「つき合う」「告白する」は当たり前?小学生の恋模様!
「えっ! 男子とつき合ってる?」。娘の友達から出たびっくりワード。
大人びた会話に早熟とも思える小学生の恋模様……。今の時代、児童の男女関係はどんなことになってるの? どう対処すれば? 母親として押さえておくべきことは?
STORYママたちに聞きました
うちの子、周りの子たちの恋バナ&more
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聞くところによると、都内のある小学校ではカップルが数組いて、学校外で手を繫いでデートしたり、お誕生日プレゼントを渡したりしてるみたいです。また、大阪の友人の話では、小6でもう彼氏がいる子がいるとか……。びっくりです。娘の小学校にもカップルが数組いて、「つき合ってる」という表現を使っていました。実情としては、グループで「花やしき」に行ったときに、少し2人きりになったとか、その程度とのことではあるのですが。
小学5年になってから、子どものスマホのLINEグループがいきなり急に増え始めました。内容は〝恋バナ〟メイン。誰と誰がつき合ってる……と。タイムラインにも、「彼女ができた。やったー!」 と発信している男子もいました。つき合うといっても、見たところ何をしてるわけでもなく、両想いの確認という感じですが、子どもたちは「つき合う」「告白する」という言葉をいつのまにか覚えて、フル活用しています。
息子の同級生の女の子が、塾に行った初日、同じ小学校の男子に、「こいつ〇〇とつき合ってんだぜー!」と吹聴され、冷やかされたのがイヤすぎて、中学は女子校を選んだ……と。
小学生の恋愛事情ですが、最近は、親が絡んできて面倒くさいと聞きます。好きな男の子と一緒に遊ぶ約束をする時に自分のママに誘わせたりするみたいです。小学校高学年は女子のほうが積極的ですよね。「毎日連絡してほしい」とか、「髪を切ったら褒めてほしい」とか。「まるでOLみたいだ」と友達のママが言ってました。
ウワサで聞いたのですが、隣町に小6で妊娠した子がいたのだとか。相手は同級生だそうです。今の時代に性教育が追いついてない感じがします。
友人の息子の小学校に、ある日、海外育ちの女の子が転校してきました。そして友人の息子に猛アタックしてきたのです。友人が息子のLINEをチェックしたら、その女の子から「私たち、つき合っているんだから、今度しようよ」 と……。結局、友人は息子に「焦る必要はない」と言い聞かせて、その子とは別れさせたとか。
海外に住んでいた頃、息子が小6の時にブロンド女子と念願のデートを達成。本人は今でも誇りに思っています。
小学6年の娘のクラスにオマセな女の子がいて、勉強そっちのけで恋愛脳みたいな子で……。 恋愛チャート図みたいなものを作って、クラス内で両想いにさせる計画を綿密に練っていました。娘の友達は、さまざまな告白シーンを勝手に作られていて辟易していたそう。その子のお母さんも「受験で大変な時期に勘弁してほしい!」って、お怒り気味でした。
取材/東 理恵 ※情報は2022年4月号掲載時のものです。
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