ツヤ肌作りのプロ向井志臣さんが教えます!40代のための【正しいツヤ肌メーク】の完全プロセス
「何歳でも、どんな肌状態でも同じようなツヤ肌に仕上げる自信がある」と豪語する業界一の肌作り名手・ヘアメークアップアーティストの向井志臣さん。 確かに使うアイテムも時間も最小限なのに、絶対に上品なツヤを宿すテクニックは圧巻!今回はメークルームに張り付いて、極上ツヤ肌の作り方に徹底密着。肌作りに悩めるあなたもこの通りにマネれば、誰よりも綺麗なツヤ肌になれること間違いなし!
下地、ファンデは極薄。カバーはコンシーラーに任せれば脱・厚塗りできます
40台のためのツヤ肌作りのプロセスは①なめらか下地→②パウダーファンデーション→③コンシーラーの3プロセス。美肌見せの要、目の下三角ゾーンをなめらかな下地でしっかり整えます。ファンデーションは顔の肌トーンが首から浮かない色選びがマスト。鼻周りの赤みやほんのり色ムラはコンシーラーでしっかりカバーして。
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下地は薄づきでなめらかな透明タイプを均一塗りして、凹凸を整えます。パウダリーファンデーションも使い方と使う量次第で粉っぽくならずツヤ肌の味方に。ファンデで7割仕上げたら残りのアラはコンシーラーで隠せばナチュラルなツヤ肌が完成!
右から、ピュア キャンバス プライマー プロテクティング SPF30・PA+++ 50ml ¥4,200(ローラ メルシエ )ホワイト パウダレスト SPF25・PA++ 全6色 ¥5,000 ※セット価格(アルビオン)アンプリチュード リキッドコンシーラー 1.8g 全4色 ¥5,500(アンプリチュード)
カバーすべきは全体の2割だけ。残り8割の綺麗な肌を活かして!
年齢に関係なく日本人女性の肌は基本的に綺麗です。全顔の8割は隠す必要はなく、残りの2割を整えれば十分な状態。それなのに同じ厚さで同じようにカバーした結果、厚化粧に見えて化粧崩れもしやすいと悩む人が多いのはもったいない!下地とファンデ、コンシーラー、パウダーの役割を正しく理解して、薄膜を重ねるようにして仕上げれば、メークが苦手でも簡単にツヤ肌が作れますよ。
’96年資生堂入社。『マキアージュ』の広告メークや商品開発も担当。シンプルなプロセスで極上ツヤ肌に仕立て時間が経っても崩れない圧巻のテクニックは業界内でも評判。
2020年『美ST』4月号掲載 撮影/城 健太〈vale.〉(人物)、五十嵐 洋(静物) モデル/神戸蘭子 ヘア・メーク/向井志臣〈Three PEACE×SHISEIDO〉 スタイリスト/桑代 愛 取材/大山真理子 編集/浜野彩希