【JO1】祝・初アリーナツアー! 約8,000字ライブレポ【後編】

グローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」が、初の全国ツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」を開催中! 9/22(木)のマリンメッセ福岡公演では、10/12(水)リリースの6TH SINGLE「MIDNIGHT SUN」から表題曲「SuperCali」(通称:スパカリ)をサプライズで初披露。JO1&JAM(※JO1のファン呼称)が待ち望んだ全国ツアーということもあり、全力で歌って踊って26曲、3時間越えのライブに…! そんな気合いの入りまくった「2022  JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’ @9/22福岡」オンライン配信ライブの後編をお届けします。

衝撃のサプライズ展開!6TH SINGLE表題曲「SuperCali」を初披露

14. SuperCali
全JAMが「あー、純喜くんの筋トレ、もう1回見たい!」などと呑気にはしゃいでいたところ、衝撃のサプライズ展開が。14曲目は、秘密のベールに包まれていた10/12(水)発売の6TH SINGLE表題曲「SuperCali」をサプライズで初披露! まずは出だし。魔法陣のような組みフォーメーションの真ん中で「Supercalifragilisticexpialidocious」(スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)という呪文を唱える川尻くんに、「どえらいものが始まった…」と勝利を確信したJAMもきっと多いはず。金城くんの不思議な世界観にマッチする神秘的な雰囲気や歌声、佐藤くんの別世界へと誘うエルフのような佇まい、異世界の住人と化した川西くんの爆発力のあるラップパートなど、ハイエンドなとんちきソングで個々の魅力が爆発! ラストはJO1が誇るヒーロー・豆原くんセンターの戦隊風フォーメーションで終了。

15. 無限大
からの15曲目、最年少で1位デビューを勝ち取った豆原くんがセンターを務めたデビュー曲「無限大」、という神セトリ展開に。豆原くんといえば、圧倒的な主人公感の持ち主で、今年は仮面ライダー作品への出演が叶ってしまったほど。夢に対するひたむきな姿が「国民の初恋」と表現されたこともありますし、過去のメンバーインタビューでは「練習の鬼」なんていう噂も。「このカッコいい弟にカッコ悪いと思われたくない」とメンバーの背筋を正す彼の存在が、JO1がどんなジャンルを手がけても品格が出てしまう所以なのかな…、と思い出させてくれるパフォーマンスでした!

16. La Pa Pa Pam
デビュー前のファンミーティングでも披露された『La Pa Pa Pam』は、激しくラッパを吹き鳴らすような振り付けがユニークなヒップホップ。JO1のプリンス・白岩瑠姫くんがさらストヘアをふり乱しながら魂のパフォーマンスをぶちかまし、「王子が覚醒している…!」と全JAMのテンションがさらにヒートアップ!

17. Speed of Light
マイクチェンジを挟んだあと、後半戦のこのタイミングでJO1屈指のパフォーマンスの激しさを誇る『Speed of Light』! この曲では、JO1が誇るパフォーマンスリーダー、ダンス動画はどの瞬間に一時停止してもキマっていることで知られる、川尻くんに注目。全てのカメラワークに感謝とリスペクトを持ちつつ、しかしすべては川尻くんのダンスに情報量が多すぎることが原因ではありますが、「上半身だけでなくて、足さばきも見たい」とか、「踊りながら高速で消えていくところ、見たい」など、「本当は、全部見たい!」というピュアな願望を抱えてきたJAM、きっと多いはず。今回のオンラインでも素敵でしたが、別日にオフラインの現場で拝めた川尻くんのスピライ、凄かった…。11人の頭上に川尻くんの第3の目が浮いていて、11人の移動やカメラワーク、蓮JAMのうちわをチェックしつつ、踊り、歌い、ファンサをキメながらの高速移動。ダンスの音はめの心地良さやNinjaジャンプの高さを目の当たりにして、「生のライブって、最高!」と実感。

メンバーやJAMとの絆も感じられるステージに

18. ALL HOURS
18曲目は、YSL BEAUTYとのコラボ楽曲『ALL HOURS』。JO1初の全英語歌詞で、川尻くんが振り付けを担当、お洒落な曲調とボースティング満載な歌詞とのギャップがたまらない1曲! JO1の天使であり美容番長でもある大平祥生くんは、ライブ後半でも崩れていない美肌をアピールしつつ、下唇を噛みながらのウェーブダンスでとんだ堕天使っぷりを見せつけてくれました。

19. OH-EH-OH
2ND SINGLE表題曲で、不良映画のような世界観と「ジャケットダンス」が人気のナンバー。生バンドに加えて、炎の特効、バックダンサーも参戦し、映画のワンシーンのような華やかなステージに。

20. GrandMaster
本編ラストに向けてさらに会場のムードを盛り上げたのは、オーディション最終審査の課題曲『GrandMaster』。センターステージへと移動する間も、会場全体を元気いっぱいに煽る豆原くんの姿にキュン。「誰が王者なのか I got a crown」という歌詞を熱唱する彼らに対して、総JAMが「はいはい、全員王者ですよ」という気持ちに。

21. REAL
ライブ本編のトリを飾ったのは、4TH SINGLE表題曲の『REAL』。デビュー後すぐにコロナ禍に突入、なかなかJAMと会えない日々が続いた彼らにとって、“REAL”というのはスペシャルなこと。曲の出だしでは豆原くんと川西くんがニコニコしながら服を整えあっていたり、 “ハグダンス”では単なるハグが観測されたりと、メンバーの絆を見せつけられる展開もありつつ、最後は激しくバイオリンを弾くようなダンスブレイクできっちり魅了! ここで、本編は終了します。

鳴り止まないアンコールの中BARが開店!?

