スキニーファット”隠れ肥満”に効く!「簡単筋トレ」でポッコリおなか解消
「スキニーファット」とは、見た目は細いのに筋肉がない、所謂〝隠れ肥満〟のこと。40代女性には最も多い体型で、閉経後や老後に益々落ちてしまう筋力を考えると今からの対策は急務事項。家事の合間や寝る前に簡単にできる「スローな筋トレ」教えてもらいました! 今回はポッコリおなか解消筋トレです。
◎ 教えてくれたのは…骨盤矯正ピラティストレーナー mieyさん
筋肉と骨格の仕組みに沿ったメソッドがSNSで大人気
産後太りをきっかけにピラティストレーナー資格を取得。解剖学も学び、筋肉や骨格の仕組みに精通。『〝がんばり筋〟をほぐせばおなかも脚も細くなる!(学研プラス)』も好評。
◎ 教わったのは…ライター 田路暢子 43歳
スキニーファットの代表選手。電動自転車じゃないと無理!
人生において運動経験がほぼなく、苦手で好きじゃない。筋肉がないから代謝が悪い、疲れやすい、お腹には脂肪がつく…と負のループに危機感を覚える今日この頃。
スキニーファットとは「痩せているのに筋肉が全然ない人」のことです
こんな人がスキニーファット
・BMIが18.5~25未満なのに、体脂肪率が25%以上
・マッサージを受けると「筋肉ないですね~」と言われる
・もはや電動自転車しか乗れない!
STORYの調査では、40代女性の76%が自身をスキニーファットと感じているという結果に。筋力がないと代謝が悪く疲れやすいのも特徴。
これを2セット!
全ての運動を行う前に呼吸法の理解からスタート。肋骨の開閉運動がきちんとできないと呼吸が浅くなり正しく筋肉に効かせづらい。また反り腰や猫背、お腹が出る原因にも。
鼻から息を吸って肋骨を開くと、横隔膜が引き下がる。手を胸下に添えて肋骨の動きを確認。鼻から吸う方が呼吸をするための筋肉「横隔膜」に効果的にアプローチできる。
口から息を吐いて肋骨を閉じると、横隔膜が引き上がる。①②を繰り返すことで横隔膜が鍛えられ、より深い呼吸が可能になる。3秒吸って7秒かけて吐く。
息を吸う時に肩が上がNGったり、吐く時に猫背になったりしないよう注意。肩を平行にキープすることを意識して。
肋骨が動かない人は…
壁に手をつき、お尻を突き出して背骨を反らし胸椎を伸ばす。胸椎の可動性が高まると肋骨が開きやすくなる。
撮影/杉本大希 ヘア・メーク/久保フユミ 取材/田路暢子 ※情報は2022年1月号掲載時のものです。
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