30代女子が投資を考えてしまう、「将来への不安要素3つ」とは

コロナの影響により、「働きたくても働けない」「大幅な収入減」という状況を目の当たりにし、自分の〝お金事情〟に不安を感じる人が増えたそう。超低金利時代の今、お金は貯めるより運用するのが正解…?ということで、ファイナンシャルプランナーの先生に「投資」について教えていただきました。

最近「投資」を始めようか検討する30代が急増しています!

「お金の知識がないと難しいのでは…」と感じる投資だけど、ここ2〜3年で〝投資〟に興味を持つ20〜30代女性が増えているのだとか。その主な理由3つがこちら。

    「お金の知識がないと難しいので

    1.老後2,000万円問題
    2019年に金融庁の金融審議会、市場ワーキング・グループが「定年後、生活に必要なお金は公的年金以外で2,000万円必要(※夫婦世帯)」という趣旨の発表をし話題に。将来への備えに不安を抱く人が続出。

    「お金の知識がないと難しいので

    2.結婚しないという選択をする女性が増加
    2020年の国勢調査結果によると、女性の生涯未婚率(50歳時未婚率)は16.4%で過去最高記録を更新。年金受給がスタートする年齢まで、生活に必要な収入を得続けなければ…とプレッシャーを感じる人も。

    「お金の知識がないと難しいので

    3.定期預金の年利0.001%程度!
    いわゆるバブル期には7~8%だった定額預金の金利が、今では0.001%ほどに低下し、コツコツ貯金さえしておけば安心という考えが通用しない世の中に。お金は〝貯める〟から〝運用する〟時代に変化。

\先生はこの方/

高山一恵さん 株式会社Mone

高山一恵さん
株式会社Money&You取締役。講演や執筆、個人マネー相談などを通して女性にお金の知識を伝えるべく精力的に活動。お金のアレコレを楽しく伝えるYouTube「Money& You TV」を配信中。

取材・文/伊藤綾香 イラスト/ハザマチヒロ 再構成/Bravoworks.Inc