伸ばすだけで体幹強化!子どもとできる「バーオソル」トレーニング

姿勢改善!体幹力がつく!子どもの成長にも◎

 

自宅学習でPCやタブレット、スマートフォンを見ている子どもの姿勢が気になる!梅雨に入り、外スポーツの習いごとができない!という悩みをお持ちのママも多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれつつスタイルアップにも繋がるバレエ発バーオソルのレッスンを、前回に引き続きKANAMI先生に教えていただきました。<前回の記事はこちら!>

今回も、バレエ未経験の古滝あんなちゃん(4歳)がチャレンジしてくれました!

 

●背筋がぴんとして集中力も!座ったままでできるチェアワーク

 

KANAMI先生からワンポイント

「勉強中、テレワークの合間に行うことで姿勢を整えながら集中力アップ・疲れをリセットしてくれるポーズです。硬めのソファでもOK。内ももを意識して行いましょう。内ももが引き締まると骨盤も締まり、内側に力がかかるようになって脚の形も良くなります。O脚改善や膝上の肉が気になる方にも効果的です。

また子どもの成長期に内ももを鍛えることで足が真っ直ぐ伸びやすくなり、歩き方がキレイになります。さらに親指に力が入るようになり、踏み込む力が増すので他のスポーツをしている子どもにもオススメです」

 

<効果>体幹、内転筋(骨盤矯正)、美姿勢、ウェストシェイプ、O脚改善

STEP1  お尻の骨を椅子に対して垂直になるようにまっすぐ立て、背中を引き上げてスタートです。手は軽く椅子を持ち、脚は腰幅に開き、膝を伸ばし床から離します。つま先は軽く伸ばしておきましょう。
STEP2  左右好きなほうからはじめてOK。お尻から脚をクロスするイメージで、内ももをクロスさせます。脚を元に戻して反対の脚を行ってください。8setが目安です。 慣れてきたら、よりお腹を意識し、背中を引き上げてみましょう!腹筋にもアプローチしてくれます。
STEP3  余裕のある人は、8setしたあとに、手を離してバランスをとりながら、同じ動作をしてみましょう!自然な呼吸を心がけてください。

子ども人気NO.1エアプレインで体幹力アップ

KANAMI先生からワンポイント

「楽しんでできるので、キッズクラスで人気のポーズ。子どもと向き合って行っても◎。腰をそらしすぎないことがポイントです。前ももは、床から少し離すように行いましょう。

上体がブレないように行うことで、体幹が鍛えられます。またお腹を意識して、膝をより遠くに伸ばすイメージでしっかり伸ばしましょう!

ベッドはやわらかく腰に負担がかかるので、床やカーペットの上で行うのがオススメです。

<効果>体幹、代謝アップ、背中の引き締め、ヒップアップ、美姿勢

STEP1  床にうつ伏せに寝転び、脚は腰幅に開きます。息を吸い、吐きながらおへそを背骨に引き寄せます。お尻をきゅっと引き締めて、膝が遠くに引っ張られるイメージで、脚を浮かせましょう。 両腕をサイドに広げ、手のひらは床に向けて顔を少し上げます。呼吸をしながら8秒キープしてください。
STEP2  次はキープしたまま背中・肩甲骨を意識し、片方の手を4秒かけて前にスライドしてください。
STEP3  もう片方の手を4秒かけて前にスライドしましょう。慣れてきたら、秒数を増やし8秒でやってみてください。この動作は2set頑張ってみてましょう。終わった後は、正座になり背中を丸めてゆっくり呼吸しリラックスしてください。

教えてくれたのは…

KANAMI先生

Personal Training Studio CA@南青山 主宰。バレエ留学中にバーオソルに出会い、帰国後は大手フィットネスクラブのプログラム開発などを手がけるほか国内外のダンサー、アスリート育成にも力を入れ、数多くのパーソナル&グループレッスンを行う。2020年1月、南青山に自身のパーソナルトレーニングスタジオをOPEN。またInstagram@Repetto_japanのIGTVにてトレーニング動画公開中。

著書『寝たままできる!パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル』

ママのスタイルアップだけでなく、子どもの成長にも集中力アップにもいいこと尽くしのバーオソル。運動が苦手なお子さんでもママの真似をしながら、きっと楽しんでくれるはずです。特別な道具は必要ないので、ぜひ運動不足のパパも一緒に家族みんなでチャレンジしてみてください!

 

取材・文/髙丘美沙紀   撮影:Erica   衣装協力:Repetto