SixTONESきっての王子様!京本大我のデビューにかける思いとは?

1stシングル『Imitation Rain』でデビュー曲として史上初、初週ミリオンヒットを達成したSixTONESの京本大我くんがCLASSY.に初登場! SixTONESきっての王子様キャラ京本くんのCDデビューに対する気持ちを教えてもらいました。

初めてSixTONESが結成された時どう感じた?

「グループ結成は5年前ですが、その前からドラマ『私立バカレア高校』で一緒だった6人なのでなじみがあって、空気感もできあがってました。メンバー入りはポジティブに嬉しかったけど、初めてグループに入るのが20歳というのは遅かったし、SixTONESとしての曲もない、ゼロからのスタート。ただ初めて出演したミュージカル『エリザベート』のオーディションも’15年なのでグループ結成と同じ時期。僕のミュージカルとの出会いとキャリアも、SixTONESと同時に始まったことは縁深いなあと思います」

自分たちのCDが初めて店頭に並んだのを見た感想は?

「嬉しかったですね! YouTubeの撮影でカラオケに行った時も嬉しかった。でも『いつかカラオケで自分たちの曲を歌うのが夢だ』って散々言ってきたのに、いざとなると恥ずかしくてプライベートでは行ってない、みたいな(笑)。前はもっと気楽に行ってたのに、自分たちの曲が入ってると思うと構えちゃって――。友達に『歌ってよ』って言われるのかなと思いきや、まだ実際は行けてもないんです」

初めてライブでデビュー曲『Imitation Rain 』を披露した時の気持ちは?

「グッとくることはたくさんあったんだけど、『戻れない時代(とき)を振り返る』という歌詞でJr.時代が走馬灯のように思い出されて、涙腺を刺激されてしまいました。プロとして歌をちゃんと届けたいから、泣いて歌えなくなることは俺のなかではあり得なくて、今まで我慢してきたんだけど、あの瞬間だけはダメでした。悔しくて頑張ったんですけど、恥ずかしいです。でも泣いてしまったことは後悔してないです。いい意味でJr.時代の苦しかったことを流せた感覚もありました」

デビューシングルがミリオンヒットの快挙を達成! 今の心境は?

「自分の名前の横にあっだジャニーズJr.という肩書が外れたこともまだ実感がないというか、大きな変化を感じていなくて――。周りの皆さんに『デビューおめでとう!』と言っていただけるからやっと感じるくらい。14年近くJr.として活動していたので、デビュー組の仲間入りをした感覚が正直、まだないですね。SixTONESとしての活動は今まで通りだし志も変わらないので、不思議な感じです」

TAIGA KYOMOTO

’94年12月3日生まれ東京都出身血液型B型●’06年、ジャニーズ事務所に入所。’07年の舞台『DREAM BOYS』出演以降、舞台やドラマで活躍。’15年、ジャニーズJr.内ユニッドSixTONES結成。同年ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役に抜擢され、その後数々のミュージカルに出演。’19年には『HARUTO』でミュージカル初主演を務める。’20年1月にSixTONESとして『Imitation Rain』でCDデビュー。

取材·文/駿河良美