髪悩みが増え、ヘアスタイル迷子になっている40代は必見です。なりたいヘアスタイルをオーダーしたのに、なんとなくしっくり似合わないということありませんか?　 似合うヘアスタイルになるためには「骨格診断」も参考になるんです。自分の骨格タイプから、似合うヘアスタイルを探ってみましょう。

指南役は…

STORYライター　尾崎亜佐子

骨格診断士・パーソナルカラー診断アナリストの資格を持つ、本誌美容ライター。2012年より髪STORYを担当し、数百人のヘアチェンジの現場に立つ。「10年ヘア企画に携わり、髪悩みが増えてくる40代が素敵にイキイキと見えるヘアスタイルのポイントがわかるようになりました。髪は印象の7〜8割を決めると言われるくらい大切なパーツです。骨格タイプを知ることで、よりご自身の似合うヘアスタイルを知る参考になることと思います。40代は、まだまだキレイの伸び代がたくさん。骨格や髪の悩みを味方に変えて、もっとキレイを目指していきましょう!」

骨格診断とは

身体の重心の位置・身体の厚み・骨や関節・脂肪のつき方や肉質などの生まれ持った身体の特徴によってタイプを分け、似合うファッションアイテムや素材・着こなしを導き出す理論のこと。体型は変化しても骨格はずっと変わりません。骨格タイプに合うものを身につけることでスタイルが良く見えたり、垢抜けて見えるようになります。これは実はヘアスタイルにも関係してくるんです。

まずは簡単な診断シートに答えて自分の骨格タイプを診断してみましょう。

○の数で下記の4つの骨格タイプに分けられます。

Aが一番多い　「ウェーブ」

Bが一番多い   「 ストレート(グラマラス)」

Cが一番多い    「ストレート(ハンサム)」

Dが一番多い   「ナチュラル」

(イラスト/骨格似合わせ協会)

骨格ウェーブタイプの特徴は?

・上半⾝に⽐べて下半⾝のサイズが⼤きい

・⾸が⻑い・鎖骨が見える・上半⾝や腕が細い

・重⼼が下気味

上半身に厚みがなく、重心が下気味。肌質が柔らかく、女性らしいものが似合います。

骨格ストレート(グラマラス)タイプの特徴は

上半⾝に厚みがある(前から⾒ると細い)

⾸が短い・⼆の腕太め・⾁質柔らかい

胸が⼤きい・重⼼が上(ウエスト位置が上)

重心が上にあり、柔らかい肌質で筋肉はあまりつきません。足が長く、外人体型のようなグラマラスな印象を受けます。

骨格ストレート(ハンサム)タイプの特徴は

筋⾁質・ふくらはぎに筋⾁・肩幅が⼤きい

⾜が⻑い・下半⾝に⽐べて上半⾝が⼤きい

⾸が短い・⼆の腕太め

重⼼が上(ウエスト位置が上)

重心が上にあり、筋肉質。肩幅が広いなど、男性的な印象のメリハリのある体型。シンプルなものが似合います。

骨格ナチュラルタイプの特徴は

太りにくい・筋⾁質で筋っぽい

関節太め・⾸が⻑い・お尻が⼩さい

鎖⾻が出ている

太りにくくて筋肉質。骨感や筋感のあるしっかりとした体型で、個性的なものが似合う、モデルに多い骨格です。

それでは次から骨格タイプに合ったヘアチェンジをご紹介します!

撮影／古水 良　取材／尾崎亜佐子