【奄美大島】美味しい&身体に優しい!絶対行きたい人気グルメスポット6選【いつか行きたい】

「ネイチャークレンズ」が出来る旅先としても注目が集まっている奄美大島。圧倒的な美しい大自然が魅力の奄美は、航空会社・Peachの直行便だと、成田空港から約2時間半、関西空港から約2時間で到着する日本の秘境リゾートなんです。そんな奄美大島グルメがヘルシーで美味しいってご存知でしたか?まだまだコロナの影響はありますが、落ち着いた頃には行ってみたい!そんな奄美大島で食べるべきグルメレポートを紹介していきます!

【島とうふ屋】全て手作りの老舗・豆腐専門店で頂くパワーランチ!

    奄美大島の海からとれたにがりを使った豆腐を手作りしている老舗の豆腐工場の横にある、定食屋「島とうふ屋」
    私が頂いたのは、島とうふ屋定食(1,700円)です。おからコロッケ、海老の湯葉かき揚げ、おからサラダ、白和え、粒みそ、ところてん、自家製ピーナッツ豆腐、塩豚、ごはん、澄まし汁がセットになったヘルシーなパワーランチ。その他にも1,000円前後の定食や単品もありました。

    奄美大島に行ったら絶対に食べると決めていた郷土料理の「塩豚」。三枚豚を塩漬けにした、シンプルだけど味わい深い肉料理です。塩豚の他には、黒糖でこっくりと甘辛く煮込んだ角煮も選べました。

    定食類を注文すると、山芋豆腐や湯豆腐、ミキなどの無料のセルフサービスもありました。ミキとは、乳酸発酵飲料でうるち米を主原料に、サツマイモと砂糖を入れて作ったドリンクです。甘酒を想像していただくと分かりやすいと思います。

    フライトで疲れた身体に染みわたる、優しい味わいの湯豆腐

    山芋豆腐はしっかりと濃厚な味わい。

    湯豆腐や山芋豆腐にかけるたれは、和風たれ、自家製だし醤油、奄美の濃口醬油、山芋豆腐のたれなどお好みが選べます。

    隣の工場で作っている豆腐食品を実際に購入することも出来ます。

    定食で食べておいしかった湯葉ふりかけを、お土産として購入しました。

豆腐料理専門店「島とうふ屋」
〒894-0106 鹿児島県大島郡龍郷町中勝1561-1
Tel.0997-55-4411
https://shimatoufuya.jp/

【THE SCENE】海沿いホテルの島食材を使ったイタリアンディナー

今回宿泊したホテル「THE SCENE」のディナーコースは、イタリアンと和食のコースがあり、今回はイタリアンを頂きました。目黒雅叙園「カノビアーノ」総料理長である植竹氏監修によるカノビアーノ風のオリジナルのコースです。カノビアーノといえば、ニンニク、唐辛子、バター、クリームなどの動物性油脂を極力使わず、塩・オリーブオイルで調味する素材のうま味を生かした調理法なので、島の食材を取り入れた奄美の味を楽しむことが出来ます。

    薩摩たか海老とカラスミの冷製カッペリーニ

    ホタルイカとアメーラトマト ボイル野菜のサラダ仕立て

    北海道産の白子と白菜 九条ネギのスパゲティーニ

    奄美産イラブチのポワレ 枝豆スープ仕立て 赤かぶ 島人参 レッドスプラウトのソテー添え

    鹿児島黒牛A5ランプの炭火焼き トマトとふきのとうのソース こんがり焼き野菜添え

    あまおう苺のセミフレッド 赤ワインソース

THE SCENE~amami spa&resort~(ザ・シーン ~アマミ スパ&リゾート~)
〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
TEL: 0997-72-0111
公式Instagram:@hotel.the.scene
公式HP:https://hotelthescene.com

【鳥しん】絶対に食べたい!奄美大島のソウルフード「鶏飯」

    鹿児島や奄美大島に伝わる伝統料理「鶏飯」。古くからおもてなし料理として食べられてきたそうです。暖かいごはんの上に、鶏むね肉、錦糸玉子、パパイヤの漬物、しいたけの旨煮、のり、ねぎ、香りづけにレモンの皮などを盛りつけて、鶏ガラスープをかけて食べます。優しい味わいでホッとします。スープの味や上にのせる具はお店によって違うそうです。

    今回訪れた「鳥しん」では、鍋に入ったあつあつのスープで食べれる鶏飯セット1,400円(税込)をオーダー。セットについている唐揚げがまた絶品です。

    10時間以上煮込んだ醤油ベースのスープ。コクがありながらもあっさりとしていて、いくらでも飲めてしまいます。

    ご飯はおひつからよそって頂きました。ほかほかで美味しい!

