仕込み5分!「きゅうりのピクルス」熱を冷まして代謝UP
今月のおうち薬膳のテーマは夏野菜「きゅうり」。きゅうりは、薬膳では梅雨~夏にかけてが一番おすすめの時季。夏場に汗で失われやすい水分を補いながら熱を冷ましてくれる、夏バテ対策におすすめの食材です。今回はパパッと仕込んで漬け込むだけの簡単ピクルス、冷蔵庫にストックしておきたい一品です。
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きゅうりのピクルス
◉調理時間:約5分(漬け込み時間は除く)
◉材料(作りやすい分量)
・きゅうり 2本
・長ねぎ 1/2本
A |
・水 100ml
・酢 50ml ・砂糖 大さじ2と1/2 ・塩 小さじ1 |
・ローリエ 1枚
・赤唐辛子 1本
・黒こしょう(ホール) 10~15粒
◉作り方
①きゅうりは長さを4等分にし、縦に4つ割りに切る。
②鍋にAとローリエ、赤唐辛子、黒こしょうを入れて沸かす。きゅうりを入れて強火で10秒ほど沸かし、別の容器に移す。粗熱をとって表面に密着するようにラップをして、冷蔵庫で1時間漬ける。
◉レシピのポイント
・ピクルス液は沸かすことで酢のかどが取れて塩と砂糖が溶けやすくなります。
・熱いピクルス液に入れることで、きゅうりを下茹でする必要なく作れます。
◉本日のキー食材
・きゅうり…むくみ対策、暑さを冷ます
【きゅうりの薬膳ポイント】
☑むくみ対策(利尿作用で余分な湿気を代謝させる)
☑体液を作る(汗で失われやすい体液を補う)
☑暑さ対策(熱を冷ます、体液を作り乾燥を防ぐ)
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。著書『基本調味料で作る体にいいスープ』が好評発売中。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。