【2021年下半期の運勢】苦手の克服より「得意」「好き」が幸運の鍵に|あおきさん占い。

VERYwebで当たる!と大評判の「あおきさん占い。」から2021年下半期の運勢をお届け。時代の大きな変化を迎えた2021年、その後半はどんな運気の流れになっていく? ハッピーでいられるためのヒントとは?

 

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▶︎あおきさん占い。とは?

風の時代への変化はここに現れている!

2021年下半期は
「頑張れない自分」を受け入れることから

 

「あおきさん占い。」では、以前から「西洋占星術では、2020年が時代の転換期になるといわれている」とお伝えしてきました。そしてついに昨年12月には、約200年続いた「地」の時代が終わり、新たな「風」の時代がスタート。時代の変化は「所有」から「シェア」へ、「物質的なこと」から「目に見えない感覚的なこと」へと様々な価値観の変容をもたらすといわれていますが、早くも半年が過ぎた今、きっと多くの方が、自分の内面や環境の変化を実感しているのではないでしょうか。

 

私の周りでは、今年に入ってから「今までのように頑張れない」という声をよく耳にしました。実は私自身も、多くの場面で以前のように粘り強く取り組めない自分に戸惑いを感じていたのですが、今にして思えば、そんな感情の揺らぎこそが、時代の変化を告げるサインだったのかもしれません。

 

「富や物質」が重視され「努力と根性」が美徳と考えられていた「地」の時代は、多少無理をしてでも頑張っていることで充実感を得られ、それが達成感にもつながっていました。ですが、これからの「風」の時代は、「楽しさと軽やかさ」が幸福感のキーワードに。時代の変化に敏感な人は、すでに「根性論」が成り立たなくなっていることを肌で感じていそうですが、同時に、まだ「頑張れない自分」を受け入れることはなかなか難しく、新時代の空気感と従来の価値観との間で板挟みになっているのではないかと思います。

 

これまでの数十年間、ひたすら「頑張ることが美徳」のように教わってきた私たちにとって、そのマインドを覆すことは簡単ではありません。でも、自分にダメ出しを続けていたら、ますますしんどくなるばかり。今は「頑張れない自分」を否定する前に、時代の流れに乗ってマインドシフトしているのだと解釈してみませんか? 時代の移行期が続く2021年の下半期は、もう一度、肩の力を抜いて、「頑張れない自分」を素直に受け入れるところからスタートしてみましょう。

 

下半期の重要キーワードは“あの人の発言”にもあった!

「苦手」の克服よりも、
「得意なこと」「好きなこと」を楽しんで

 

時代の移行期を頑張りすぎず軽やかに生きるためには、何より「自分軸」を持つことが重要です。「自分軸」を持つための心構えについては上半期の占いでも触れましたが、今あらためてお伝えしたい下半期に必要なキーワードは「自分の役目を知る」こと。人は誰しも、生活の中で還元できる自分なりの「役目」を持っているはず。それを明らかにすることは、ブレない「自分軸」を確立することにもつながっていくのです。

 

肝心の「役目」については、次の3つの条件に目を向けると見えてきそうです。それは、「得意なこと」「好きなこと」「幸せを感じること」。

 

奇しくも、今年の5月には、テニスの大坂なおみ選手によるグランドスラムの記者会見拒否がニュースとなりましたが、とても「風」の時代らしいトピックだったと思います。大坂選手は、実はうつ状態にあったとの告白もされていましたが、もともと人前で話すことが苦手だったそうですね。表面的には、一流選手らしい気丈さで苦手を克服したかのように見せていたものの、やはり内側ではストレスが溜まっていたのかもしれません。「自分の役目」ではないと思われる記者会見を、試合を棄権してまで拒否したことは、きっと大坂選手にとっては、「頑張る自分」からの解放を意味していたのだろうと感じました。

 

「地」の時代の価値観に慣れ親しんだ私たちは、とかく頑張って苦手を克服することが大切と思いがちですが、大坂選手の一件は、必ずしもそうとは限らないことを示唆しているように思います。苦手なことは、自分を疲弊させるだけでなく、実は生産性もよくありません。未来の夢や目標に向かって努力するならまだしも、単に不得意を乗り越えるためだけに我慢や無理を重ねることは、新しい時代にはますます評価されなくなっていくでしょう。

