高垣麗子さんと見つけたオシャレに楽しめる「SDGsブランド」4選

ミライを担っていく子どもたちには根付きつつある〝SDGs〟。私たち40代もキャッチUPしながらエシカルなオシャレを楽しんでいきたいもの。そんなみんなの想いが世界をひとつに繫げ、永遠の平和が訪れますように。

Reiko Takagaki

15歳でデビューし、モデル歴27年。 現在は、STORYのカバーモデルを務める。食と健康への高い関心 ら「発酵食品マイスター「」発酵食健康アドバイザー」を取得。その丁寧な暮らしぶりがInstagramで人気。4歳の女の子のママ。


◇ GANNI/ガニー

ちょっぴりモードでフェミニン。デザイン性がしっかりあるのに環 境にやさしい。ファッション性×SDGsの未来を拓くブランド。

ブラウス¥20,900 ハーフパンツ¥29,700 バッグ¥45,100※予定価格(すべてGANNI)シューズ¥145,200(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)ブレスレットにしたネックレス¥32,780 リング¥17,380(ともにKNOWHOW/ノウハウ ジュエリー)

◇ CASA RAKI/カーサラキ

リゾートを彷彿させるヘルシーな甘さで夏の到来が楽しみに♪ ナチュラルな素材感、絶妙な色味……と40代の求める要素が集結。

ブラウス¥26,329 パンツ¥31,310(ともにカーサ ラキ/マッチズファッション)バッグ¥11,000(ル・ベルニ/キャセリーニ)シューズ¥57,200(ペリーコ/ユナイテッド アローズ 有楽町店)ネックレス[YG]¥128,700 ネックレス[WG]¥49,500(ともにリーフェジュエリー)

◇ LAURA LOMBARDI/ローラ ロンバルディ

ほんのりマット&重厚なデザインで存在感もあるのに軽い着け心地が嬉しい。夏のシンプルなTシャツや黒ワンピなどに効かせたい。

ネックレス¥31,836(ローラ・ロンバルディ/マッチズ ファッション)ブレスレット¥22,550(ローラ・ロンバルディ/ザ ストア バイシー 代官山店)リング¥17,600(ローラ・ロンバルディ/ビームス ハウス 丸の内)ワンピース¥23,100(DES PRÉS)

◇ aloof home /アルーフ ホーム

廃棄をなくすため、Long Buy(定価) とTime Buy(180日後回収)の2つの購入方法から選択し、回収後は質のいい肥料に循環。娘にも伝えたい新しいサイクル。和紙を100%使用して作ったGジャンは軽やかでソフトな着心地。

和紙デニムジャケット¥49,000[Long Buy]¥24,500[Time Buy]〈aloof home〉ブラトップ¥17,600パンツ¥28,600〈LITA〉(すべてalo of home 南青山店)シューズ¥66,100(ネオアス/ザ ストア バイシー 代官山店)


いまは意識して選んでいる
SDGsブランドの洋服たち。
未来はそれがあたり前に
なっていることを願って......

日常の中で、私が常に意識をしていることの一つが環境問題です。特にファッションに携わる仕事をしているからには、ファッションを楽しむ=人や地球環境にもできるだけ配慮したうえで……と20代の頃から考えてきました。

SDGsという考え方が、ここ数年で急速に世の中に浸透してきたので、アパレルもオーガニックコットンやリサイクル素材に力を入れるようになっているし、そのクオリティの高さとスピード感にとても驚かされます。子ども服から大人まで、リーズナブルなプチプラブランドからハイブランドまで、それぞれがそれぞれのやり方で取り組んでいるので、「少しでも環境に負担のないものを選びたい」と思う私としては、すごくありがたいなと感じています。

100%リサイクルされたものではなくても、50%でも20%でもいい。意識してものを作ること、意識してものを選ぶことが重要なんだと思う。環境のことを考えすぎてオシャレの幅を狭めることはしたくないけれど、今の自分に見合ったかたちでSDGsを取り入れていけたら理想的です。

SDGsというと、デザインの幅が狭まると思われるかもしれないのですが、実はそんなことはなくて、STORY読者のみなさんにも受け入れられそうなアイテムもたくさん。私も常に新しいブランドがないかな……と、国内外のサイトをチェックし、アンテナを張り巡らしています。

最近では、敢えてSDGsをうたわないブランドも登場しています。今回紹介したGANNIもその一つ。環境のことを考えることはあたり前だから、敢えてわざわざ口に出さない、というデザイナーさんの考えだそう。それを聞いたとき、とても素敵だなと思いました。また、最近出合ったブランド、aloof homeは和紙やコットン、シルクなどを使った天然素材の洋服がやがて土に還り、野菜や果物に。「衣」から「食」へと繫がる無駄のない生産に衝撃を受けました。

大人たちが意識をもって取り組んでいるSDGsが、今の子どもたちからすると特別意識することもなく、あたり前の日常となってくれたらいいな、と願う。そのためには、親である私たちが正しい知識をインプットしてSDGsをもっと楽しまないと、と思うのです。

何かを犠牲にしたうえで得る喜びというのは、たとえそれが特別魅力的なものだったとしても、本当の意味では喜べないですよね。ファッション、食……全てに共通することだな、とつくづく感じる今日この頃です。

やっと今年の夏は、昨年までとは違う景色を満喫できるのかな……?新たなブランドを取り入れてみたり、少しファッションも冒険をして、娘と思い切り楽しみたいと思っています。

撮影/金 玖美 モデル/高垣麗子 ヘア・メーク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/入江未悠 ※情報は2022年6月号掲載時のものです。

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