「女性誌でずっと定番と呼ばれる服」は5年間、コーデでどう使われていた?

少しずつベーシックも変化するけれど、スタイリストには5年も借り続けている超ウルトラベーシックなものがあるんです。つまりそれは100%使えて、絶対失敗しないCLASSY.的王道ということ。ここに載っているものさえ買えば、この先ずっと安心して着続けられます!

流行りすたりがないブランド名品

あのブランドのあのアイテムじゃ

あのブランドのあのアイテムじゃないと!と指名リースされている物たち。指名されるにはきちんとした理由が。この価格を払ってでも、買う価値があります。

1.ATONのカットソー

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    カットソーに困ったら絶対頼れるのがATON
    濱口沙世子さん
    「CLASSY.のコーディネートにはオールシーズンカットソーが欠かせない。秋冬になると取扱ショップが減るなか、ATONはいつだって今を反映したシルエットの物があるんです。着るだけで旬の雰囲気が出せて本当に頼れます」ロンT¥16,500Tシャツ¥15,400(ともにエイトン/エイトン青山)

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    5年前は…
    ATONのビッグT×細身ボトムスでスタイルアップの紹介。ゆるTなのに女性らしいのがさすが。〈2017年4月号 撮影/水野美隆(zecca)〉

2.SLOANEのアンサンブルニット

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    とにかく着回せる!単品でも、アンサンブルでも
    村瀬萌子さん
    「ニットの王道ブランドといえばSLOANEですが、この2アイテムを用意しておけば単品でもアンサンブルでもコーディネートできるのでつい借りてしまいます。どこにでもありそうで、着たときにさりげない品格と洒落感が出るのはSLOANEならでは」カーディガン¥28,600ニットトップス¥25,300(ともにスローン)

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    4年前は…
    秋冬はウール、春夏はコットンで展開している定番。カジュアルなロゴTとも好相性。〈2018年10月号 撮影/福本和洋(MAETTICO)〉

3.MARIHAのワンピース

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    シンプルなのに存在感があり一枚でどうとでもなる
    平沼洋美さん
    「MARIHAのワンピースは生地量が贅沢に使われているから程よいボリュームとリラックス感がCLASSY.世代に違和感なくフィットするんです。着回しDiaryのワードローブにもたびたび投入するくらいに合わせるアイテム次第で表情が変わります」ワンピース¥28,600(マリハ)

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    4年前は…
    ミントグリーンのベアドレスをエレガントなリゾーティースタイルに。小物の黒で引き締めて大人っぽさをプラスしていました。〈2018年3月号 撮影/平井敬治〉

4.TSURU by Mariko Oikawaのボリュームスカート

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    コンサバでありながら甘すぎない絶妙さ
    大野千歩さん
    「TSURUといえば靴ですがスカートも凄くいい!他のブランドにはない特有のシルエットが出るボリュームフレア。一見コンサバだけど上品な甘さで、カジュアルにも着崩せる絶妙なデザイン加減が好きです。リッチ感も出ます」スカート¥33,000(ツル バイ マリコ オイカワ)

    あのブランドのあのアイテムじゃ

    5年前は…
    ライダースジャケットと合わせて甘辛MIXに。ビビッドなピンクだけどしっかり大人っぽくまとまるのがさすがのTSURU。〈2017年4月号 撮影/嶋野旭〉

撮影/西原秀岳(TENT) スタイリング/栗尾美月 取材/野田春香 再構成/Bravoworks.Inc