【下味冷凍弁当・5日目】豚こま甘辛しょうゆを使った自分弁当

アスパラに梅かつおを和える

これさえあれば7日間乗り切れる! 料理家・上島亜紀さんに教わる、「3つの下味冷凍」を使ったお弁当を紹介するWEB連載。5日目は、豚こま甘辛しょうゆの下味冷凍を利用した自分弁当です。

豚こま甘辛しょうゆを使ったルーローハン風弁当

ルーローハン弁当

「リモート用にしても、会社用にしても、自分弁当にはできるだけ火を使いたくないもの。豚こま甘辛しょうゆの下味冷凍を使ったルーローハン風のっけ弁は、メインのおかずも副菜も電子レンジで調理できる内容で考えました」(上島さん)

ピアンタ 抗菌ワンタッチランチM(600ml)イエロー¥2,200、ビアンタ 抗菌コンビセット イエロー¥1,320、あわいろランチクロス グレー¥990(サブヒロモリ)

【POINT1】自分弁当は火を使わずレンチンで調理!

レンチンでつくるルーローハン

「豚こま甘辛しょうゆは、五香粉を加えるだけで一気にルーローハン風の味つけに。長ねぎを入れてレンチンすれば、のっけ弁のおかずが完成です。五香粉はシナモンでも代用できますが、最近はスーパーでも小袋入りが100円台で売られているので、一度チャレンジしてみてはいかがですか? 普段の中華風おかずの味つけにも使えますよ」(上島さん)

メインおかず:ルーローハン風≪豚こま甘辛しょうゆ≫

【材料】

  • 豚こま甘辛しょゆ…下味冷凍1パック
  • 長ねぎ…1/6本
  • 五香粉(なければシナモン)…小さじ1/2
  • ゆで卵…1個

【つくり方】

  1. 長ねぎは1cm幅に輪切りにし、解凍した豚肉の袋に五香粉と一緒に揉みこむ。
  2. 耐熱ボウルに1を入れ、軽くラップをして600wの電子レンジで5分加熱する。
  3. ゆで卵の水分をペーパータオルで押さえて加え、ひっくり返しながら冷ます。

【POINT2】ゆで卵は水分をしっかり拭いてから味つけ

ゆで卵の水分をふく

ルーローハンをレンチンした後、同じボウルにゆで卵を加えて味玉をつくります。「ゆで卵はどんな味つけをする時でも、キッチンペーパーなどで必ず水分を拭き取ってくださいね。このひと手間で味染みが全然違います」(上島さん)

【POINT3】和え物は梅&かつおでコク増し

アスパラに梅かつおを和える

アスパラもゆでずに、レンチン加熱でOK! 冷めたら梅干し、かつおぶし、しょうゆで味つけして和え物に。「梅干しを入れるとおかずが傷みにくくなるので、夏場の和え物にもおすすめ。かつおぶしは水分を吸ってくれますし、だし感が加わって味に深みが出ますよ」(上島さん)

つけ合わせ:アスパラ梅かつお

【材料】

  • アスパラ…2本
  • <A>梅干し…1個、削り節…1g(ひとつまみ)、しょうゆ…少々

【つくり方】

  1. アスパラの皮は下半分ピーラーなどで薄く剥き、4等分に切る。軽くラップをして600wの電子レンジで40秒加熱し、そのまま冷ます。
  2. 1に、よく混ぜたAを和える。

教えてくれたのは…上島亜紀さん

料理家・上島亜紀

料理家・フードコーディネーター&スタイリストとしてTVや雑誌などで多方面で活躍。企業のレシピ監修、提案も行う。食育アドバイザー、ジュニア・アスリートフードマイスター取得。『考えなくていい 冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書多数。

【お弁当箱についてはこちら】
サブヒロモリ https://www.sabu.co.jp/

撮影/中林 香 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/富田夏子