルなテントが立ち並び、まるでサーカスの軍団のような華やかな光景を目にすることができます。夜景を楽しみつつ、屋台のB級グルメも楽しんで。
アジアの絶景スポット⑧マレーシア・クアラルンプールにあるメルヘンな「ピンクモスク」
メルヘンチックなピンクの世界観が乙女心をくすぐる、美しすぎる礼拝堂「ピンクモスク」。マレーシアのクアラルンプールにあるモスクで、今でも信仰に使われているれっきとした礼拝堂です。マレーシアの最大行政都市プロジェクトの一貫として観光地開発されている「プトラジャヤ」にあり、ピンクモスクの周りも美しく整備がされています。宗教上、女性は露出NGなので、訪問する際は服装に気をつけて。
アジアの絶景スポット⑨マレーシア・ペナン島の4つ星ホテル「ブルーマンション」
インディゴブルーに囲まれた美しいホテル「チョン・ファッ・ツィー・マンション」は別名「ブルーマンション」とも呼ばれている高級ホテル。もともとは「東洋のロックフェラー」と呼ばれた大富豪「チョン・ファッ・ツィー」が建てた邸宅で、現在は4つ星ホテルとして使われています。そのブルーの世界観の美しさから、2000年にユネスコ文化遺産建築保存賞も受賞しているほど。生涯一度は泊まってみたい、どこまでも青く美しいホテルです。
アジアの絶景スポット⑩マレーシア・ペナン島にあるアートスポット「ジョージタウン」
世界遺産の街として知られる「ジョージタウン」。中国系移民とマレー系が混ざり合って生まれたプラナカン文化の歴史的街並みが美しいことで有名ですが、もう1つアート作品の宝庫としても人気なんです。2012年にリトアニア人アーティストが描いたのが始まりで、タウン内の様々な場所にアート作品が描かれるようになったのだとか。街を歩けば意外なところにアート作品が眠っているので、宝物探し気分で散策してみて。
アジアの絶景スポット⑪ラオスの世界遺産の街、ルアンパバーンで最高の夕日が見られるスポット「プーシーの丘」
ラオスの古都ルアンパバーンは、古き良き街並みが残る世界遺産の村です。その真ん中にそびえ立つ高さ150mほどの小高い丘が「プーシーの丘」。発展途上が進んでいないラオスでは周りに高いビルなどがなく、この丘に登ると大自然の雄大な景色と美しい夕日、そして世界遺産のルアンパバーンの街並みが見渡せます。サンセットタイムは一番の人気で、オレンジ色に染まる美しい夕日を見る人たちでいっぱいになります。心に染み渡る夕日を拝むならプーシーの丘は格別です。
アジアの絶景スポット⑫ラオス・ヴィエンチャンにあるパリの凱旋門「アヌサーワリー・パトゥーサイ」
見た目がパリの凱旋門そっくりな、ラオスの首都ヴィエンチャンにある凱旋門「アヌサーワリー・パトゥーサイ」。まさにパリのシャンゼリゼ通りを真似して建造したそうで、直線に引かれた道路と堂々の構えた門は圧巻の雰囲気。しかしながら、資金難で建設工事が完了せずに終わり、今でも未完成のままだそう。見た目はパリの凱旋門ですが、門の真下から覗くとラオスの神々のレリーフが描かれており内部はラオス風。凱旋門には登ることもできるので、ヴィエンチャンの街を眺めるのにおすすめのスポットです。
アジアの絶景スポット⑬ベトナム・ホーチミンにあるシュールな奇界遺産「スイティエン公園」
ベトナム南部の都市「ホーチミン」に行ったら訪れて欲しいのが、このシュールなテーマパーク「スイティエン公園」。TV番組「クレイジー・ジャーニー」でもお馴染みのカメラマン・佐藤健寿さんが出版された写真集「奇界遺産」の表紙になったことでも有名です。子供向けのテーマパークに、不気味な表情で描かれた謎の巨大な顔がとてもシュール。園内もツッコミどころ満載の奇妙な珍スポットばかりなので、面白ネタが好きな方には是非訪れて欲しい。
アジアの絶景スポット⑭ベトナム・ホイアンの幻想的な「ランタン祭り」
ノスタルジックに光り輝くランタンの世界。ベトナムの古都ホイアンは、情緒溢れる古い街並みが美しいと評価され、1999年に世界文化遺産に登録されました。 そのホイアンで有名なのが「ランタン祭り」。満月の夜に開催され、幻想的に灯る大量のランタンが美しい古都を暖かく照らします。街には、カフェやレストラン、雑貨店もあるので、女性に人気の観光スポット。せっかくなら満月の夜に訪れてみては?
