【2021年入学ラン活②】工房系ブランドで選ぶベーシックカラーランドセル

2021年春の入学に向けてランドセル購入を控えているママたち、ラン活は順調ですか?各社のカタログ請求が始まり、3月中にはランドセルの販売や展示など本格的にスタートします。VERYではラン活情報を4回に分けてお届けします。第1回目「ランドセル選びのQ&A」に続く今回は、注目の工房系ブランドを厳選、赤と黒に絞ってランドセルをピックアップ。

「6年間使い続けるものだから、丈夫で上質なものを選びたい。」品質の良さや安心感でランドセルを選ぶママたちから支持される工房系。職人による手作業にこだわって丁寧に作られているから、縫い目や金具などの細かな部分にこそ、その品質の高さが表れます。最近ではパープルやピンクなど華やかな色も増えて選択肢が増える中、王道の赤や黒の人気は不動だそう。色選びのスタートは、高学年になっても飽きのこないベーシックカラーから始めてみるのも良さそうです。

VERY[ヴェリィ]

■長く愛せる色の豊富さが魅力。親子で納得の色選びが叶う

01.【土屋鞄製造所】

職人の手から手へ、300を超える作業工程を経て完成するランドセルを製造する、1965年創業の〈土屋鞄製造所〉。伝統を受け継ぎながらも、6年先を見据えて革、芯材、金具、ランドセルを形づくるすべての要素に目を配り、開発と試験を重ねています。魅了されるのは美しく奥深いカラーバリエーション。子どもの毎日に優しくなじむ色づくりをコンセプトに、夜明け前の空、愛らしい木の実など、自然の色から着想を得ています。美しい曲線や立体感、実物に触れるほどに伝わる品格あるデザインも定評があります。ハイセンスで感度の高いママたちからの支持が厚く、丈夫なつくりと長く愛せるシンプルなデザインも魅力です。

〈アンティークモデル 牛革 レンガ〉

◎おすすめポイント
・落ち着いたレンガ色はアンティークモデル限定カラー
・時間の経過を感じさせるいぶしたようなゴールドの金具と、落ち着いたベージュ系のステッチ

〈アンティークモデル 牛革 黒〉

◎おすすめポイント
・どこか懐かしい雰囲気に包まれたレトロ仕立てのランドセル
・大人びた表情の中にクラシカルなぬくもりを感じさせる正統派の黒

■わんぱくな子どもに最適。耐荷重80㎏のストロング系

02.【池田屋】

1950年創業の老舗ブランド〈池田屋〉のランドセルの特徴はハイブリット構造。軽量で水に強い人工皮革を濡れやすい部分(背あてやカブセの裏)に、丈夫でしなやかな牛革を強度が必要な部分(肩ベルト表)に使用するなど、適材適所に素材を配置した「軽さと丈夫さ」が魅力。モデルごとの違いは表面の生地のみだから、性能の違いで迷うことなく選べます。強度面へのこだわりとして、全モデル(牛革、人工皮革を問わず)に引き裂きに強い牛革ベルト採用。さらに池田屋独自の補強で耐荷重はなんと80㎏!わんぱくな子どもを持つママ想いの耐久性で卒業まで美しい形をキープします。

〈イタリア製防水牛革プレミアム カラーステッチ 黒×ゴールド〉


◎おすすめポイント
・控えめで上品なツヤ、ゴールドのステッチがシンプルな美しさを引き立てるアクセントに
・イタリアの一流タンナー(革工場)が手掛ける上質な牛革で仕立てたプレミアムモデル

〈ベルバイオスムース カラーステッチ カーマインレッド×ピンク〉


◎おすすめポイント
・特注素材のベルバイオ(人工皮革)使用。牛革に近い風合いと表情にこだわったツヤ感を表現
・抜群の背負いやすさと耐久性を誇りながら、他の人工皮革モデルと変わらない軽さが特徴

■背負った時の快適さNo.1。ママ目線の安心機能も充実

03.【鞄工房山本】

ランドセルを作り続けて50年の〈鞄工房山本〉が理念として掲げる”ものづくりへの想い”。原点は工房主が息子のためにつくった世界に一つだけのランドセルでした。創業当時からの作り手の想いが今もなお受け継がれ、一つひとつ手づくりする事にこだわっています。革の断面にニスを塗り重ねる「コバ塗り」を採用、より美しく上品なシルエットを生み出すことができます。反射テープや安全ナスカンなど子どもの安全を守る機能も◎。1枚革の肩ベルトや動く金具など体感重量の軽さが追求された設計で、背負った時の快適さも人気の秘密です。

〈アンティークブロンズ(牛革)赤 〉


◎おすすめポイント
・アンティークブロンズの金具で重厚な印象に
・高学年になっても飽きないタータンチェック柄の内装が上品

〈レイブラック 黒×ブルー〉


◎おすすめポイント
・クールな見た目で、毎年男の子から絶大な人気を誇るモデル
・ブルーのアクセントカラーで定番の黒ランドセルをモダンにアップデート

 

取材・文/里見友梨子