今だから、履きたい靴
こんにちは。編集Nです。
最近、苦手だった整理整頓にハマっています。
昨日はそこ、今日はここ、明日は……と毎日1か所づつ断捨離(のつもり)。
今まで放置していた分、自分的お宝がざくざく出て結構楽しいのですが、全く進まないし、結局全然捨てられない。私は、物に囲まれた生活の方があっているみたいです(笑)。
で、私的お宝シューズを3足救出しました。
写真は、9年前ぐらいに一目惚れで購入したルブタンのビビッドなピンクときらきらのシルバーが目を引くフラットシューズ〈写真左〉と2年前ぐらいにプレゼントでもらったレベッカミンコフの大きなリボンのサンダル〈写真右〉です。
今から十数年前、編集という仕事についた時、初めて担当した企画がシューズ特集でした。その時にずらりと並んだ錚々たるブランドの芸術品のようなデザインのシューズたちに衝撃を受けたあの日から、私にとってシューズは自分のスイッチを入れてくれる存在。
そのスイッチとは、仕事への気合いを入れてくれたり、自分らしさを出してくれたり、時には肩の力を抜いてくれる、という気持ちの切り替えを促してくれるというスイッチ――。
上の二つはまさに履くと気分を上げてくれる、楽しいシューズです。
そしてその下のビジューがふんだんにあしらわれているシューズは、初めての靴撮影終了後、スタイリストさんが履いていたジュゼッペザノッティを真似して買ったもの。当時の私にとっては、清水の舞台から飛び降りる勢いでしたが、これを履くたびに、背筋がのび、覚悟が生まれ、たくさんのことを乗り越えさせてくれました。
最近は、とにかく楽に過ごしたくてスニーカー一辺倒になってしまっていたクローゼットに、こうして当時の思い出とともに″また履きたい!″と思えるような靴が加わっていくことがとても感慨深いというか、これぞ私にとっての靴の楽しみなのかも知れません(また整理できませんでしたが……汗)。
皆さんにも、思い出の靴はありますか?
編集N