どこよりも詳しく! ボーイズグループ「INI」のデビューイベント全曲レポ!
大人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で101人の練習生から国民投票で選ばれた、11月3日にデビューしたばかりの11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」。初週売り上げ50.8万枚を達成したデビューシングル「A」のリリースを記念して、12月6日に都内某所で開催されたデビューショーイベントの模様をお届けします。
11月3日デビューでハーフミリオン達成! INIがデビューショーイベントを開催
今回は、「A」の初回プレス分に封入されたシリアルナンバーで応募できた特典イベント。オンラインで生配信されたほか、現場には抽選で選ばれた100人のMINI(※INIのファン呼称)が招待されました。会場に集まったMINIは、ペンライトや応援ボードを抱えて、お祝いムード一色に!
ファン投票で選ばれた活動曲「Rocketeer」からイベントがスタート!
開始時間となりステージが暗転すると、11人の影が降臨! 1曲目の「Rocketeer」は、ロケットをモチーフとした世界観がユニークでパワフルな曲。大気圏を突き破る勢いで世界へ羽ばたくぞ、というエンジン全開かつキレキレなパフォーマンスで、会場のボルテージはいきなりMAXに!
大興奮の中1曲目が終わったのですが、会場中の気合いが入りまくったMINIの両手はペンライトや応援ボードでふさがっており、熱量に相応するリアクションが取りづらいというあたふた展開に…! リーダーの木村柾哉くんが自分で自分たちに拍手を贈りながら、「…Rocketeer、どうでしたかっ!?」と照れくさそうにMINIにも拍手をおねだり。さっそく甘え上手な一面をのぞかせていました。
田島将吾くんは「部屋を真っ暗にして、観てください。コンサートっぽくない(笑)? 一緒に盛り上がっていきましょう!」と語り、後藤威尊くんは「(現場は)コンタクトをしていなくても見える距離! (配信は)部屋を明るくして、(画面に)近づきすぎないように見てください!」などと、配信で参戦しているMINIを思いやるシーンが。
また、尾崎匠海くんは「キラキラアイドル担当・尾崎匠海です☆ (会場の)100人と目を合わせて、楽しみたいです!」とアピール。
藤牧京介くんは「(会場は)声を出せないということですが、手が破れるくらい拍手して! 配信を見てくださっている方は、家だったらめちゃくちゃ騒げますから、一緒に盛り上がりましょう!」とちょっとSな一面をのぞかせつつ、盛り上げてくれました。
今回のイベントは、11月にぴあアリーナで催されたファンミーティングとは異なり、ステージととても近い距離に客席が! 尾崎くんが「ギリギリまで近づこう」と11人をステージのキワまで促して、会場のMINIへ嬉しそうにファンサしていました。
その後、ファンミの思い出をそれぞれが語る中、木村くんが「実感がないままステージに立った。1公演目は、どんな景色が広がっているか分からなくて、足がプルプル震えていた」と思い出を語り、最年少メンバーの松田 迅くんから「小鹿やん(笑)」と突っ込まれるひと幕も。
そんな中、尾崎くんが「なんと、1stファンミーティングのDVD/Blu-ray化が決定しました!円盤化ってやつかな」と重大発表! 木村くんが「実は、4公演目で『(ライブ映像を)収録していますって、言ってください』と言われていたけれど、忘れてしまった☆」とうっかり裏話を語ってくれました。
2曲目は靴が壊れるほど激しいダンスナンバー「Cardio」!
2曲目は、「練習からキツかった」「ライブでやると気分が上がる」とメンバーが語る強烈なヒップホップ曲。 曲が終わると、後藤くんが「(パフォーマンスに)気合いが入りすぎて、靴が壊れちゃった!」と許 豊凡くんの肩を借りながら、メンバーに靴底をチェックしてもらうハプニングも!
