投資経験ゼロの人向け「つみたてNISA」のおトクな情報7選

2月に日経平均株価が約30年ぶりに3万円台に到達というニュースもあり、やっぱり投資が気になるという人も多いのでは?実はCLASSY.世代は人生でもっともお金が貯めやすい時期でもあり、資産運用をするには絶好のタイミング。賢く資産を守る方法を考えます。

CLASSY.世代にお勧めの投資といえば「つみたてNISA」

投資デビューにお勧めなのが「つみたてNISA」。100円から始められて、利益に対する税金が非課税で運用ができる制度はぜひ利用したいもの。無理なくコツコツと投資を続けて貯蓄を増やしていきましょう!

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    年間40万円までの金額を最長20年間、非課税で運用できる制度が「つみたてNISA」。利用者が安定した長期運用ができるように金融庁が定めた条件をクリアした約180本の投資信託が中心なので、これから投資を始めてみたいという人にもお勧めです。毎日、毎週、毎月など定期的に積み立て購入をするのが特徴で、100円から始められます。

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    つみたてNISAでの投資は「長期・積み立て・分散」という資産運用において基本となる考え方に基づいています。「長期」のメリットは長く投資を続けることで、元本が大きくなるぶん、利回りに対する利益も大きくなるということ。「積み立て」のメリットは、毎月同じ額を積み立てることで高い時は少なく買って、安い時はたくさん買うことができます。「分散」のメリットは、積み立て購入で買うタイミングを分散することで買い時を逃さないというメリットが。加えて、株、債券などリスクの異なる資産、さらに世界中の資産を分散して持つことで変化に対応できる資産の状態をつくることができます。

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    投資信託を買う時はリスクを分散できる商品を選びましょう。お勧めは全世界株式とバランスファンド。全世界株式は世界中の株に投資することで資産を分散でき、バランスファンドは日本、先進国、新興国の株、債券、不動産など複数の資産に投資できます。購入前にそれぞれの商品がどの資産に配分されているかを確認して選びましょう。もし自分で分散投資の組合せを作るなら、国内株式インデックス:先進国株式インデックスを3:1の比率で持つのは手堅い配分です。

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    全世界株式、バランスファンドなど方向性が決まったら、さらにその中で信託報酬や総純資産額をソート機能などで比較します。お勧めは信託報酬(手数料)が少なく、純資産が100億円以上のもの。ちなみに、つみたてNISAの商品は金融庁の基準で信託報酬の上限があるのも安心ポイント。また証券会社のサイトやアプリでは、簡単な質問に答えるだけでお勧めの商品を提案してくれたり、許容リスク度診断ができるので、それを参考にするのもよいでしょう。

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    投資を始める時の最初のハードルが証券口座の開設ですが、今は運転免許証など本人確認書類画像のアップロードをはじめ開設の手続きがスマホでできる証券口座も多いので、以前に比べてかなりハードルが低くなっています。また、資産の管理もわかりやすく設計されたスマホアプリから、いつでも気軽にチェックすることができます。

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    「楽天証券」や「Tsumiki証券」などは、クレジットカードで投資信託を買うとポイントが貯まります。結果的に投資信託の手数料と同じくらいのポイントがもらえて、実質手数料がかからないというメリットと、投資で貯まったポイントでさらにポイント投資をしたり、ポイントで投資信託を買うこともでき、注目を集めています。

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    「つみたてNISA」は年間40万円を20年間非課税で運用できるのに対して「一般NISA」は年間120万円を5年間非課税で運用できる制度です。また「つみたてNISA」では株式は購入できませんが「一般NISA」なら株式の購入もOK。年間40万円以上投資をしたい人や、株式に投資したい人は「一般NISA」に向いていると言えます。なお2024年からは「新NISA」がスタートし、年間20万円のつみたてNISA+年間102万円の一般NISAの合計122万円が5年間非課税になる予定です。

教えてくれたのは…

26歳の時、貯蓄80万円しか持

26歳の時、貯蓄80万円しか持たずマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。テレビ、新聞、雑誌のほか『超ど素人がはじめる資産運用』(翔泳社)などの書籍を通してお金に関する情報を発信。https://www.furouchi.com/

監修/風呂内亜矢 イラスト/二階堂ちはる 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc