2022年ベストコスメ、メーク部門の中でも特に進化を感じたリップ賞。もはや生活の一部となったマスクを前提に乾かず、色移りせず、色持ちも抜群でマスクを外した顔を最旬に導く良作が揃い踏み。今期のマットリップは、美ST世代の必携品です。

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マスクやカップにつかない【旬のセミマットリップ】選手権

【リップ賞1位】NARS／パワーマット リップスティック 101

扱いやすくて乾燥しない誰でも必ず似合う至極のマットリップ
なめらかなテクスチャーのエフォートレスなマットリップは、まさに時代のニーズを捉えた佳作。全15色の中でもNARSらしい洗練されたニュートラルカラーに多くの票が集中しました。鮮やかな色を長時間キープする処方で色移りも防御。￥4,290（NARS JAPAN）

【審査員のコメント】

美容ジャーナリスト 渡辺佳子さん

「滑らかなつけ心地& ふわっと柔らかに色がのる快適な使用感。しかも絶妙なヌードカラーなど、さすがNARSと思う旬の色揃い」

美容ジャーナリスト SAKURAさん

「塗り心地が抜群に良くドラマティックで大胆な高発色が印象的。マットな質感ながら潤いも感じるなど、マットリップの概念が変わります」

美容家 美香さん

「心地よいテクスチャーと美しい高発色。誰にでも似合うよう計算されたかのようなブラウンピンクで唇の形まで魅力的に」

美ST編集部 小澤博子

「塗り心地が滑らかで軽めに仕上がる大人も使えるマットリップ。マスク移りも気にせず安心」

ヘア・メークアップアーティスト イガリシノブさん

「塗る回数で濃さが変化。こってりとしたマット唇に。いろんなメークにマッチしやすく、セミマット肌と組み合わせれば今っぽ顔に」

ヘア・メークアップアーティスト 林 由香里さん

「つけるだけでおしゃれ顔に。塗り方次第でふんわりと柔らかくも、きっちりと印象的な唇にもなれる。気分やメークで塗り方を変えても」

【リップ賞2位】DIOR／ルージュ ディオール フォーエバー スティック458

ディオールの技術を結集し唇にトレンドを漂わせる
マスクプルーフ効果とリップケアを叶える新ライン。瞬時に蒸発するオイルを配合し、唇の柔らかさを守りつつ均一な発色と高密着を実現。明度違いのヌードカラー全19 色の中でも審査員にはピンクカラーが好評。￥5,500（パルファン・クリスチャン・ディオール）

【リップ賞3位】ADDICTION／ザ マット リップ リキッド Bitter Walnut

マットブームの立役者が提案するシアーな新色が時代にフィット
時代が激変した2000年に誕生し、マットブームの火付け役となったリキッドリップにシアーな発色の3色が新登場。中でも深みと抜け感を併せ持つブラウンベージュが入賞。もちろん無重力のような軽さと濃密マット質感は健在。￥3,520（ADDICTION BEAUTY）

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2023年『美ST』2月号掲載 撮影／大原敏政、Youjin Lee（ともにaosora）、五十嵐 洋　取材／森島千鶴子、中井川桂子、大山真理子　編集／漢那美由紀、小澤博子