【40代のヘアアレンジ】ゴワつく&オイリーな【撥水ヘア】向けナチュラルヘアアレンジ
髪がなんだかうまくいかないのは、髪質に合った扱いができていないせいかも。ゴワつきがちな撥水タイプの髪質なら、うねりを補正したストレートと巻き髪スタイルがおすすめ。中目黒の人気サロンCINNAMONの酒井さんに教わりました。
撥水さんのゴワついて硬く見える髪はストレートできちんと感or大きめカールで柔らかに
<1>ストレートアイロンでうねりを補整、ツヤを出した清楚スタイル
もともと直毛なのですが、硬く見えてしまうのが悩み。ストレートアイロンで毛先を軽く内巻きに整えると、程よく柔らかな印象になって、ツヤも出ました。
スタイリングの仕方は?
① 髪が乾く前に、トリートメントオイルを毛先につける。ゴワつく毛先にツヤを与えて、なめらかな質感に整えて。
ベタつかずスッと浸透。髪の芯から強くし、まとまりやすい髪へ。コアミー トリートメント オイル M 80㎖¥3,800(アリミノ)
② 髪を完全に乾かした後は、ストレートアイロンで髪の大きなうねりを補整。中間から下はやや内巻きにする。
<2>大きめカールを作って、重く見えがちな髪をエアリーに
髪色も暗いので重たく見えがちだったのですが、毛先の大きめカールと透けるような前髪で、驚くほど軽い印象に変わりました。顔も小さく見えます。
スタイリングの仕方は?
① ドライヤーの前に、軽めのトリートメントオイルで毛先を保湿。重さを与えずに、柔らかな質感を引き出して。
ベタつかない軽い質感でなめらかな髪に。撥水毛と相性抜群。オリオセタ オイルトリートメント30㎖¥1,500(プロジエ)
② 32㎜のアイロンで、内巻きにワンカール。毛束を多めにとって大きめにカールを作ると、ゆるい動きが出て柔らかな印象に。
③ 前髪はふんわり下ろすようにブローしたら、スタイリングオイルで束感を作って、透けるよう整える。
濡れたような質感作りの必需品。天然由来成分のオイル。N.ポリッシュオイル150㎖¥3,400〈美容室専売品〉(ナプラ)
いかにもアレンジしています感があると古臭くなるので、もともとの髪の特性を捉えて、ナチュラルにアレンジするのが今っぽいですね。撥水さんは、硬さと重みが気になるので、柔らかさと抜け感を出すことを念頭に置いて。吸水さんは、髪のダメージに気をつけながら、ペタッとしないように根元を立ち上げて、髪を弾むように見せるのがポイントです。
合わせてチェック!
ゴワつく髪にヘアオイルをたっぷりつけていたライターI。それを見た美容師さんから、「撥水毛だから、ヘアオイルは毛先だけに」と指摘され……。髪が水分をはじく「撥水毛」か、水分を吸う「吸水毛」かによって、適切なケアを選ぶことこそ、扱いやすい髪に変えるカギでした。
2020年5月21日 20:00
髪がどうにもうまくいかないのは、髪質に合ったケアができていないせいかも。まずは髪質診断であなたの髪質をチェックして。撥水タイプだったら、やりすぎを控えるマイナスケアを取り入れてみましょう。
2020年6月2日 20:00
2020年『美ST』6月号掲載 撮影/布施鮎美(人物)、升谷玲子(静物) ヘア/酒井吉之〈CINNAMON〉 メーク/輝・ナディア〈Three PEACE〉 スタイリスト/柿田たみか 取材/伊藤恵美 編集/佐久間朋子