2022年01月03日 14:00
/ 最終更新日 : 2022年01月03日 14:00
CLASSY.
電車や会社で誰にもバレずに「小顔」を鍛える12の方法【人気ヘアメーク直伝】
みんなの永遠の願望といえば「顔を小さくしたい!」。とはいえ、マッサージに毎日時間をとるほど頑張れない…。 そこで、普段の生活のちょっとした合間にできるテクニックを、ご自身も超小顔のヘアメーク、小田切ヒロさんに教えてもらいました。
電車の中でもできちゃう簡単ワザ3つ
リンパのほぐし、顔筋トレ、骨盤矯正は、通勤中の電車内だからこそ、行いやすい
【1】中吊り広告を見ながら首伸ばし!
電車の中吊り広告などを見るときは、首を斜めに傾けて、しっかりと首筋を伸ばして。ここは顔のむくみの原因になる老廃物を排泄してくれる、リンパの通り道。ここをほぐすことで、リンパが流れやすくなり、小顔につながります。余裕があれば、耳の後ろのくぼみや鎖骨の下を軽く押すとより効果がUPします!
【2】ぐるぐる舌回し運動であごラインをシャープに。
口を閉じた状態で舌を歯の外側に沿わせてゆっくり1回転させます。これを左右20回ずつ行って。一日3セット行うのが理想です。法令線を内側から押し上げることをイメージしながら回して。この運動で口まわりの筋肉が鍛えられ,法令線が薄くなり、あごもキュッとシャープになります。
【3】座り方一つで骨盤矯正もできる!
電車の椅子に座るときは、骨盤をしっかりと立てて座って。 骨盤を寝かせて座ると、猫背になり、血液やリンパの流れが悪くなります。骨盤を寝かせた猫背座りを続けると、老廃物が溜まって顔がむくみ、顔が大きくなる原因に。骨盤を立たせて座ることで、骨盤を正常な位置に戻して。
オフィスワークの合間にできる簡単ワザ3つ
頬や耳のコリをほぐしたり頬筋トレであごをシャープに
【1】頬骨の下をとにかくプッシュ!
頬骨の下の食いしばると膨らむ部分をほぐします。 手をグーの形にして、中指と人差し 指でグリグリと軽く押しながらほぐして。あごから頬にかけてのラインをシュッとしたVラインに近づけるには、ここのコリをなくすことが重要!
【2】耳をほぐせば顔色がパッと明るく!
耳全体を指でつまんでほぐすことで、歯を食いしばったときに膨らむ部分、咬筋のコリが 緩和されます。耳には咬筋とつながっている筋肉があるので、ここをほぐすことで、あごがキュッとシャープになり、法令線も薄く。また、顔の血行がぐっと良くなるので、顔のくすみが気になり始める夕方に行うのが◎。
【3】ペットボトルを吸って筋トレ!
空のペットボトルの口の部分を思い切り吸ったり、吐いたりを繰り返して、口まわりを引 き締める筋トレを。ポイントは、ペットボトルがへこむくらいまで息を吸うこと。たるんだ顔 がキュッとリフトアップされるだけでなく、口角も上がり、笑顔もより魅力的になります。3回を1セットとし、一日3セットが理想。
テレビを見ながらできる簡単ワザ3つ
マッサージでリンパ菅の流れをスムーズに
【1】脇の下をほぐすのが重要
脇の下に4本の指を当てて、親指は手前の大胸筋を押さえます。そのまま10秒間ほど押して。老廃物を排出してくれる機能のある“リンパ„が集中する脇の下。ここが詰まってしまうと、老廃物が体内に溜まってしまい、血液の流れも妨げに。そしてそれが原因で顔がむくみやすくなってしまいます。
【2】鎖骨まわりもしっかりプッシュ
鎖骨の下、および鎖骨まわりを中指と人差し指で優しく押して。鎖骨にあるリンパ節は全身を流れているリンパの出口。つまり、鎖骨のまわりのリンパの流れが悪くなると、いくら他のリンパ節の流れが良くても老廃物が溜まり続けます。
【3】首もほぐしてより小顔に
顔を横に向けると自然に浮き上がるのが、首の大きな筋肉、胸鎖乳突筋。ここも老廃物を流すリンパの通り道なので ここをほぐすことで、リンパの流れが良くなり、顔がすっきり! 顔を横に向けて、胸鎖乳突筋を優しく掴みましょう。親指を手前にして、4本指を後ろにするように掴むのがコツです。
寝る前にたったこれだけ!でOKな簡単ワザ3つ
ベッドの中で肌をリフトアップするマッサージを
【1】頭皮を揉んでむくみをオフ
側頭部と前頭部を5本の指で押しながら後頭部に向かって押し流して。頭皮が凝ることで血行が悪くなり、顔もむくみやすくなります。また、頭皮と顔はつながっているので、頭 皮が凝っていると、顔の皮膚が支えられなくなり、顔がたるみます。上がった状態を皮膚に形状記憶させて。
【2】眉のまわりもしっかり流す
仰向けに寝た状態で、人差し指と中指を眉毛を挟むようにして置き、内側から外側に向かって優しく流します。眉のまわりも実は老廃物が溜まりやすい場所。ここが凝っていると、顔がたるんだり、くすみやむくみの原因になります。眉間にシワが寄りやすい人もここを伸ばすことでシワがつきにくく。
【3】頬骨を上げて法令線を薄く
人差し指の第一関節を頬骨の下に置き、そのまま頬骨に沿って内から外に向かって押し上げて。こうすることで重力で落ちてきた頬が上がり、くっきりと刻まれた法令線が薄く。日中にどんなに上げても立っている状態なので重力に負けて落ちてきますが、仰向けに寝た状態で行うと形状記憶されます。
教えてくれたのは…小田切ヒロさん
ラ・ドンナ所属。ヘアメークテクニックはもちろん、驚くほどの美容知識を武器に弊誌をはじめとした女性誌 やメディアで大活躍中。
撮影/青柳理都子 モデル/三枝こころ ヘアメーク/小田切ヒロ(LA DONNA) スタイリング/栗尾美月 取材/棚田トモコ 再構成/CLASSY.ONLINE編集室
【衣装】
パジャマ¥12,000(ルーニィ)ピローケース¥12,000ブ ランケット¥19,000(ともにカシウエア)布団カバー¥ 7,400(L.L.Bean/L.L.Bean カスタマーサービスセンター)
※この記事はCLASSY.2017年2月号の企画を再編集したものです。