Max Maraのネイビーは、モードの入口
多くの作家や詩人たちが海に魅了されたように、今季のマックスマーラもまた、海の魅力のとりこに。冬のマリンがテーマの様々なピースには、自分の船で荒波を乗り越え自ら運命を切り開く、モダンな冒険者のワードローブが垣間見えます。
タフでレディなバランス感の素晴らしさ
今回、私がマックスマーラに注目した理由は、このブランドのコンサバとモードのバランス感の良さです。今までコンサバなスタイルを楽しんできたNAVY世代が、子育てが落ち着くなどして環境が変化して、また新しく自分らしいファッションを楽しもうとする時、ひとさじのモード感を取り入れる勇気を持たせてくれるブランドだと感じています。すべての女性を美しく見せる服であり、ただタフなだけではない、しなやかな女性らしさを内包している、とても魅力的なブランドだと思います。そして、私が今シーズン思わず目を留めたのがダークネイビーのルック。昔から日本人の肌にはネイビーが似合うと言われていますが、さらに紺色の持つ誠実さや知的さが、日本人女性にとてもよくマッチするのだと思います。
私たちに馴染みのあるネイビーだからこそ、モードへの入口としても最適なはず。モードに興味があるけれど始め方がわからないという人に、今季のマックスマーラをおすすめします。
冬の海原のような深いネイビーで大人のマリンを
モダンに新解釈する
ネイビーの冬のパートナーにグレーを。
いつものデニムスタイルにクラス感をプラスしてくれる
透ける紺と艶めく紺。軽やかさも重厚さも同時に
楽しめる大人のワントーン
ボリュームたっぷりのラッフルで表現するのは
大人の自由な冒険心
photos TISCH (UM) styling Mika Nagasawa hair JUN GOTO(OTA OFFICE) make FUSAKO(OTA OFFICE) model MAKIKO TAKIZAWA writer MIKU NISHIZAWA (LVTN) design YOSHIRO KOBAYASHI editor NORIKO NAGAYOSHI
VERY NAVY 10月号『BRAND NEW STYLE with TAKIMAKI Vol.4』から
詳しくは2020年9/7発売VERY NAVY 10月号に掲載しています。