 

さらに覚えておきたいのは、このマインドはこれからの子育てにおいても肝要だということ。「風」の時代は、本人が「得意なこと」「好きなこと」「幸せを感じること」を伸ばしてあげることに注力を。親の敷いたレールから外れてしまうこともあるかもしれませんが、尊重すべきは本人の意志です。個性重視の教育という意味では留学もおすすめですし、最近は日本でも、従来の「学校」の概念を超えたオルタナティブスクールなど多様な選択肢が生まれ始めています。子育ての場面でこそ、「努力と根性」「学歴や肩書」とともに生きてきた価値観を思いきって切り替え、大らかに子ども自身の興味の方向性を応援してあげたいですね。

 

自分の中に根強くある「根性論」をシフトしていくためには、言霊の力を借りるのも有効。これまで「頑張ってね」や「お疲れさま」と言っていた言葉を、「楽しんでね」や「ありがとう」と言い換えてみましょう。ワクワク感のあるポジティブな言葉は、子どものやる気を強く後押ししてくれるでしょう。

 

来る2022年を見据えたおすすめアクションとは?

2022年も意識して、
人としての「質」を高めていこう

 

さらに、下半期は徐々に来年のことも意識していけるとベター。少し気が早いかもしれませんが、風水では、2022年は「五黄土星」の年。ちょうど新たな9年間がスタートする貴重なタイミングなのだそうです。

 

来年のスタートラインを高い地点に置くためには、今年のうちに、自分自身の「質」を高めておくことが肝心。それは、見るものや触れるものはもちろん、目標や志、品格をアップすること、視野やキャパシティを広げること、また人間関係や環境など、自分に関わるすべての「質」を意識的に引き上げていくことです。

なかでも、おすすめしたいアクションは以下の3つ。

 

✔︎ 物から得られる「ステータス」を味方にしましょう

上質な物からもたらされる「格」を意識して取り入れましょう。ジュエリーやハイブランドのバッグなど、いつか欲しいと考えている物があるなら、今年中に手に入れる計画を立てて。また「ステータス」ではありませんが、「自愛」を高める物選びもおすすめ。ランジェリーやルームウェア、寝室のリネン類や香りなど、自分の心地よさを高めるアイテムにこだわることで「自分軸」に欠かせない「自己肯定感」もアップさせましょう。

 

✔︎ 「リスペクト」でつながる人間関係を築きましょう

「組織や集団」以上に「個と個」による人のつながりが重視されていく「風」の時代は、対等な関係性が不可欠。それはつまり、お互いに尊重し合える関係ですが、そのためには、何より「リスペクト」できる相手を選んで。たとえ気が合わなくとも、認められる部分があるなら、その関係は維持していく意味がありそう。子どもにも、お友だちなど他者を尊重することの大切さを伝えていきたいですね。

 

✔︎「マインドアップ」を叶える情報を取り入れましょう

多種多様な情報が氾濫する時代の移行期は、情報の質の見極めがマスト。ネットニュースやSNSで流れてくるゴシップに、無駄にメンタルを削られていませんか? その時間があるなら、本や映画などから意識や感性を高めてくれる情報をインプットして。また、何かのジャッジが必要な時に、「流行だから」「みんなもやっているから」と流されるのは、実はとても危険なこと。正解がひとつではない時代だからこそ、情報の真偽や自分との相性を精査して、納得のいくものを選び取っていきましょう。

 

新しい時代が本格的にスタートし、価値観の変革期真っ只中にある2021年下半期。社会の状況が落ち着くにももう少し時間がかかりそうですし、何かと迷ったり悩んだりしやすい時期かもしれません。そんな時は、ぜひ自分の中にある「得意なこと」「好きなこと」「幸せを感じること」を意識してみてください。2022年に向けて自分を高めることも必要ですが、目標に固執しすぎることなく、あくまでリラックスして楽しんで。まずは、ママから先にハッピーなマインドを手に入れて、子どもたちにも軽やかに伝えていけるといいですね!

 

「エレメント別2021年下半期の運勢」も近日配信!お楽しみに。

エディター・青木良文さん
VERY web「あおきさん占い。」監修。
多くの女性誌でファッションや占いページを担当。東洋の占術から生み出された6つの分類でその人の本質を見出す。穏やかで愛情深い人柄にファン多数。