生で食べられる刺身用の赤エビは、見た目もゴージャス。パックの中に入っているのはアルゼンチン産の天然エビで、しかも頭付き。この大きさは一般的なスーパーではほぼ見かけないコストコサイズです。エビの濃厚な味わいがあり、お刺身としてだけでなくあらゆるメニューに活用可能。料理家・大前うららさんに聞いたプロのワザで、頭も殻もすべて使い切る絶品レシピを紹介します。
【こちらの記事もおすすめ】
コストコの塩サバフィレは大容量をまとめ焼きするのが楽するコツ!①
アルゼンチン刺身用天然赤海老
100gあたり¥188
「食べ応えも見栄えもバッチリ。日本でこのサイズ感が手に入るのは、さすがコストコですね。解凍した商品のため、再度冷凍保存はせずチルドの状態で使い切るのがオススメ。味噌もたっぷり入っているので、だしもぜひ楽しんで」(大前さん)
【これはNG】
赤エビは洗わない!
なんとなく水洗いしてしまいがちだが、きれいに洗浄されてからパック詰めされているので水洗いは不要。水っぽくなったり、うま味が抜けてしまうので洗わずそのまま使うこと。
【赤エビの下処理 3STEP】
【STEP1:頭を取る】頭の部分にはだしに使う味噌が詰まっているので、強く引っ張らず捻るようにする。
【STEP2:殻を外す】お腹側から親指をすき間に入れて、左右にゆっくり開いていくように取る。
【STEP3:背ワタを取る】黒っぽい線が見えたら楊枝を刺してゆっくり持ち上げる。個体差によりないものもある。
初日は新鮮な赤エビをそのまま生で!
●アボカドの濃厚ソースをたっぷりとつけて「フレッシュ赤エビのワカモレソース」
材料(4人分)
赤エビ 12尾
アボカド 1個
A.トマト(細かめの角切り) 1/2個、レモン汁 1/4個分(市販のレモン汁なら小さじ1強)、オリーブオイル 大さじ1、塩 少々
パクチー 適宜
つくり方
1.赤エビは頭と殻と背ワタを取る。※頭と殻はだしに使用。
2.アボカドを半分に切り種を取る。中身をスプーンですくってボウルに入れ、フォークでつぶす。
3.2にAを加えてよく混ぜ、味見をして塩で調整する。お好みで刻んだパクチーも入れる。
4.1と3を器に盛りつける。
●香り高い組み合わせでおしゃれな一品「赤エビと春菊のサラダ」
材料(4人分)
赤エビ 12尾
A.オリーブオイル 大さじ3、白ワインビネガー(ほかの酢でも可)大さじ1、しょうゆ 小さじ1/2、和からし 少々(入れなくてもいい)
春菊(葉の部分のみ使用) 1/2束
つくり方
1.赤エビは頭と殻と背ワタを取り、4等分に切る。※頭と殻はだしに使用。
2.ボウルにAを入れ、泡立て器でとろみがつくまでよく混ぜる。
3.細かく切った春菊と1を入れてあえ、器に盛る。
明日は、取った頭と殻を使ってだしをとる絶品レシピをご紹介します!
【教えてくれたのは】
料理家・大前うららさん
旅行会社勤務を経てイギリス・スペイン・フランスへ計8年間の食探求留学、及び料理・製パンの修業。ディプロムを複数取得。現在、横浜にて世界の料理教室「gastronomade ガストロノマード」を主宰。
商品のお問合わせ先/コストコホールセールジャパン
※掲載商品の価格はすべて税込です。また、価格は変動する可能性があり、在庫には限りがあります。
撮影/高橋ノボル フードスタイリング/大前うらら 取材・文/新里陽子 構成/富田夏子
Mart2021年2月号
「コストコで絶対トクするPART2 巨大な肉&魚を使い切る“プロの神ワザ”教えます」より