アジアの絶景スポット⑮韓国・釜山にあるカラフルな集落「甘川文化村」
映画HEROの舞台にもなった、韓国・釜山にあるカラフルな村「甘川文化村」。「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれており、2009年の村おこしによって現在のアートな姿に生まれ変わりました。もともとは朝鮮戦争の際に北朝鮮から逃げ延びてきた人々が作った集落で、今でも一般の居住地として使われています。街の中にもアートスポットが盛りだくさんなので、カラフルな光景を楽しみつつ散策してみて。
アジアの絶景スポット⑯マカオの歴史を感じる「聖ポール天主堂跡」
「ローマ以東で1番美しい教会」と称されていた「聖ポール天主堂」。度重なる火災により、現在はファサード(正面部分)のみになってしまっていますが、その姿は力強く圧巻の造り。ファザードを見ていると、所々で漢字も使われており、マリア様が竜(当時、キリスト教禁止令を出していた徳川家康ではないかと推測されている)を踏みつけている様子など、日本との歴史を感じる部分がたくさん。日本とマカオの交流の歴史が詰まった教会の跡地は必見です。
アジアの絶景スポット⑰フィリピン・ボラカイ島にあるベストビーチの常連「ホワイトビーチ」
世界屈指のビーチリゾートとして人気の高い、フィリピン・ボラカイ島にある「ホワイトビーチ」。約4kmに渡る直線上のビーチ沿いにはレストランやカフェ&バーが並び、賑やかな雰囲気はまるでハワイを連想させる光景です。ビーチはホワイトサンドの美しい砂浜とほぼ透明のキレイな海が広がり、その美しさはまさに楽園。海の絶景を眺めるなら、ボラカイ島は絶対に訪れたいスポットです。
アジアの絶景スポット⑱京都の山陰にある隠れたお寺「毘沙門堂門跡」
日本の絶景もやはり素晴らしい!京都の山科にある天台宗五箇室門跡のひとつである「毘沙門堂」は、天台宗の門跡寺院として1665年に山科に創建されたお寺。紅葉の時期になると、門の入り口が真っ赤なトンネルと絨毯になり、そのフォトジェニックな光景がSNSで話題となっています。また、寺の中に入った奥の「晩翠園(ばんすいえん)」部分も見所。赤く染まった紅葉と朱色の建物が見事にマッチし、美しい景観に。日本の四季の美しさはやはりどこの国にも代えがたい。
アジアの絶景スポット⑲北海道・洞爺湖にある巨大な顔のオブジェ「月の光」
北海道の観光スポットとして人気の洞爺湖。時間帯や季節によって異なる絶景が見られると、フォトスポットとして人気を集めています。その洞爺湖で話題になっているのが、この顔のオブジェ。洞爺湖周辺に数多くある彫刻作品の1つで、イゴール・ミトライ氏によって手がけられました。「とうや湖ぐるっと彫刻公園」の代表作でもあり、月の光による陰影でさまざまな表情を見せることから「月の光」と名付けられたそう。インパクト抜群の顔と洞爺湖の絶景のコントラストが絵になるスポットです。
世界にはまだまだ隠れた絶景スポットがたくさん!
いかがでしたでしょうか?日本からアクセスしやすいアジアにも絶景と言えるスポットがたくさん。もしかしたらまだ発見できてない隠れた絶景スポットも眠っているかもしれません。感動する美しい光景を探しに、是非アジアの絶景スポットへ足を運んでみてくださいね。
travel writer SHIORI(しおり)
東南アジアをこよなく愛し、会社員を辞めバックパッカーでアジアを半年間放浪。帰国後、旅行会社webマーケ、女子旅メディアディレクターを経て、トラベルライターに転身。現在は女子旅専門トラベルライターとして「綺麗になる旅」を追求中。2019年7月よりCLASSY.ONLINEでも執筆をスタート。
Instagram:@travler_s23
Blog:トラベルライターSHIORIの女子旅Blog