すぐマネできる! 惣菜ちょい足しサラダ 5つのコツ

栄養を考えて家族に野菜を食べさせたいけれど、シンプルなサラダではなかなか喜んでくれない……。そんなときはスーパーのお惣菜をちょい足しして、手軽にバランスよくアレンジしちゃいましょう♪ Martist・三木さん直伝のちょい足しテクニックで、家族も大満足の一皿に変身します。

三木さん家の「ちょい足しサラダ」を見せてもらいました!


三木家の「ある日のサラダ」を撮影してもらいました。数種類のレタスにきゅうり、トマトを合わせた基本のサラダに、お惣菜や具材をトッピングして栄養バランスのよい一品に。こちらは成城石井で購入した「ザーサイと蒸し鶏のサラダ」のせ。

 

「ひじきの煮もの」に「ごま豆腐」をごろごろとトッピング。

成城石井の「タイ風春雨サラダ」は、エビを追加で買ってきて、より見栄えのする一皿に。

お惣菜とトッピングで 〝毎日違うサラダ〟 に

三木さんが生野菜のサラダにお惣菜をトッピングするようになったきっかけは、ご主人の健康を考えてのことだったそう。

「仕事で忙しいパパは、昼は牛丼だけとかラーメンの日も多く、栄養不足が心配。でもそれほど野菜も好きじゃない……。

そこである日、野菜サラダにひじきの煮ものを混ぜて出したら、喜んで食べたんです。子どもたちも普段は喜ばない和惣菜をサラダにすることで完食できたので、すっかり我が家の定番に。また、長男は生のレタスは『味がしない』と嫌がるのですが、惣菜サラダにすると食べちゃうから面白いですね」

惣菜はその日のメインに合わせてバランスを見て決めています。

「メインはすぐ決まるから、夕飯づくり自体は手間じゃない。でも副菜は、考えるのも作るのも大変なんですよね。だから結局、副菜がサラダだけとかになっちゃうけど、それだと栄養が足りません。

そこでスーパーのお惣菜に頼る日があっていいのでは?と思うようになりました。仕事が忙しい日に100%手づくりは無理。メインはつくるからそれに合うお惣菜を買い、帰宅したら切った野菜にのせるだけ、と簡単です。

献立は和、洋、中、韓……と一週間の中でバランスを見て決めています。見た目と味が変わることが大切。お惣菜を買ってきてサラダにしているなんてもちろん家族に内緒ですが(笑) 、 喜んで食べてくれますよ」

手軽に栄養バランスUP!ちょい足しサラダ5つのコツ

【コツ①】スライドさせる


ナムルなどは買ってきたままをスライドさせて簡単に盛りつけ。

【コツ②】真ん中に盛る


子どもが好きなごぼうサラダなどの総菜はそのまま盛り、どーんと高さを出すと喜ばれます。

【コツ③】和惣菜にチーズドレッシング


オクラのおひたしなどの和総菜に、あえて子どもの好きなチーズドレッシングなど洋風ドレッシングを使うのも一案。

【コツ④】好物をトッピング

グリーンサラダに市販のごぼうサラダ、かにかまをトッピング
カニカマ、枝豆、ツナなど、トッピングにはどんどん子どもの好物をのせましょう!

【コツ⑤】混ぜ合わせる


テンションの上がらない和総菜の場合は、レタスとしっかり混ぜてしまってからトマトやきゅうりをのせるのもおすすめ。

明日からは日替わりサラダ一週間チャレンジ!と題して毎日サラダレシピを更新します。お楽しみに!

三木芽久美さんプロフィール


Mart公式アンバサダー=Martist。小学6年生、3年生の男の子のママ。小学校5、6年生の家庭科の先生で、忙しい毎日。家族が喜ぶ「ちょい足し総菜サラダ」で、特に子どもが苦手な和総菜などの食べず嫌いを克服したそう。

撮影/林 ひろし フードスタイリング/加藤彩子 取材・文/湊谷明子 編集/小橋健太郎 構成/Mart編集部

2021年8月号
〝ちょい足し総菜〟で日替わり絶品サラダより