出来るだけ人込みや密を避けたい生活ですが、「持ち帰り寿司がロッカーに入っているシステムがあり、とても興味があるんです！待たずにすぐ持ち帰れるそうなんです」とMart会員の鈴木綾子さん。彼女が気になる、今注目の「自動土産ロッカー」を体験してみました。

持ち帰り時刻にあわせてスマホからオーダー

自動土産ロッカーを導入しているのは、回転すしチェーンの「スシロー」。新型コロナウィルスの感染拡大前からスタートしましたが、今この密を避ける生活の中で「待つ時間がない」「人と接触がほぼない」と改めて注目されているサービスです。

「我が家は家族全員回転寿司が大好きでよく行くのですが、外出を制限しなくてはならない時から、テイクアウトの利用が増えました。調べていくと、ロッカーのある店舗があると知り、体験したくて！」と鈴木さん。自動土産ロッカーのあるスシロー有楽町店で注文してみることに。（導入店舗は文末）

出かける前に、スシローのスマホアプリからネット注文の手続きに従って、注文する商品と持ち帰りたい時刻を選択します。

スシローのスマホアプリから、持ち帰りすしのネット注文へ。

持ち帰りたい商品と個数を選びます。「MartWebでも紹介されていた手巻セットを選びました。さらに内容が進化していてぴっくり！」

予定終わりにあわせて17時にピックアップすることに。事前に登録したクレジットカードで支払いもOK。

果たしてロッカーにお寿司は入っている!?　店舗へGO

 17時、有楽町店に到着。ありました！　これが自動土産ロッカー。マンションの宅配ロッカーのような感じです。「ワクワクしますね」

メールで届いていたQRコードをスマホ画面に出し、かざします。

画面が反応し、ロッカーの場所を教えてくれました。

開けてみると……ありました！ 「わー！本当に入ってる！」と嬉しそうな鈴木さん。

「お店で誰とも接触せず、ひとりで開けて持ち帰る。不思議な気分ですが、今の生活の中だととてもありがたいですね」。

スシローのPR担当によると、「2019年6月に初めて兵庫県の店舗に導入され、新型コロナウィルス対策で取り入れたものではないのですが、今の生活様式においてもフィットしお問い合わせもいただいています。テイクアウト商品に力を入れていますが、どうしてもレジ渋滞を敬遠されている方もいらっしゃると思います。テイクアウトのニーズが高まる中、この自動土産ロッカーをぜひご利用いただけたらありがたいです」と話します。ちなみにこのロッカー、温度は15℃前後に設定されています。お寿司は一班的な冷蔵庫の温度だと冷えすぎて、シャリが固くなってしまう原因に。お寿司が食べごろのちょうどよい温度に設定されているというわけです。

また、自動土産ロッカーは、電話やファックスからの注文でも利用ができ、セルフレジを使用して人を介さず商品を受け取ることができます。

持ち帰ったときの、子どもの満面の笑みが嬉しい！

足早に帰宅し、夕食に。待ちきれない瑛太くんと早めにいただくことになりました。
「わー！お寿司だ」と大喜び。鈴木さんがチョイスしたのは、「シャリ玉で作るスシロー手巻セット（のり付）」¥2,330（税抜）と「手巻追いネタ8種セット」¥980（税抜）※いずれも都市型店舗の価格です

「ご飯がお寿司の形になってる！」

しゃり玉と好きな具を選んで、お寿司セットが完成！

「待つことが出来ない我が家、そして実は、まだ外食に抵抗がある子どもたち。その悩みを全てクリアしてくれるので、今後も活用したいと思いました。お寿司を見た瞬間、大興奮。お味もプライスにももちろん大満足ですが、何より久しぶりに子どもの大喜びの笑顔を見れた事が私にとっても嬉しい瞬間でした！食事の予定が間に合わない帰り道にも、電車の中から注文できるのもいいですね」と鈴木さん。今後、ますます注目されるサービスかもしれません。

スシロー自動土産ロッカー導入店舗（2020年7月7日現在）※随時導入店舗は増やしています。

あすと長町店（宮城県）
南池袋店（東京都）
東府中店（東京都）
立川駅北口店（東京都）
立川店南口店（東京都）
浅草吾妻橋店（東京都）
有楽町店（東京都）
新川崎スクエア店（神奈川県）
イオン市川妙典店（千葉県）
幕張店（千葉県）
熱田店（愛知県）
箕面石丸店（大阪府）
江坂店（大阪府）
天神橋5丁目店（大阪府）
難波アムザ店（大阪府）
堺百舌鳥店（大阪府）
灘新在家店（兵庫県）
伊丹荒牧店（兵庫県）
三宮いくたロード店（兵庫県）
河原町蛸薬師通り店（京都府）
奈良三条大路店（奈良県）
志免向ヶ丘店（福岡県）
那覇国際通り店（沖縄県）

※高知インター（高知県）7月13日導入予定
※飯塚柏の森（福岡県）7月14日導入予定

その他随時増えていく予定です。

【お問合わせ先】スシロー　https://www.akindo-sushiro.co.jp/

取材・文／新里陽子