スタイリストが手持ち服で「よそ行きコーデ」するなら?|デニム編

CLASSY.4月号では、プレスやショップスタッフなどおしゃれのプロが「いつもの日」にも着られる服で「特別な日」のコーデを提案しています。
今回は本企画の読者コーディネートを担当したスタイリスト・村瀬萌子さんに、ALLY私服で「いつもの日」「特別な日」の2パターンを見せてもらいました!最後は、カジュアルなイメージの強いデニムが登場です。

【特別な日】"ドレスコードがデニム"なら

「デニムでドレスアップするなら

「デニムでドレスアップするなら、こんな感じです。少し光沢のあるコーデュロイジャケットがポイントです。真っ白はNGだけれど、グレージュやシルバーのアイテムを合わせて印象を明るく。さすがにカジュアル過ぎてもその場にふさわしくないので、パールネックレスなどオケージョンを彷彿とさせる要素をプラス」

デニムパンツ:JOHN LAWRENCE SULLIVAN ジャケット:Ballsey シアーカットソー:Drawing Numbers キャミソール:MADEMOISELLE ROPE’ バッグ、ピアス、ネックレス:vintage ブーツ:Maison Margiela

 

小物は何を合わせる?

    「デニムでドレスアップするなら

    誰とも被らないような柄をコーデのポイントに。荷物が多い場合は、大きいカバンの中にバッグインバッグとして使うことが多いんだそう。大きいバッグに入れておき、これだけ出してちょっとコンビニへ行ったりも。がまぐちタイプで物が入れやすく、コンパクトに見えてたくさん入るのが便利。

    「デニムでドレスアップするなら

    デニムスタイルには最近お気に入りのマルジェラブーツを合わせて。足元がシルバーだと華やかになるし、トップスの色味とも好相性。春でも重過ぎません。定番コーデにもパンチが出て特別感が加わります。

【いつもの日】旬を取り入れた定番カジュアル

「シャツ×デニムという定番の組

「シャツ×デニムという定番の組み合わせでも、パールボタンや茶色のストライプなど、小技のきいたものを選びます。旬のブラウンで今っぽさを足し、イヤカフでパールを入れたりヴィンテージの靴を合わせたりしますね」

デニムパンツ:JOHN LAWRENCE SULLIVAN シャツ:SpickSpan 肩にかけたニット:SLOANE バッグ:Aeta パンプス:vintage イヤーカフ:SALAH ネックレス:in mood

小物は何を合わせる?

    「シャツ×デニムという定番の組

    ちょっぴりパリっぽくバッグで赤を差し色に。色は派手でも邪魔にならないシンプルな形で長く使えるし、モードな雰囲気を出したい時にぴったり。プレーンショルダーにもできるのと、マチがあるので物がたくさん入るのも便利だそう。

    「シャツ×デニムという定番の組

    ヴィンテージらしく、バイカラーデザインがおしゃれなパンプス。甲の開きの真ん中に切り込みがあるので足元がスッキリときれいに見えます。高すぎないヒールで使い勝手もよし◎。

きちんとした場面もカジュアル化している昨今、デニムがドレスコードの場面もあり得ます。村瀬さんの着こなしを参考に準備しておいて。手持ちのアイテムもフル活用し、いつ訪れるかわからない特別なシーンを乗り切りましょう。

撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)スタイリング/村瀬萌子 取材/田村宜子 編集/本間万里子(CLASSY.編集部)