お弁当の「地味なおかず」がかわいく見える詰め方講座【5】肉じゃが&切干大根の煮物

切干大根の煮物は、手軽に栄養が取れる副菜として人気ですが、肉じゃがと合わせると流石に地味すぎ…というわけで、今回はちょっとしたトッピングで彩りをアップさせる簡単テクをご紹介。

第5回は「肉じゃが」と「切干大根の煮物」。茶色の土台にグリーンが映える!

茶色のお弁当に万能ねぎという「グリーン」を散らすだけで驚くほど鮮やかに。食欲もアップします。

詰め方のポイントはこちら!

1.2段弁当箱の上段の2/3程度に肉じゃがを入れます。カップなどがないので、他のおかずに味が流れていくのが気になる場合は煮汁を極力少なめにして。

2.玉子焼きは薄めのものを2枚使います。厚くするとスペースをとってしまうので、今回は差し色と仕切りの代わりとして、薄めがベスト。

3.肉じゃがの横に真っすぐ2枚を並べ、隣のおかずとの仕切り役に。「最近はカップを使わない人も増えているので、こんなふうに使ってみました」

4.残りのスペースに副菜の切干大根の煮ものをイン。このままだと、まだまだ茶色い地味な見た目です。

5.小口切りにした万能ねぎを肉じゃがの上に散らします。なんとなくぼんやりしていたおかずにアクセントの緑が入ると、ぐっと印象が引き締まります。

詰め方の工夫と彩りの効果で、いつもとは違うお弁当づくりにみごと成功しました。

教えてくれたのは…

鮓本美保子さん
Martで活躍中のフードコーディネーター。2人のお子さんのママでもあり、お弁当づくりも慣れたもの。「お弁当にも流行があるので、難しく考えずに取り入れてみて。ランチタイムが楽しくなるように変身させました!」

撮影/小林愛香 取材/澁谷真里

「簡単&おしゃれ!Mart ココポットでお弁当BOOK」より

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