    ここで絶対飲んでほしいのがタンカンジュース!奄美大島はタンカンが良く採れることで有名です。ビタミンC豊富でとにかく美味しい100%のフレッシュジュースです。

奄美鶏飯と島料理の鳥しん
〒894-0021奄美市名瀬伊津部町12-6
TEL:0997-53-6515
www.torishin.co.jp/menu.htm

【なつかしゃ屋】しっかりディナーは、古民家料亭で奄美の郷土料理を堪能

    趣きある古民家で奄美大島の伝統料理を味わうことの出来る「なつかしゃ屋」。個室に入ると、大きな竹ざるの上に旬の素材を使った色とりどりの料理がセットされていました。その他にも舌鼓を打つ郷土料理をたくさんいただきました。このボリュームと味でなんと5,000円(税込)!今回の訪れた中で一番のコストパフォーマンスでした。奄美大島を代表する完全予約制の人気店です。

    竹ざるの上には、ピーナッツ豆腐、お造り、もずくの寒天、伊勢海老の焼き物、サラダ、島ラッキョウと海の幸、にがうり豚みそがのっています。どれも美味!

    ハンダマごはんという炊き込みご飯。ハンダマという紫色の葉野菜と鮭が入っています。そのハンダマには、ビタミンA、ビタミンB2、鉄分が多く含まれているそう。美容と健康にも良さそうです!

    天ぷらの盛り合わせは、身体に良いと言われる長命草、えび、もち米

    煮物は大根、島豚、厚揚げ。出汁がヒタヒタにしみ込んでいて美味しかったです。

    お吸い物は、海老のほやほやです。海老の出汁がコクがあって味わい深い。これを飲むために再来したいと思うほど!

    〆には油そうめん。沖縄でも良く食べられているソーメンチャンプルーと同じようなものです。塩味と程よい油感が◎。

    奄美大島といえば黒糖焼酎!種類が豊富にありました。

    黒糖焼酎初心者でもぐいぐい飲めてしまうのが、この「れんと」です。ソーダ割、水割り、ロック、お好きな飲み方で。

    デザートはふくらかん。黒糖味の蒸しパンです。ボリューミーな料理にお腹がいっぱいでしたが、程よい甘さが食べやすくてついつい美味しく間食しました。

    古民家をリノベーションして作られた空間は、風情があって素敵でした。

なつかしゃ家
〒894-0032 鹿児島県奄美市名瀬柳町11−26
TEL:090-5292-6123

【ネサリチョコレート】お土産におすすめ!無添加のさとうきびで作る、オシャレなBean to barのチョコレート

    大島紬村のショップ内にあるチョコレート専門店「ネサリチョコレート」では、奄美大島の光輝く太陽の下で育ったさとうきびでつくる無添加のBean to bar チョコレートが販売されています。チョコラバーな筆者としてはとても嬉しい本格派!カカオやフレーバーの種類も豊富にありました。
    パッケージデザインは、奄美の伝統工芸である大島紬の柄や、奄美の代表的な野鳥のリュウキュウアカショウビンなどの絵柄。奄美大島らしさをオシャレに表現されています。

    板チョコの他にも、アーモンドチョコやホットチョコレートなどもありました。

ネサリチョコレート
〒894-0411 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945 大島紬村園内
TEL:0997-62-3100
www.nesarichocolate.jp/

【ビッグツー】最終日は種類豊富な地元のスーパーでお土産をゲット!

    奄美大島のソウルフードである鶏飯のレトルト!この鶏飯は、レトルトとはいえ本格的で美味しいと評判だったので自分用とお土産用に購入。時間がない日の食事として重宝です。

    奄美大島のさとうきびを使った黒糖かりんとう。しっかりとしたパッケージがお土産向きです。とても美味しくて評判でした!

    地元でしか手に入らないような、手作りみそも種類が豊富でした。奄美大島の味噌は、麹をしっかりと感じられて本当に美味しいのでオススメです。

    塩や調味料も!何もかもが種類が豊富で、奄美大島の人々がグルメで食べることが好きなのが垣間見えました。

    お酒のおつまみに一番オススメなのが、こちらの夜行貝のいぶし。夜行貝は奄美大島で採れる貴重な貝。スモーキーで旨味があって◎でした。

    南国のトロピカルフルーツが豊富に採れる奄美大島ならではなのですが、フルーツジュースなどもたくさんありました。

ビッグツー奄美店
〒894-0106 鹿児島県大島郡龍郷町中勝 字奥間前580
TEL:0997-55-4100

奄美大島のグルメ、いかがでしたか?何を食べても美味しく、食文化が発展している奄美大島。沖縄の琉球料理と九州の料理が混ざり合わさった独特な奄美のフードは、どれも美味しいものばかりでした。改めてグルメは旅の醍醐味だと実感!

現在コロナウィルスの影響でなかなか旅に出れない状況ではありますが、収束した日には奄美大島で美味しいものを食い倒れる旅…も良いですよね。一日でも早くそんな日が訪れることを祈って。

●奄美のことをもっと知りたい方にオススメ!
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文/CLASSY.ONLINE編集部