22~25. Dreaming Night+Touch!+My Friends+Run&Go
鳴り止まないアンコールの拍手の中、與那城くんがバーテンダーの設定で再登場。自分らしくカスタマイズしたツアーアイテムに身を包んだメンバーが次々と客設定でひと悶着、最後はみんな眠くなって寝転がってしまい、白岩くんの世にもキュートな「しーっ♡ 」でスタートしたのは、ドラマ『ラブファントム』の主題歌になった大人気ナンバー『Dreaming Night』! 続いて、河野くんが作詞を担当した『Touch!』、與那城くん作詞・川尻くん振付けの『My Friends』、キットカットのTVCMソング『Run&Go』というハッピーソングメドレーに突入! ここでは全員が笑顔でリラックスしながら、会場のJAMへファンサ祭り! メドレーのラスト、覚醒した白岩くんによる『Run&Go』のロングトーンは圧巻でした!

残すところラスト1曲の前に、メンバーの挨拶

残すところ最後の1曲となり、一人ずつメンバーがコメント。凱旋公演となった福岡出身の川尻くんは「“辛い”に一本の線を足せば“幸せ”とよく言いますが、その一本ってどこから持ってくるの?って、ずっと思っていたんですよ。でも、僕たちが大変なとき、JAMの皆が…、僕たちを幸せにしてくれます。僕らも皆にとってそういう存在でありたいです。これからも、ずっと一緒にいてください。こんな力強いメンバーといっしょに福岡に来られたことが、誇らしくて嬉しくて…。また逢う日まで。大好きです」とマイメロ泣き。

今回のツアーではJAMの間で「覚醒している…!? 」と話題になっていた白岩くん。情熱的なパフォーマンスや歌、ラップはもちろん、カメラの向こう側まで意識し尽くされたファンサ、常に風を味方に映えさせるサラサラストレートヘアなど、プロアイドルの真髄を発揮! そんな彼のコメントが「昔、(所属していたグループの)ライブで福岡に来たことがあるんですけれど、そのときはメンバーよりもお客さんの人数が少なくて。

当時は『マジで向いてないな。なんでステージに立っているんだろう。生きてて誰の役に立っているだろう』と悩んだり、夢を諦めそうになったりしたんですけれど、何年か越しで見る福岡の景色は、全然違います。こうして皆さんに出会えて、僕の生きる道を開いてくれて、生き返らせてくれて、ありがとうございます。生まれ変わっても、皆のためにステージに立ちたいです」とコメント。全JAMが「こちらこそ、ありがとうっ!!」と感涙。

26. With Us
ラストナンバーである2ND ALBUM『KIZUNA』の表題曲『With Us』の曲振りの前に、金城くんがコメント。「自分の中にある夢は、どんどん口にしてほしい。1人で思う夢って、結局ただの夢でしかないなって。僕はJO1になる前は、そう思っていたんです。でも、誰かと思う夢って、現実になるんですよ。それが今日のことだと、僕は思います。僕たちとJAMやったら、何でも叶えられると思うんです。だから、どんどん口に出していってください。その期待に僕たちも応えていきます。今日ここで感じた絆を胸に、その絆をこれからも一緒に空へ描いていきましょう」。全JAMが力強い拍手で応えたのち、ラストナンバーがスタート。JO1とJAMの2022年を支えた2ND ALBUM『KIZUNA』期。収録曲にまつわる色んなJO1の姿でJAMを笑顔にしてくれたり、健やかなる時も病める時もそっと寄り添ってくれたであろう『With Us』という楽曲に感謝しつつ、ライブは閉幕!

 

JO1(ジェイオーワン)って?

大人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、約6500万票の視聴者投票から選ばれたメンバーは、大平祥生、川尻 蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城 奨[敬称略]の11人。’22年よりYSL BEAUTYのアンバサダーに就任。また、‘21年度Twitterトレンド大賞では「最もツイートされた著名人」、「最もメンションされたアカウント(※ミュージック部門)」、「最も使われたハッシュタグ」3冠達成、拡散力の高いアーティストとしても話題の存在に!

6TH SINGLE「MIDNIGHT SUN」10月12日(水)リリース!

表題曲「SuperCali」MV

今作では、成長の過程で感じる”痛み”を、理想と現実の狭間、昼か夜かわからない奇異な世界での恐れや胸の高鳴りになぞらえて表現。その中でこそ見つけることのできる、自分たち自身の新たな一面を追究した作品に仕上がっている。中毒性の高いリード曲「SuperCali」をはじめとする新曲全4曲を形態別に収録。初回限定盤A(DVD付き)、初回限定盤B(PHOTO BOOK付き)、通常盤の全3形態。詳しくは、JO1オフィシャルサイトをチェック。JO1公式YouTubeにて表題曲「SuperCali」PV公開中!

このKIZUNAツアーは、10月22、23日に東京・有明アリーナで行われる追加公演をもって、千秋楽を迎えます! 10月12日には6TH SINGLE「MIDNIGHT SUN」をリリース、JAMをもっと高い場所へと連れていくため、年末に向けてさらにギアを上げてトップスピードで邁進中! そんな彼らから、今後も目が離せません♡ 

写真:©LAPONE ENTERTAINMENT