美容院に行っても、なんだかいつも髪型がマンネリ……。そのお悩み、カットだけが変化じゃないんです。毎月の白髪染めを味方にするだけで、切らなくても変われるテクニックがあるんです。 

さくらカラー

1カ月に1度の白髪染めで髪色を暗くしていますが、なんだか重たい印象。アヴェダのカラーは髪色を明るくしながら白髪も染められると聞いて、ライター自らトライします！（美STライター 伊藤恵美 39歳）

① 生え際の白髪の多い部分の毛束を取って、ハイライトを入れます。

② 顔まわりにもハイライトを入れると、顔の印象が明るくなります。仕上がりをイメージしてハイライトを入れる位置を決めるのがプロの技！

③ ハイライトが完成したら、さくらカラーを根元に塗布します。

④ 根元に塗布したら髪全体に伸ばします。

アヴェダのほんのりピンクのツヤカラーなら顔が明るく見えます

髪色に合わせて色を調合するアヴェダカラー。希望の色が叶い、白髪も染められ、ツヤも出ます。この春のオススメはさくらカラー。ピンクベースの上品な仕上がりです。とくに白髪が気になる顔まわりはハイライトを入れて明るくすると、白髪と馴染んで目立ちにくくなりますよ。

教えてくれたのは……アヴェダ ライフスタイル サロン＆スパ 南青山 カラーリスト 山本 隼さん

ゼロテク

↓

生えてきた白髪を根元から染めるには、頭皮にもカラー剤をベトッとつけるイメージですが、熟練した技術のゼロテクなら、頭皮にカラー剤をつけずに根元から染められるんです。

① 頭頂部の分け目に目立つ白髪も、頭皮に負担をかけず染められるから、薄毛予防にも。

② 頭皮のヒリヒリ感はゼロ。こまめに染めたい白髪だからこそ、頭皮と髪のことを考えて優しい処方を。

カラー剤を頭皮につけない塗布技術で優しくカラーチェンジ

頭皮にカラー剤をつけないカラーテクニック=ゼロテクは、頭皮が弱い人でもしみないのがメリットです。頭皮の負担が軽いから、白髪の減少につながります。微アルカリのカラー剤を使い、傷めずに毛先を染めてツヤを出すカラーリングにこだわっています。

教えてくれたのは……CINNAMON 代表 酒井吉之さん

シャンパンカラー

カラーリングの1カ月後、以前は悪目立ちしていた白髪が、シャンパンカラーならハイライトと馴染んで目立たなくなりました！（TEAM美魔女／会社員
太田幸子さん 50歳）

白髪を生かした色の濃淡で立体感も生まれます

白髪の生えている所や状態を見極めて、白髪を生かす場所、生かさない場所を選別しながら、必要な場所にハイライトをピンポイントで入れていきます。ベースは寒色ベースの色みにすると、ハイライト、白髪と馴染みやすくなり、自然に仕上がります。

教えてくれたのは……CUTTERS カラーリスト 原田健司さん

2019年『美ST』5月号掲載
撮影／高嶋佳代　取材／伊藤恵美　編集／佐久間朋子