「Cardio」の意味は、「心臓の音」。そこで「最近の心拍数はどう(笑)? 心拍数が上がったエピソードがある人は?」という流れに。
松田くんが「1週間前、夢で(木村)柾哉くんから(西)洸人くんにチューしたところを見ちゃって、心臓がドキドキしてしまった!」というとんでもエピソードをご紹介。木村くんが「俺から、なんだ」と言うと、「ひーくんの部屋にいて、3人でゲームしていたのに、急になんか(笑)」と松田くんがちょっと寂しそうに語ると、「ごめんな…(笑)」と言いながら西くんの肩を抱き寄せていました。そんな西くんが「今がCardio状態(笑)」と語りつつ、木村くんと初の共同作業で振付けを担当したというパフォーマンス初披露曲「KILLING PART」を紹介!
3曲目は“キム西”が振付けを担当!「KILLING PART」
オルゴールをモチーフとしたストーリー仕立てとなっており、まずバックスクリーンに練習場の映像が。後藤くんがオルゴールを拾ってきて、みんなでふたを開けようとするが、開かない。なぜか西くんが魔法を使って指輪をオルゴールの鍵に変えて、ふたを開けてみたら…というプロローグから、パフォーマンスがスタート!
髙塚大夢くんが持ち上げられて、ピアノを弾いているような振付けから始まり、一度聴いただけで頭から離れない“KILLING PART”のようにしきりに思い出してしまう人への愛が溢れる歌詞に合わせて、オルゴール人形のような仕草や愛嬌溢れる振付けが満載!
曲が終わり、佐野雄大くんが「いかがだったでしょうか? 振付けの裏話はありますか?」と聞くと、木村くんが「家の廊下とか、僕が洸人の部屋に行ったり、そこら辺で話し合いながら作った」とのこと。「オルゴールをイメージしているんですけれど、分かりましたか? (振付けの)案が沢山あったのですが、僕らは知らなかったんですけれど、YouTubeで(似たような振付けを)やっていらっしゃる方がいまして…。僕らが思いついた振付けだったけれど、一緒だと思われるのがイヤで。一回振り入れをしたあとで気がついて、あれは無し! となり、振付けが完成したのは実は昨日(笑)」と告白。
パフォーマンス前後の映像は、田島くんが「昨日撮ったんだよね? 昨夜、僕が編集してみたんですよ」との多才っぷり。映像に登場したオルゴールの箱がちょうどiPhoneが入る大きさだったため、毎回ふたを開けるとくしゃみの瞬間とか尾崎くんの異なる画像が隠されていた、という愛されキャラならではのエピソードも。
その後、「MINIもいっしょに身体を動かして楽しんでもらいたい」とダンスレクチャーがスタート! サビの「愛しい~」から右手コツンコツンコツンと3回→指クロスしておねだり→仕草、指先、髪、声→手を前でぶらぶらさせる“キョンシームーブ”…という分かりやすいレクチャーを西くんや木村くんが披露する中、端っこでは池﨑理人くんと後藤くんがずっとじゃれ合っていたり、許くんは足つきでカッコよくダンスレクチャーを披露したりと、普段のキャラが垣間見れました。
ラストの曲は澄んだボーカルが冴えわたる表題曲「Brighter」
藤牧くんが「僕らにとって、MINIの皆さんが輝く存在です。同じようにこの曲が皆さんの支えになりますように」と語り、ピアノサウンドを基調とした温かなメロディーで心が浄化される表題曲「Brighter」を披露。4曲を終えて、11人のエンティングメッセージをご紹介します!
11月にデビューしたばかりのINI。このショーケースが今年最後の対面イベントのため、MINIとのしばしのお別れが名残惜しくて、会場の端っこで団子状に…。最後の最後まで手を振り、ファンサをしながら、バックステージへと去っていきました。年末にはおそらく日本レコード大賞新人賞のパフォーマンスも控え、最後までMINIを楽しませてくれるはず! 2022年もINIの活躍から目を離せません♡
INI(アイエヌアイ)って?
韓国発の大人気オーディション番組の日本版「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で、101人の練習生から視聴者投票から選ばれたメンバーは、 池﨑理人、 尾崎匠海、 木村柾哉、 後藤威尊、 佐野雄大、 許 豊凡、 髙塚大夢、 田島将吾、 西 洸人、 藤牧京介、 松田 迅[敬称略]の11人。11月3日に発売されたデビューシングル「A」はハーフミリオンを達成。第63回日本レコード大賞新人賞受賞が確定するなど、さらなる活躍が期待されている。
写真/©LAPONE ENTERTAINMENT