年末年始の慌ただしい日々到来! 低温調理器があれば、ほったらかしで調理できて、ごちそうから普段のつくりおきまで大活躍です。
画期的!深さがない鍋でも使える低温調理器
Mart読者のトライブ会員さんへのリサーチで、今年新たに手に入れた人が多かった低温調理器。中でも尾崎さんが愛用しているアイリスオーヤマのスリム低温調理器は、名前の通りスリムでコンパクトなため使いやすいのだとか。
サイズはW5×D10×H33.4㎝と、ちょっと高さがあるステンレス水筒くらいのイメージ。本体がスリムになり小型化したことで、深さ10㎝以上、底の直径20㎝以上の鍋であれば使えるというのがポイント。また、本体はギザギザクリップで鍋のフチにしっかりと挟んで固定でき、ずれにくいので安心して長時間使うことができます。
使い方は簡単。セットしたら待つだけ!
使い方は簡単。操作パネルで加熱温度と時間を設定し、ジッパーバッグに入れた食材を鍋に沈めたらあとは待つだけ! 鍋に火をかけたままだと出かけることはできませんが、こちらは低温調理に加熱をおまかせしている間にほかのことができて時間のお有効活用できます。
①最初に加熱温度をセット。25~95℃の間で設定可能。
②次に加熱時間をセット。1分〜99時間59分の間で設定できます。
③設定温度になったらブザーが鳴り調理が始められるので、ジッパーバッグに入れた食材をお鍋にIN!
④設定した時間加熱し終えたら、タイマーが鳴り自動でストップ。待っていればお料理が完成しちゃいます。
ごちそう感たっぷりの「ローストビーフ」
火の入れ具合が難しいローストビーフも、低温調理器でつくれば肉汁が閉じ込められたジューシーな仕上がりに。牛かたまり肉を塩、こしょう、すりおろしにんにくで味つけしてから57℃で3時間、ゆっくり加熱しました。
「取扱説明書にいくつかレシピがついているので、そちらを参考にしてつくりました。一晩寝かせると、お肉がよりしっとりして切りやすくなるので、平日につくっておいたものを週末家族で食べました。ごちそう感があって大好評でした!」
ローストビーフの場合は低温調理で加熱後、表面をフライパンで焼いて焼き目をつければ完成です。
「しょうゆと赤ワインを使った玉ねぎ入りのソースのレシピも載っていたので、かけて食べました。甘みやコクが加わって美味しかったです」(尾崎さん)
おつまみに、おかずに、サラダにと万能な「鶏ハム」
ヘルシーでおかずにも、おつまみにも、サラダにもなる鶏ハム。低温調理器なら鶏むね肉が驚くほどやわらかくなります。
「鶏むね肉の表面に塩をまぶしてジッパーバッグに入れ、67℃で1時間30分加熱するだけ。手軽なので、低温調理器を手に入れてから最初につくったのが鶏ハムです。そのままおかずとして食べたり、朝食のパンにはさんで食べたりしています」
あればローズマリーなどハーブを一緒に入れて加熱すると風味がよくなります。
つくりおきもOK!具材ゴロゴロのミネストローネ
具材のゴロゴロ感が残る濃厚ミネストローネ。
角切りにした具材とトマト缶、コンソメを入れてじっくり加熱。
ジッパーバッグでつくるので、完成したらそのまま冷蔵・冷凍保存しやすく、つくりおきにもおすすめ。具材がゴロゴロ、栄養たっぷりのミネストローネもほったらかし調理できるときにつくっておけば、温めて出すだけです。
●濃厚ミネストローネのレシピ
じゃがいも中1個、にんじん1/2本、玉ねぎ1/2個、セロリ1/2本、ベーコン(あればブロック)100gを角切りにし、ジッパーバッグへ。トマトの水煮缶1缶、コンソメ小さじ2を加えて空気を抜きながら密封し、86℃3時間の設定で加熱する。
トマト缶と野菜の水分だけなので、無水調理でとっても濃厚!
栄養もうま味も閉じ込めながら調理してくれる低温調理器。他にも魚料理、スイーツ、卵料理などいろいろつくれるので、レシピのバリエーションが広がりますよ。
【お問い合わせ先】
アイリスオーヤマお客様サポート 0120-311-564
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撮影/山下忠之、高橋ノボル(使い方) 調理・フードコーディネート/加藤彩子 取材・文/富田夏子