症状が出る前に対策を!花粉症美魔女の【花粉対策】
花粉が本格的に飛ぶ季節は、乾燥するうえに肌が揺らぎ、キレイの平均点が降下気味。ここで負けては美魔女が廃る!というわけで、美魔女の佐藤美紀さんに秘密兵器を聞いてみました。
サロンで身につけた叡智を結集し、総力戦で挑みます
花粉症は症状も原因となる花粉の種類も、すべては体質によります。原因をすべて排除できないため、経験上とにかく免疫力を高めることが一番だと思います。そのための必須項目が3つ。1つ目は花粉から体と肌を守ること。2つ目は、肌を清潔に保ち刺激を避けること。3つ目は代謝を上げること。これには血流を促進し体温を上げることが近道です。毎日のお手入れと栄養、質の高い睡眠が功を奏します。
《Profile》 TEAM美魔女第5期生。京都でプライベートエステサロンを開業して22年。花粉症にかかり今年で17年、かゆみ・赤みがほぼなくなるまで自力で改善。
対策1:メークも工夫次第で刺激を最小限にできます
チークほか肌にのせるものは清潔さが命なのでブラシを使います。毎日使うので汚れが目立たなくても皮脂が酸化して付着しているので注意。週に2回は石けんで筆を洗います。コスメはオーガニックかベビー用を使って肌への刺激を最小に。
花粉の季節は涙でアイラインやマスカラが滲んでしまうので、何度も塗り直すことになり刺激を繰り返してしまいます。そこで、あえてウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使用して滲みを避けます。特にひどい時は透明のまつ毛下地のみに。
対策2:効果が高く摩擦も減らせるマスクを有効活用
クー・スキンリファイニングのハニーラップパックを大さじ1ほどとり、万遍なくのばします。保湿成分のハチミツが敏感肌に優しく、温かい使い心地で血行も向上。
ヒト幹細胞フェイスマスク(ジョワセリュール)で潤いを補給しつつ、肌に余力があればローズクォーツのカッサで顔周りのリンパを流して代謝をアップ。
対策3:触らぬ花粉に祟りなし!花粉からの刺激を防御
IHADA(資生堂)を肌と髪にスプレーして花粉やPM2.5をブロック!
ヘンプから抽出したCBDオイルを舌下に垂らして、睡眠の質を向上。
ユーカリオイルを数滴垂らしたティッシュをマスクに挟み殺菌効果UP。
2020年『美ST』5月号掲載 撮影/山口陽平、 オノデラカズオ ヘア・メーク/久保フユミ(ROI) 取材/八尾美奈子、金子美智子 編集/佐々木 遼